「批判の服用方法」をきちんと学ぶ
(本日のお話 1653字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに、今後新たに行う
ワークショップについての打ち合わせなどでした。
(これはまた改めてご案内いたしますね!)
また家に帰ってからは読書。
最近は暑すぎて、
全く走っておりませんので、
体重が増量中です。
*
さて、早速ですが、本日のお話です。
昨晩、妻と
とあるウェブ番組を聴きながら、
夕食を食しておりました。
内容は「メンタリストDaiGoの心理学の話」です。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/DaiGo
その中で面白いお話がありましたので
本日はその内容について、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「批判の服用方法」をきちんと学ぶ】。
それでは、どうぞ。
◼︎良くも悪くも、
「批判」
にはものすごく強い力があります。
・すごいね!
・さすが!
・尊敬します!
・とても真似できない!
と言われると、
なんだかんだで嬉しく感じること、
あると思います。
でも、逆に、
「お前は本当にダメな奴だ」
などと「批判」された瞬間、
その言葉だけが、グサリと突き刺ささる。。。
ですから、「悪くも」という意味でいえば、
そんな奈落の底に突き落とすパワーがあるのが、
「批判」
である、といえるのでしょう。
◼︎ただし、同時に、
逆の見方もできます。
「良くも」という意味でいえば、
ネガティブな影響を与えうる「批判」でも、
その人のことを本当に思って言った、
"愛ある批判"
であれば、それはその人を変えたり、
成長させる重要な機会になり得ます。
かの有名なプロ野球の野村克也監督は、
~~~~~~~~~~~~~~
三流は無視し、
二流は称賛し、
一流は批難する。
野村克也
~~~~~~~~~~~~~~
という言葉を残しています。
三流のうちは、無視されても、
負けん気で愚直に努力せよ、
二流は、賞賛にあっても謙虚でいなさい。
一流は、足を引っ張られたり、
引きずり降ろそうとする「批難(批判)」にあっても、
曲げない、動じない信念を持て。
、、、
そんな意味だそう。
すなわち、込められた意味は、
”「批難」や「批判」というものは、
自分を成長させてくれるドライバーになり得る”
ということ。
◼︎そのように、
”良くも悪くもパワーがある「批判」”
ですが、おそらく多くの人は
「批判」されたら、率直に凹みます。
多分、傷つきます。
そして、それを引き摺って、
自分に自信をなくしたり、
元気がなくなることも時にあるはず。
「批判」は、毒にも薬にもなる。
そして、現実には、
「毒」になりえるシーンのほうが、
実は多く日常に潜んでいるのでは、
と私は思うのです。
だからこそ、
「批判」に対処をする手段を、
予め用意しておく必要がある、
とも言えるのでしょう。
◼︎そんな話を受け、
メンタリストDaiGoがある「批判」にまつわる話していました。
こんな話です。
~~~~
「失敗反応」という言葉があります。
心理学的には
『人は、1つの批判に対して、
20の賞賛があって、ようやくバランスが取れる』
と言われています。
だから、”批判”を受けた時のために、
バランスを崩したときに、戻す手段を持つ事が大事。
どんな時でも存在を認めてくれる、
受け止めてくれる、凹んだ時にバランスを保たせる”賞賛”
を与えてくれる「仲間」を持つこと、
これは、とても大事なことなんです。
~~~~
、、、そのような話でした。
そしてそれを聞いて、
なるほどなあ、と思ったのでした。
◼︎繰り返しになりますが、
「批判」というのは、
ものすごくパワフルな力を持ちます。
そして、「批判」は、毒にも薬にもなります。
だからこそ、
【「批判の服用方法」をきちんと学ぶ】
必要があるのでしょう。
自分に「批判」を受け止める精神状態や、
それに耐えうる土台、信念があるのであれば、
自らで受け止め、噛み締めればよい。
しかし、心理学的には、
「1の批判に、20の賞賛」でようやくバランスが取れるのが普通、
ということも理解し、認め、賞賛し、バランスを保たせてくれる
仲間も大切にすること。
そうすることで、日常の荒波の中でも、
力強く進む安定感を持たせることができるのではないか、
そのように思った次第です。
*
『批判の服用方法』を学ぶこと、
そして、
『1の批判には、20の賞賛を持って対処する』
こと、心に留めておきたいものですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
失敗はダメじゃないんだ。
失敗してこそ自分が見えてくるんだ。
松岡修造
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