「軽で迎えに行きます」という”すれ違い”から考える、コミュニケーションのあり方
(本日のお話 2123文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、お昼から
鹿児島県 徳之島に移動。
7月1日に開催される
トライアスロンに参加するためです。
、、、しかしながら、
台風7号が発生し、7月1日に、
おそらく直撃することが判明。
スイムは中止になってしまいましたが、
バイク、ランニング、楽しみたいと思います。
唯一の懸念点は、極真空手のダメージで、
まだ脚が腫れっぱなしということですが(汗)、
ベストを尽くしたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
徳之島に到着した時の話で、
「コミュニケーション」の難しさについて
改めて思うことがありました。
今日はそのお話について、
思うところを(ゆるーく)お伝えできればと思います。
タイトルは、
【「軽で迎えに行きます」という”すれ違い”から考える、コミュニケーションのあり方】。
それでは、どうぞ。
■鹿児島県 徳之島。
人口27,000人。
島を一周すると約80キロの、
奄美地方に所属する島です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E4%B9%8B%E5%B3%B6
鹿児島というより、
むしろ沖縄に場所も近く、
非常にゆるーい雰囲気がする、
大変、魅力的な島。
そんな島に、昨日到着をしました。
■旅行会社を通じてとったチケットには、
”リゾートホテル○○より到着口に迎えに行きます”
とチケットに書いてありましたが、
空港には誰もおらず、電話をしてみると、
「あー、紀藤さんね。
出てスグのビーアンドジーに受付したら
電話くれたら迎えに行きますからね」
とのこと。
(ん?ビーアンドジー?
そこはどこだ?)
と、まず思います。
とりあえず「わかりました」と伝え、
近くの人に聞いてみると、
島の大きな海運倉庫みたいなところであることが判明。
「スグそこだからね!」
と道のおじさんに言われ、
そのまま道沿いを歩いていくと、
”天城町B&Gセンター”
と呼ばれるものがありました。
それなりに距離があって、
まあ近いと言えば近いけど、
そうでもないと言えば、そうでもないよな、、、
とも思いました。
そこで思ったことは、
(島の人にとっての、
・ビーアンドジー、
・そこ、あそこ、
・スグ近く
と、”わかる前提”で言われても、
結構わからないものだよな、、、)
ということでした。
■そして、その後、
トライアスロンのレースの受付をした後、
例の”リゾートホテル”に連絡します。
すると、ホテルのお母さんらしき人が、
「じゃあ、迎えにいきますから
駐車場の前で待っていてくださいね!
ちなみに荷物はどれくらいありますか?」
と回答。
だいたい、大きな荷物2つくらいです。
と答えます。
そして、到着を待ちます。
*
、、、しかし、30分待てども来ず。
その後、電話してみると、
「あれ、先行ったのですけど、
誰もいなかったですよ、、、」
と。
そして、
「じゃあ、もう一度行きますからね、
”軽”でむかいますので」
とのことでまた待ちます。
■”軽自動車”はたくさんくるのですが
その中にそれらしき人は見当たらず。
そしてまたもや30分程たち、
電話してみます。
すると、
「あれー、おかしいですね。
先もいなかったとお父さんから
言われたんですけどね、、、」
両者の間に、なんとなーく
イヤな空気が流れます。
*
すれ違い過ぎているので、
・軽
・スグ迎えに行く
とゆるく聞いていたところを、
どんな車で、誰が、どんな人が迎えに来るのか、
などを確認して、また少し待つと、
ようやく合流できたのでした。
■そして、宿について、
色々聞いてみると、
・”軽”とは「軽トラック」のことだった
→ 対して私は「軽自動車」だと思っていた
・探す人の特徴を、”男性が1人 荷物を2つ持っている人”、
と思われていた。
→ こちらは、私と妻2名だった。
荷物は大きいバックは2つだが、
受付で荷物をもらい追加で2つ増えていた。
という事が判明。
そして、こちらも
・特に細かく、車の番号など確認していなかった
から、このようなすれ違いが起きたんですね、
などと宿のお母さんと話をして、
一件落着、となったのでした。
やり取りによる不信感から、
「感じが悪い宿なんじゃないか、、、」
と勝手に想像を膨らましていましたが、
実際にあってみると、笑顔の素敵な宿の人たちで、
”確認せず、期待を勝手に膨らませて、
早合点してしまったこちらも悪かったな、、、”
と反省をしたのでした。
■そして思ったこと。
それは、
”相手と自分の「言葉の意味」というのは、
全くもって違う”
ことを、知っておくことが大事だよな、
ということ。
・「軽」は「軽自動車」なのか「軽トラック」なのか。
・「駐車場”前”」は、どこから見て「前」なのか。
、、、
新入社員でならうような、
”自分にとっての当たり前”
を”相手に当たり前”としてはいけない、
という話かもしれません。
が、(少なくとも私は)、
普段からかなり意識していないと、
全く出来ないんだなあ、
とはっとさせられたのでした。
*
と、いうことで、
基礎的な話ではありますが、
【「軽で迎えに行きます」という”すれ違い”から学んだ
コミュニケーションのあり方】
として、
・”そこ、あそこ、前”という「相対的な言葉」や
・”軽”のような、解釈の余地のある「意味が広い言葉」
には十分気をつけて、
明確なコミュニケーションをしていきたいものだな、
と徳之島にて、思った次第。
まあ、久しぶりのお休みなので、
そんなゆるゆるしたのも全く問題なしですが、
ふと思ったので、ご共有でございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
他人を責める前に許す余地がないかどうか
考えるべきだ
ゲオリグ・リビデンベルグ
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