「結果」につなげるためには、「考え方」と「スキル」の二つを揃えること
(本日のお話 1556字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は大阪に出張。
ある金融系の会社様の一般職の皆さんに
「7つの習慣研修」
の実施の立会いでした。
また終わった後は、大阪で働いている姉と共に、
(コスパが良い)カジュアルフレンチにて会食。
久しぶりに兄弟で色々な話をしました。
*
さて、本日のお話です。
個人的な話になりますが、
昨日会食をした私と姉は、まるで性格が逆です。
(きっと皆様もご兄弟/姉妹がいる方は、
同じような方もいるのでしょうね)
私は、”外交的いろんな人と会うのが好き”。
姉は、”いつも同じ特定の人といるのが好き”。
私は、”向こう見ずに始める「石橋を叩いて当たらないタイプ」”
姉は、”色々と考えて慎重に「石橋を叩いて渡るタイプ」”。
私は、”理想を語るのが好き”
姉は、”現実を見るのが好き”。
同じように育ったのに、
こうまで性格が違うのかと、大人になってから分析すると改めて思うほどです。
そんな「違うよね」という話をする中、
「自分の理想を描く」という、
『7つの習慣』でも関連しそうなテーマについて、
少し語り合ったのでした。
その内容が、興味深く思えるものでしたので、
本日はそのお話を皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは
【「結果」につなげるためには、「考え方」と「スキル」の二つを揃えること】
それではどうぞ。
■先日、姉がある研修を受けてきたそうです。
それが「ソリューション営業」のアプローチ、
と呼ばれる内容だったとのこと。
内容は、
”お客様の「現状」と、そして「理想」を描き
そのギャップを埋めることが「ソリューションセールス」だ”
という話だったそう。
非常にシンプルな話なのですが、
この後に盛り上がった話が、
「それは人生も同じだよね」
「、、、でも、”理想”を描くって難しい」
そんなお話なのでした。
■「理想を描こう」。
というのは、どこかしこで言われるお話です。
実際、世界3000万部のベストセラーの
『7つの習慣』においても、
”第2の習慣 終わりを思い描くことから始める”
という「習慣」は、
自分の人生を成功させるための超重要項目である、
とお伝えしています。
また、それが、”世の中の原則”でもある、とも。
ですから、
「自分の人生の理想の状態(ミッション・ビジョンなど)」
を”思い描くからこそそれに近づく”、
というのも一つの事実なのです。
■しかし姉は言います。
「確かに大切だと思う。
「理想」をラクに描ければ苦労はない。
しかし、実際どうやったらいいかわからない」
、、、と。
確かに、「考え方」はわかっても、
実際のハウツー、いわゆる、
「スキル」
というのは、ある場合と、ない場合があるものだよな、
そのことにハッとさせられたのでした。
■少し話が横道にそれますが、
”自分の強み”を相対的に分析することができる、
1900万人が受ける、米ギャラップ社のアセスメント
『ストレングス・ファインダー』
というものがあります。
アメリカの世論調査の会社、
研究機関を持つ分析機関が発行しているため、
精度はかなり高いものです。
その「ストレングス・ファインダー」の「姉と私の結果の違い」から、
”考え方の傾向”ってあるよなあ、と思ったのでした。
*
私は「未来志向」と呼ばれる資質が高いのです。
未来のことを考えて、
「こうなったらいいな」「ああなったら最高だな」
と考えることが、大好きなのです。
だから、「理想の自分」は簡単に描けます。
しかし、姉は逆です。
「原点思考」と呼ばれる資質が高いのです。
原点は、すなわち「過去」。
未来とは違うものです。
過去の自分が来たルーツを考え、当時のことに思いを馳せる。
そのことが今の自分がある、と思えることは
とても心地良いし、納得ができるという資質なのです。
しかし、「未来志向」は低いゆえに、
「未来のことを考える」
ということがあまり得意ではない。
どうやったらいいかわからない。
つまり、「スキル」がない。
そんなことを話しながらふと思って、
はっとさせられたのでした。
■私たちは何かを実現しようとするときに、
誰にでも、
「自分の思考の習慣」
のようなものがあります。
世の中のビジネス書や成功本では、
あらゆるところで
「理想の自分を明確に」
とか
「自分のビジョンを持て」
と語っていますが、
実際そういうことが大切だとわかっていても、
”自分の思考の習慣”
によっては、良い悪いではなく、
なかなかできない人がいるというのも事実なのです。
■では、その場合、どうしたらいいのか?
シンプルに、
『それが(例えば、理想の自分を描くことが)得意な人に、
「スキル」を聞く」
これに限ります。
決して考えられないわけではない。
でも上手にできないことがある場合、
誰かの力を借りる、
真似るということは非常に役に立つものなのです。
一つ、確かに言えることは、
【物事を実現するためには「考え方」に加えて、
『スキル(=やり方)』で正しく実行されること】
によって、結果につながること、
これは事実だと思います。
だからこそ、
「自分の思考の習慣」を考えつつ、
得意なスキルは使い倒す、そうじゃないものを補う、
ということを意識しつつ、
”「考え方」と「スキル」の二つを揃えること”
ということを、一つのテクニックとして
覚えておくといいかもしれませんね。
「ビジョンの描き方」については、
ワークショップでもやろうと思いますので、
詳細は、その時にでも、ぜひ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
人というものは、自分自身より高く、
優れた物差しや手本を見つめる心がない限り、
決して、自分を変えようなんて思いもしない。
トライオン・エドワーズ
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