「おぼろげながらの夢」だとしても、 口に出していくと明確になっていく(明確にさせられる)もの
(本日のお話 1749文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに、夕方からは
私が全くの苦手としている会計ソフトについて、
コンサルティングを受けておりました。
公認会計士の方とマンツーマンで、
経費の計上の仕方やら、税金対策がなにやら、
という話を教えて頂き、大変勉強になりました。
そして、お金って大事だな、、、
としみじみ思った次第。
また、夜からは、友人の誘いで、
ベンチャーの経営者や、幹部の方などが集まる、
いわゆる”意識高い系”の集まりに参戦。
若い方も多く、とても刺激になりました。
私も頑張ります!
*
さて、本日のお話です。
起業してからよく言われることの1番は、
「何をしている会社なのですか?」
という質問。
まあ、当然そうだよな、と思いながら、
その質問を重ねられる中で、
ふと思うことがありました。
今日は「ビジョンを語ることのメリット」について、
気づいたことを皆様にご共有したいと思います。
タイトルは、
【「おぼろげながらの夢」だとしても、
口に出していくと明確になっていく(明確にさせられる)もの】
それでは、どうぞ。
■先日夜に参加した、経営者や、
ベンチャー、ITの会社の集まりでの話。
近くに座った、ある
女性経営者の方と話が盛り上がり、
話を交わしていたのでした。
ちなみに、その経営者の方は、
元々誰もが知る歴史ある大手企業で、
新規事業に携わり、グループ会社の経営をした後、
MBOをして、その会社を自身のものにした、とのこと。
お話をしていて、
歴戦を経てきたのだな、ということが、
にじみ出ていることが感じられます。
*
その方から、いつもながら、
こんな質問をいただきました。
「何をしている会社なのですか?」
それに対して、私は
「主に法人への教育をやっています」
と答えます。
そして、加えて、向こう10年のビジョンなども、
語るようにしたのでした。
というのも、もちろん、私自身
”より影響力を高めた”
という思いで起業をしましたので
「法人教育してます」だけでは何の芸もありません。
ですから、深い話になったときは、
『今後のビジョン』
として、何を残していきたいのか、
ということを語るように、
最近は努めて心がけていました。
■すると、その経営者の方、
そして周りの方から、矢継ぎ早に質問、意見が来ます。
「それは、どうやって実現するのですか?」
「従業員規模は、ゆくゆくどれくらい?」
「もし、それくらいの売上規模をするなら、
◯◯なモデルじゃないと難しいですよね」
、、、と。
正直、私が語ったことは、
恥ずかしながら、深くは考えられておらず、
「おぼろげながらの夢」
でした。
細部は”不明瞭”極まりなく、
そしてどれほどの実現性が、
現段階であるかと言われれば、
怪しい部分だらけ。
それでも、口に出して誰かに言ってみると、
『フィードバック』
を貰えたりするのです。
■すると、不明瞭だった部分や、
誰かに語っても共感してもらえない部分が、
次第に明らかになってくる。
・どの点に、興味を持ってもらえるのか?
・どの話で、相手がワクワクしてもらえるのか?
・どの部分に、クエスションマークがつくのか?
、、、
それを繰り返すことで、
次第に人に心響かせられる、
そしてイメージができる「ビジョン」
が少しずつ固まってくる。
そんなことを感じたのです。
(もちろん、まだまだ道半ばもいいところですが)
■明確でないことを口にするのは、
「そんな事も考えてないの?」
と、人によっては思われるリスクもあるし、
答えられなかった場合の気恥ずかしさもあります。
それは、
自分の仕事上の目標だとしても、
プライベートな目標でもそうですし、
人生のビジョン、みたいなもっと壮大な話でも、
同じことが言えるのでしょう。
しかしながら、
口に出せば、誰かに語れば、
「反応」が帰ってくる。
そして、そのプロセスを通じて、
「不明瞭なビジョン」が固まってくることもあるのでは、
そんな事も思ったのです。
これはあくまでも、一つの考え。
ですが、
【「おぼろげながらの夢」だとしても、
口に出していくと明確になっていく(明確にさせられる)もの】
と、私は思います。
思ったことを現実にするために、
恐れず、ちょっとビビりながらも、
口に出し、大きなことを語っていきたいものだ、
そして日々新たなことを、
着実に実行していきたいものだ、
そんなことを感じた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
心配ならば私たちは行動を起こすべきであって、
憂鬱になるべきではない。
カレン・ホーナイ
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