「鼻毛カットのルール」から学ぶ、生産性をアップさせる技術
(本日のお話 2285字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、個別コーチング2件、
ならびにアポイント3件でした。
また夜からは、英語の勉強、読書など。
先週から昨日にかけて、
某企業のマネージャーの方に対して、
”「ストレングス・ファインダー」の個別コーチング”
をひたすら10名を行ってきました。
どんな「学び」も、
”自分事に落とすこと”
”自分の仕事でイメージをつけること”
が実行・実践に繋がるもの。
ゆえに、改めて
ワークショップ→コーチングの流れは実に効果的だな、と思ったのでした。
私自身、楽しい時間でした。
(S社の皆様、ありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
最近、世で語られるテーマで
「生産性」というキーワードがありますね。
実際、昨日のコーチングでも、
「本当は、あれもこれもやりたいのだけど、
”働き方改革”で仕事の時間を短縮しないといけないから、
時間の捻出が出来ない」
というご相談を頂いたのでした。
「いかに時間を捻出するか」
これは、多くの現代人にとって、
喫緊の課題のように感じます。
ということで、
本日はそんな「時間の捻出」というテーマについて、
皆さまに学びをご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【「鼻毛カットのルール」から学ぶ、生産性をアップさせる技術】。
それでは、どうぞ。
■以前、私が参加したセミナーで、
「生産性を上げる時間管理術」
として、
”「鼻毛」に対する、処理のスタンスで、
生産性を高めることができる”
というような話を聞き、
「なるほどなー」と思った記憶があります。
くだらない話のようなのですが、
確かに「原則」的な話だったのです。
*
例えば、男性だと、
日々、化粧などしません。
すなわち、毎日自分の顔をまじまじと見ること、
結構、少なかったりします。
(少なくとも、私はそう)
すると、ふと朝、鏡を見ると
「鼻毛」が伸びていることに気がつく。
いかんいかん、鼻毛を切らなければ。。。
そうやって、小さなハサミを使って、鼻毛を切る。
所要時間5分。
、、、それから2週間。
気がつくと、また別のところから
「鼻毛」が出ていることに気がつく、
そうしたら、またハサミで鼻毛を切る。。。
また、伸びる、切る。
伸びる、切る。
伸びる、切る。
、、、
そうやって、
「鼻毛カット」をしている男性、
多いのではないでしょうか、
というのです。
しかし、このことを繰り返すと、
・「生産性」の低下、ならびに
・「機会損失」に繋がる、
という可能性がある、という。
■鼻毛を気づいたら、ハサミで切る。
それを2週間に1度、不定期でやるとします。
・鼻毛カット1回5分 × 月2回 × 12ヶ月
とすると、合計120分、つまり
”年間2時間、鼻毛を切っている”
ことになるのです。
2時間あれば、映画が1本見れます。
加えて「鼻毛」が出ているのに
自分だけ気づいていない、ということで、
「機会の損失」もあり得ます。
例えば営業なら、
「ああ、この人鼻毛出ているな、、、」
とお客様に、心の中で思われている。
鼻毛が気になって、話の内容に集中してもらえていない、
なんだか説得力がない、、、ということも、
真面目に起こりうるのです。
「機会損失」
以外の何ものでもありません。
そして、結構、
鼻毛が出ている男性、多いのです。
特に中年になるとその傾向が高いです。
■そして私個人でもそう。
この話を聞いて、実にギクリとしました。
私(紀藤)は、慢性鼻炎を患っており、
常に鼻が詰まっています。
すると、”鼻毛の伸び”が早い。
妻に、しばしば
「鼻毛、出てるよ」
といわれ、
”今日、鼻毛出たまま過ごしていたのか、、、”
と動揺することもしばしばありました。
そして、ふと先述の「鼻毛」に関する
セミナーのエピソードを思い出し、
なんとかせねば、、、とある時思ったのでした。
■そして、対処方を考えたのです。
それは、
【鼻毛カットのルールを作る】
ことでした。
私の場合、
1,鼻毛カッターを購入する(カット時間10秒に短縮)
2,月曜の朝のひげ剃り時に、「鼻毛カット」の習慣を加える
という「ルール」を設けました。
すると、些細なことですが、
「行動するタイミングの組み換え」&「習慣化」
によって、新たな時間を投入することなく
「鼻毛出てるよ」と言われる事がなくなったのでした。
すなわち、「鼻毛ルール」により、
・年間2時間の「生産性」の低下を防げる
・身だしなみによる「機会損失」を防げる
という効果を得られた、という話。
■このことは、小さなことに思えるかもしれません。
しかし、侮れないのです。
なぜならば、私達の日常は、
「小さなこと」の積み重ねだから。
例えば、
・洗濯カゴを分ける時に、
タオル、下着、シャツとわけて入れる
・お皿を洗う時に、同じ種類から洗っていく
・スーツをハンガーにかける時に、
ブラッシングしてから、かける
・靴を脱いだ後、シューキーパーにいれて、
ブラッシングをしてラックに並べる
・タイピングをする時に、よく使う言葉は
「ユーザー辞書」に登録する
、、、
などなど、何気ない「小さなこと」に工夫を加えると、
・洗濯物をたたむ時間が短縮されたり、
・お皿洗う時間が短縮されたり、
・スーツの持ちがよくなったり
・靴の状態が常にピカピカであるかチェックする習慣がついたり
・メールの処理が早くなる仕組み
ができたりするのです。
日常の、普段意識しない「小さなこと」に、
わずかばかりの工夫を加えること。
そのことにより、
・見えない無駄を省くことができ
・新たな時間を捻出でき、
・より「生産的」「創造的」な活動をすることができる
のです。
■「月曜日は鼻毛カットの日」とするだけで、
年間2時間を短縮できるのです。
そして、もし他にも、
同じようなことを見つけ、
20コなくしていけば、40時間となります。
「年間 2日弱の時間」
を新たに作れることになるのです。
そして新たな活動ができれば、
それは「生産性アップ」に他なりません。
日々は、小さな積み重ねです。
ウルトラCはありません。
だからこそ、愚直に、
『小さなことに工夫を重ねる』
ことをやっていきたい、そう思うのです。」
と、いうことで、本日の話に
心当たりがある皆様は、
「鼻毛カッター」
の購入から始めてみてはいかがでしょうか。
(※おすすめ:パナソニック エチケットカッター ER-GN10
http://amzn.asia/d/2GEeXvg)
生産性アップを体感できるかと。
(高性能で、おすすめでございます)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
人間は一生に一度きりではなく、
一日ごとに気持ちを改めていかなければならないのです。
フローレンス・ナイチンゲール
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