今週の一冊『「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント』
(本日のお話 1841字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日土曜日は、あるIT企業の
次世代を担う方々に1日の研修でした。
私と同年代の、30後半の方を中心に、
これから6ヶ月間、共に学び、
”セルフイノベーションを実現する”という企画。
私自身、初のチャレンジも含まれ、
本当に楽しみでした。
同時に、参加者の方に対して、
「人生が変わるきっかけ」を提供すべく、
自分自身、もっと学び、攻めていこう、
と心新たにした次第です。
もっともっとチャレンジしよう。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、オススメの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
=========================
『「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント』
(著:石原 明)
=========================
です。
■「成功」「夢を叶える」。
こういった、真っ直ぐかつ、
ある意味ピュアな言葉は、
あまりにもストレートすぎて、
最近、声を大にして語ることに、
正直なところ少し躊躇してしまいます。
しかし、私自身、
こういった類の本(と一括りにしては失礼ですが)と出会い、
そして影響を受け、
その”考え方”や”言葉”により、
自分自身のキャリアが開けてきたように思います。
*
そして、今週ご紹介する一冊の、
『「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント』
(著:石原 明)
も、私達が自分の人生を切り開くための、
大切なヒントが詰まっている本である、
そのように思いました。
■「言葉」の影響とは、
予想以上に凄まじいものがあります。
例えば、
”新卒1年目の時、先輩から貰った激励の一言”
”小学校の頃、先生が話をしていた、印象的な話”
”どこかの本で読んだ、心揺さぶられた言葉”
、、、
何気ない時に聞いた、
些細な一言だったとしても。
それらの「言葉」は、なぜか心に残り、
自分の人生における”選択”の、
基準になったりするのだから、不思議です。
■そして、この、
『成功曲線を描こう』
という書籍でも、
シンプルかつ、本質的な言葉が、
紹介されているのが、
とても印象的でした。
*
例えば、私の印象に残った話では、
以下のような話があります。
1,『習慣=意識の深さ×反復』
・習慣化するためには、
「強烈なインパクトを受けるか(意識の深さ)」、あるいは、
「何度も繰り返すか(反復)」、どちらかである。
「反復」は大変だけど「インパクト」は一瞬。
インパクトを得られるような、色んな経験を、
どんどん取りに行く事が重要。
2,『目標はすべて「成功曲線」を描いて到達される』
・努力と比例して、現実が変わっていくのではない。
それは、数学の反比例のグラフのように、
あるところまでは、ずっと平坦。だけれども
ある”臨界点”を越えた時点で、急激に”現実”が変わる。
目標到達まで一気に近づいていく。
誰も評価しない「自助努力」を決してやめないこと。
3,『仕事は親切』
・「成功」とかなんとかいっても、結局は
「あなたがしたことで誰かが喜ぶ、社会が喜ぶ、幸せになる」
ことがすべての商売の原則中の原則。
これがなければ、売り上げもあがることはない。
当然、成功などありえない。
誰かを喜ばせる。親切にしていこう。
4,『行動すれば、次の現実』。
・動いてみること、とにかくそれが大事。
それが失敗しようが、成功しようが、次の新しい選択肢が見える。
だから、思いついたが吉日で、
とにかく動いてみる事が大事である。
人生100年時代だからこそ、攻める事が大事。
、、、などなど。
(『 』以下の言葉は、私の感想が含まれています)
■正直なところ、おそらく
少し勉強されている方であれば、
「どこかで聞いたことがある話だな」
と思われるかもしれません。
実際、その通りでしょう。
上記のどれもが、違った表現で、
色々な本やら、セミナーで話されている、
基本的なことではあります。
ただ、この本の良いな、
と思ったことは、
【シンプルでわかりやすい】
【かつ本質的である】
ということ。
また描かれている表現が、
「いい言葉だなあ」
と思うものがたくさん散りばめられているので、
”心に刺さる言葉”も、きっと見つかるのではないかと。
同ジャンルの本を、
あまり読んだことがない人にとっては、
きっと大変参考になると思います。
「目標」を改めて設定して、
走り出そうと思っている方に、
オススメしたい一冊でございます。
=========================
<今週の一冊>
『「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント』
(著:石原 明)
=========================