「自分の活かし方」を見つけると、生産性がアップする
(本日のお話 2053字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、『7つの習慣』カスタマイズ研修1日の実施。
一般職の女性を対象に行いましたが、
皆様、新たなことを考える機会になった様子で、嬉しく感じました。
思ったのですが、
「自分の人生をどうしたいのか?」
「仕事のゴールは?目的は?」
ということは、普段、ほとんどの人が考えないでしょう。
でも、腰を据えて考えてみると、
”自分が大切にしたいこと”
が見えてきたりして、多くの発見があったりするもの。
そしてその発見によって、たくさんの時間を占める日常に活力を与えてくれたり、
輝かしく感じたりするのです。
だからこそ、
『第二領域』(=緊急ではないけれど、重要なこと)
として、こういった「自己投資」に時間をかけることは、
やっぱり大事だなあ、、、などと思いました。
また、夕方からは、
「ストレングス・ファインダー」のギャラップ公認講師の仲間たちと共に、
週末のワークショップの企画でした。
食べすぎました。。
*
さて、本日のお話です。
4ヶ月前に起業してから、
「ストレングス・ファインダー」という
”強み分析”が趣味&仕事になっています。
その”強み”を自分自身で分析しつつ、
今、流行りの「生産性向上」について、新たな発見がありました。
そして、その内容が皆様にお役に立つのだろう、と思いましたので、
本日はそのお話について、皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「自分の活かし方」を見つけると、生産性がアップする】。
それでは、どうぞ。
■マネジメントの神様として有名な、
故ピーター・ドラッカー氏は、こう言いました。
「驚くほど多くの人たちが、自分の得意とする仕事の仕方を自覚していない。
仕事にはいろいろな方法があることさえ知らない。
得意でない仕方で仕事をし、当然、成果が上がらないという状況に陥っている人が多い。」
、、、とのこと。
そして加えてこんなことも述べています。
「最初に知っておくべきことは、
読んで理解する人間か、聞いて理解する人間か、ということである。
ところが、世のなかには、読んで理解する「読み手」と、
聞いて理解する「聞き手」がいるということ、
しかも、両方である者はほとんどいないということを知らない人が多い。」
※引用:『自分を成長させる極意 ハーバード・ビジネス・レビュー ベスト10選』
(著:ピーター・F・ドラッカー クレイトン・M・クリステンセン)
だそうです。
■私達は、
『自分の得意な仕事の仕方を知らない。
だから成果が上がらない』
というわけです。
世の中に、
「読んで理解する」タイプと、
「聞いて理解する」タイプがいて、
自分がどちらか知ることで、
能力を発揮することができる。
だから、『自分のやり方』を見つけましょう。
こう、ドラッカー氏は言っているのでした。
■私もこの話は、以前聞いたことがあるし、
確かメルマガにも書きました。
、、、しかし、実際できているか?
と問われたら、多分(というか絶対)できていなかった。
しかし、昨日、ある発見があったのです。
*
ちなみに、米調査会社ギャラップ社200万人を分析して作った、
「強み分析」のツール、「ストレングス・ファインダー」によると
私の”強み”には、
『コミュニケーション』
というものがあるそう。
これは、
「物事を書いたり、話したり、ストーリーにしたりするのが得意」
という特徴を持つ資質です。
これを持っている人は、
「喋りながら考える」
「書いて考える」
と、うまくいきやすい、という。
■最近、研修プログラムを自分自身で、
企画・開発をすることが多いのですが、
ふと気がついたのが、
”1人で黙々と考える”→ なかなか進まない
”誰かに話しながら考える” → サクサク進む
ということでした。
「あ、これは私の「コミュニケーション」の資質を使ったほうが良いのだ」
(=喋りながら考えたほうが、圧倒的に効率的だ!)
そんな風に、ひとり「アハ体験」をして、感動をしたのです。
■驚くべきことは、こんな単純なことなのに、
実はこれまで明確には気づかなかった、ということ。
つまり、これがドラッカー氏の先述の話である、
「驚くほど多くの人たちが、自分の得意とする仕事の仕方を自覚していない。
仕事にはいろいろな方法があることさえ知らない。
得意でない仕方で仕事をし、当然、成果が上がらないという状況に陥っている人が多い。」
ということなのだろう、
と、ハッとさせられたのでした。
■おそらく、皆様も日常の仕事をする中で、
同じ仕事(企画・開発・営業)などをする中でも、
・1人でじっくりやりたい
・少数で行いたい
・大人数で巻き込んで進めたい
・人の能力を上手く活かしながら進めたい
・人に指示をして進めたい
・競争しつつ切磋琢磨して進めたい
・落ち着いた話し合いで進めたい
、、、などなど
『この環境だと、自分が活きる』
『このやり方だと、早く出来る』
ということ、実はあるのだと思います。
しかし、ではその状態を意図的に作っているか、
というと、それはまた別の話なのでしょう。
単純な話ですが、そういった
”自分自身が活きるポイントを明確に自覚しているかどうか”
が、自分の働き方、生産性に大きく関わってくるのです。
■今、世の中は働き方改革、制度改革、
色々な動きがありますが、大切なのは、
『まず自分を知ること』
なのです。
そして、魚は水、鳥は空のように、
然るべき環境を用意すること。
それが自分を活かし、
高いパフォーマンスを上げる秘訣である、
そのように強く思った次第です。
ちなみに、そんな自分の活かし方、ご興味がある方は、
ぜひ「ストレングス・ファインダー」やってみてください。
お金がかかりますが、面白いです。
https://www.gallupstrengthscenter.com/product/ja-jp/10108/top-5-cliftonstrengths-access?category=all-products
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。
しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。
ラポック
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