結果を出すためには「確率の高い宝くじを引くイメージ」を持つこと
(本日のお話 1998字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
朝から、御殿場に移動し、
ある工事現場の職員の方に、
『4Dx 戦略を実行する4つの規律』
のコンサルティングプログラムの
ご説明に言っていました。
移動時間が長かったので、
往復の電車内で「税金」にまつわる本を読み耽っておりましたが、
だいぶ、お金に関して、視点が変わりました。
もうすぐ起業後、初めての決算。
勉強しつつ楽しんでいきたいと思います。
また、夜は個別コンサルティング。
そして家に帰った後は、
ムエタイジムにて汗を流しました。
良い日でした。
*
さて、本日のお話です。
昨日の個別コンサルティングの最中、
クライアント様から非常に印象的な言葉を頂きました。
頂いた文脈とは、違うものではありますが、
「可能性を切り開く」という文脈で、
ふと思い立つことがございましたので、
本日はその”気づき”について、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【結果を出すためには「確率の高い宝くじを引くイメージ」を持つことである】。
それでは、どうぞ。
■キャリア論で有名な、
クランボルツ博士は
”プランド・ハップンド・スタンス理論(計画された偶然性)”
という理論を唱えました。
その内容とは、平たく言えば、
「キャリアの多くは偶然生まれる。
しかしながら、主体的に、好奇心を持ち、前向きに行動していると、
”好ましい偶然”を引き寄せる確率が増える」
とする説です。
「とにかく前向きに、ワクワク動きましょう!」
いいことあるから」
ということですね。
(だいぶ乱暴に言いましたが汗)
■しかしこの理論、
私の拙い経験の中ではありますが、
本当にその通りだと思うのです。
世の中の殆どは、
「偶然」
で成り立っています。
・自分のキャリアも
・仕事の新規プロジェクトも
・新しいチャレンジも
・営業戦略も
計画はしたとしても、
絶対に「わからない領域」というのはあるもの。
マーケットの状況、
お客様のニーズ、気持ちなどは、
予想はできません。
ですから、ある程度、
(こっち側かな~)
という、”戦略の方向性”くらいは見えても、
「絶対にこれをやれば100%うまくいく」
「この手順でやれば、望みが全て叶う」
ということは、実は
ほぼほぼないのではなかろうか、
と感じるのです。
特に、誰も開拓していない
全く新しい領域においては、なおさらそうでしょう。
だから、コンサルティングファームに相談したからといって、
「イノベーション」が起こるわけでもないし、
結果が100%担保されるわけではない。
ゆえに、
”行動をしてみないと、
最終的にはわからない”
これが一つの原則である、
と私は感じるのです。
■だからといって、
「よくわからないから、ただジタバタするだけ」
というのも芸がありません。
”何も考えず、動くだけ”。
これはこれで、非効率である、と思うのです。
一定の”方向性”は間違えずに進む必要があります。
例えば、「自分が目指す領域」
「結果を出したい領域」において、
・「師匠」と呼べる人、
「先輩」と呼べる人に師事したり、
・書籍やセミナー、歴史など、
先人や、他の知見から学んだり、
・その領域の専門家から、
”比較的当たりやすい方法”を指南してもらう、
などなど、を行うこと。
そうして、
概ねの方向が間違っていないか、
”南南西、北北東、くらいまでのおおよその方角”
があっているかを確認していく。
これらは価値があることでしょう。
■そのようにして、
「当たりそうな領域」を絞る、
「目星をつける」ことはを行ったあと、
そこから先の、
”やってみないとわからない細かいアクション”
を、どんどんやっていく。
イメージとしては、
『確率の高い”宝くじ”売り場』
を見つけて、そこで宝くじを買う、みたいなもの。
そして、そんなスタンスが、
”自らのキャリアを開く”
”自らの可能性を拡げる”
”結果を出す”
上で、大切なことではなかろうか、
と思ったのです。
■結局は、「宝くじ」なのです。
「誰かがやって上手くいったから」
と言われるものでも、
細かい行動レベルになると、
多くのことを試さないとわかりません。
*
例えば、私も「教育事業」を立ち上げ、
走り始めています。
この業界、圧倒的に成功した人はいくつもいます。
その人達に、アイデア、ヒントを聞くことはできる。
実際、お金を払って相談しています。
でも、100%うまくいくやり方があるか、
と言われたら、そういうわけでもないのです。
なぜなら、おおよその方向性はわかっても、
先駆者と自分は、能力も違う。
もっているリソースも違う。
与えられた環境も違う。
だから、1ヶ月、1週間、1日の中で行う
細かい行動を、全部指示してもらえるはずもない。
だから、成果を出したい、
すなわち「当たり」を引こうと思うには、結局、
『圧倒的な手数』
がなければ、成功などかなわない、
と感じるのです。
■そして、それはあらゆることで、同じなのでしょう。
・自分のキャリアも
・仕事の新規プロジェクトも
・新しいチャレンジも
・営業戦略も
結局、
【 結果を出すためには「確率の高い宝くじを引くイメージ」を持つこと 】
そして、
【手数を出すこと】
が重要であろう、そのように思う次第。
私もこれまで、
ある領域で成功できた、と感じたときは、
その背後に、知的にも、物理的にも、圧倒的な”手数”がありました。
100%確信があったわけではないけど、
「このあたりかな」と
『目星をつけて、くじを引きまくる』
ことが結果を生み出してくれた、と思います。
いい宝くじ売り場を見つけて、
そして、くじを引きまくりましょう。
実際の「宝くじ」よりも、
ヒット率は高いはずです(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。
================================
<本日の名言>
生き残る確率が50%もあるなら、
僕は迷わずパラシュートで降りて、写真を取りに行く。
ロバート・キャバ(ハンガリー生まれの報道写真家)
================================