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1594号 2018年6月28日

「おぼろげながらの夢」だとしても、 口に出していくと明確になっていく(明確にさせられる)もの

(本日のお話 1749文字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

ならびに、夕方からは
私が全くの苦手としている会計ソフトについて、
コンサルティングを受けておりました。

公認会計士の方とマンツーマンで、
経費の計上の仕方やら、税金対策がなにやら、
という話を教えて頂き、大変勉強になりました。

そして、お金って大事だな、、、
としみじみ思った次第。


また、夜からは、友人の誘いで、
ベンチャーの経営者や、幹部の方などが集まる、
いわゆる”意識高い系”の集まりに参戦。

若い方も多く、とても刺激になりました。

私も頑張ります!



さて、本日のお話です。

起業してからよく言われることの1番は、

「何をしている会社なのですか?」

という質問。

まあ、当然そうだよな、と思いながら、
その質問を重ねられる中で、
ふと思うことがありました。

今日は「ビジョンを語ることのメリット」について、
気づいたことを皆様にご共有したいと思います。


タイトルは、


【「おぼろげながらの夢」だとしても、
  口に出していくと明確になっていく(明確にさせられる)もの】


それでは、どうぞ。


■先日夜に参加した、経営者や、
ベンチャー、ITの会社の集まりでの話。

近くに座った、ある
女性経営者の方と話が盛り上がり、
話を交わしていたのでした。

ちなみに、その経営者の方は、
元々誰もが知る歴史ある大手企業で、
新規事業に携わり、グループ会社の経営をした後、
MBOをして、その会社を自身のものにした、とのこと。

お話をしていて、
歴戦を経てきたのだな、ということが、
にじみ出ていることが感じられます。



その方から、いつもながら、
こんな質問をいただきました。


「何をしている会社なのですか?」


それに対して、私は

「主に法人への教育をやっています」

と答えます。

そして、加えて、向こう10年のビジョンなども、
語るようにしたのでした。


というのも、もちろん、私自身

”より影響力を高めた”

という思いで起業をしましたので
「法人教育してます」だけでは何の芸もありません。

ですから、深い話になったときは、

『今後のビジョン』

として、何を残していきたいのか、
ということを語るように、
最近は努めて心がけていました。


■すると、その経営者の方、
そして周りの方から、矢継ぎ早に質問、意見が来ます。



「それは、どうやって実現するのですか?」

「従業員規模は、ゆくゆくどれくらい?」

「もし、それくらいの売上規模をするなら、
 ◯◯なモデルじゃないと難しいですよね」


、、、と。

正直、私が語ったことは、
恥ずかしながら、深くは考えられておらず、

「おぼろげながらの夢」

でした。

細部は”不明瞭”極まりなく、
そしてどれほどの実現性が、
現段階であるかと言われれば、
怪しい部分だらけ。


それでも、口に出して誰かに言ってみると、


『フィードバック』


を貰えたりするのです。


■すると、不明瞭だった部分や、
誰かに語っても共感してもらえない部分が、
次第に明らかになってくる。


・どの点に、興味を持ってもらえるのか?

・どの話で、相手がワクワクしてもらえるのか?

・どの部分に、クエスションマークがつくのか?

、、、

それを繰り返すことで、

次第に人に心響かせられる、
そしてイメージができる「ビジョン」
が少しずつ固まってくる。

そんなことを感じたのです。

(もちろん、まだまだ道半ばもいいところですが)



■明確でないことを口にするのは、

「そんな事も考えてないの?」

と、人によっては思われるリスクもあるし、
答えられなかった場合の気恥ずかしさもあります。

それは、

自分の仕事上の目標だとしても、
プライベートな目標でもそうですし、
人生のビジョン、みたいなもっと壮大な話でも、

同じことが言えるのでしょう。


しかしながら、
口に出せば、誰かに語れば、
「反応」が帰ってくる。

そして、そのプロセスを通じて、
「不明瞭なビジョン」が固まってくることもあるのでは、
そんな事も思ったのです。


これはあくまでも、一つの考え。

ですが、


【「おぼろげながらの夢」だとしても、
  口に出していくと明確になっていく(明確にさせられる)もの】


と、私は思います。


思ったことを現実にするために、
恐れず、ちょっとビビりながらも、
口に出し、大きなことを語っていきたいものだ、

そして日々新たなことを、
着実に実行していきたいものだ、

そんなことを感じた次第です。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

心配ならば私たちは行動を起こすべきであって、
憂鬱になるべきではない。

カレン・ホーナイ

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