「意識高い系」は、突き詰めると、どこへ行くのだろうか
(本日のお話 1758字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、午前中川崎のホテルにて仕事。
7-9月の計画を立てておりました。
午後より年金事務所にいったり事務周りを行なった後、
営業研修『ヘルピング・クライアンツ・サクシード』の立会いへ。
そして、そのまま夜は見学をされた、
お世話になっている人事の方と、会食でした。
*
さて、本日のお話です。
昨日の会食の中で、
「いかに自分を磨くか」について、
語らっておりました。
(お互い、”人材開発”が専門ですので、、、)
その話の中で盛り上がりつつ、
ふと頭をよぎった「気づき」がありましたので、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「意識高い系」は、突き詰めると、どこへ行くのだろうか】。
それでは、どうぞ。
◼︎世の中には、
「意識高い系」
と呼ばれる方々がいます。
なんとなく「意識が高い」というのは、
”なんか頑張っちゃって、暑苦しい”
みたいなネガティブなイメージがあるので、
そんな言葉が生まれたのかもしれません。
*
しかし昨日、
人事の方と話をしながら、
・痩せていいカラダになろう
・もっと勉強して2025年の未来を考えた経営企画をしよう
・もっと自分の強みを尖らせよう
・空手を強くなろう
、、、
などと、「自己向上」的な話をする最中、
「とはいっても、結局、
”意識高い人たち”が世の中を変えていきますよね」
と、そうだ、確かにそうだ!
と盛り上がっていたのでした。
◼︎そんな中、改めて
(「意識高い系」とは、なんだろう?)
と疑問に思い、
ウィキペディアで調べてみると、
このようなに書かれていました。
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「意識高い系(いしきたかいけい)とは」
自分を過剰に演出する(言い換えれば、大言壮語を吐く)が中身が伴っていない若者、
前向きすぎて空回りしている若者、
インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人、
などを意味する俗称である。
※参考:ウィキペディアより
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とのこと。
■つまり、ちょっと考えてみると、
どうやら、
”「意識が高い」と「意識高い系」は別物である”
ということなのでしょう。
・「意識高い系」は空回っている。
大言壮語だが実力が伴っていない。人脈も経歴もない。
のに対して、
・「意識高い」は、から回っておらず、
大言壮語だが実力が伴っており、人脈と経歴がある。
みたいな分け方になるかと思います。
◼︎しかしながら、同時に思うこともありました。
これは世の原則なのですが、
”イメージをしなければ、形にできない”
ものです。
いくらそれが、
「意識高い系」と揶揄されても、
たとえ、
・大言壮語で、
・前向きすぎて空回りしていて、
・自己アピールを絶やさない
としても、
「より良い自分になりたい」
という”純粋な思い”を絶やさず、
そして、”努力を続けられる”のであれば、
確実に「意識高い系」は、
「意識高い」へと成長を遂げると思うのです。
(ただポイントは、
”純粋な思い”&”努力をできるか”、
が分かれ目だと思いますが、、、)
■「何かを思い描く力」というのは、
力強いものです。
ただ漫然と日々を過ごしていくよりも、
何かを実現する上で、より強い力を持つはず。
ですから、たとえ始めが
『意識高い系』
だとしても、実力がつけば、
『意識が高い』(そして優秀な人)
となるのでしょうし、
そして、更にそれを突き詰め、
物心共に豊かになっていき、成熟していけば、
自分だけではなく、周りを満たそうとする、
「自他同一」の精神へと昇華されていき、
世の偉人賢人、尊敬する年長者が語るような、
『世に何を遺すか』
という思考へと、
ステージが変わっていくのでは、
と思うのです。
◼︎『7つの習慣』の、
「第二の習慣 終わりを思い描くことから始める」でも、
”知的創造は物的創造に先立つ”
と言います。
「意識高い系」と呼ばれようが何だろうが、
より良くなろう、と大きなことを思い描こう、ということは、
素晴らしいことだと、私は思います。
そして、
【「意識高い系」は、突き詰めると、どこへ行くのだろうか?】
と問うた時、
大きなビジョンを描き、
愚直に続けることができれば、
『意識高い系』
↓
『意識高い』
↓
『世に何かを遺す』
へと、影響力の輪を拡げ、
成長を遂げていくのだろう、
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
本日も、皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
あなたができることを、
あるいはできるようになりたいと夢見ることを、
今すぐ始めてみるといい。
大胆であること自体に、力や魔法がある。
ゲーテ
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