時代を先取りし、サバイバルし続けるためには、「自分が知らないだけで、知っている人は知り、やっている人はやっている」 という事実を忘れないこと
(本日のお話 1685字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
並びに夜からは、
『異業種交流会 ~経済環境分析を試みる~』
の開催でした。
講師は、友人である「小宮コンサルタンツ シニアコンサルタント 藤本正雄氏」
に行っていただきましたが、目からウロコのお話ばかりで、私自身大変勉強になりました。
お金のことも、
そして、不動産のことも、
色々学び、試したいなあ、、、
そう、しみじみ思った夜でした。
(ご参加いただきました皆さま、
改めて、ありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
昨日の「経済環境分析」のイベントにて、
私自身聞いて考えながら、思うことがありました。
今日はそのお話について、感じたこと、
そして学んだことを、皆さまにご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【時代を先取りし、サバイバルし続けるためには、
「自分が知らないだけで、知っている人は知り、やっている人はやっている」
という事実を忘れないこと】。
それでは、どうぞ。
■世の中には、
本当に知らない事が多いものです。
「経済環境分析」
という、全く考えたこともない分野もそう。
私自身、最近、多少考え始めたな、
と思っていたのが恥ずかしくなるくらい、
「なるほど、、、汗」
「全く知らなかった、、、」
という気付きの連続でした。
*
例えば、少しだけ、
昨日学んだ知識をご共有させていただくと、
「景気を予測する方法」の一つとして、
『米国における、毎月の「非農業部門の雇用の増減数」』
なんてものがある、という話。
米国は、毎月平均20万人くらいずつ、
「非農業部門(農業以外)の雇用」が増えています。
面白いことに、
この「非農業分野の雇用」が20万人より大きく上振れると、
”景気は上昇傾向であるサイン”
と読みとけるのだそうです。
逆に下振れると景気不調のサインとなる。
*
そして、それはなぜか。
それは、毎月の米国における、
「移民による人口増加の数(毎月平均20万人)」
が関わっている、とのこと。
外から来た人が、非農業部門に従事する。
それは、農業以外の産業(IT、製造など)で人を必要としているということ。
すなわち、「企業が雇用したがっている」ということになり、
それは、需要が増え、景気が回復している傾向ではないか、
、、、と読み解く。
あくまでも一要因。
しかし、そのような”兆候”をいくつも複合して、
「経済環境を分析」していく。
そんなお話を聞いたのでした。
■なるほどなあ、、、考えもしなかった。
そう、私自身、驚きとともに、
自分の無知を省みました。
そして、この時、
ふと頭によぎった”思い”がありました。
それが、
『知らないということは、「存在しないこと」と同義である』
のだな、ということ。
新聞に乗っている、数字の羅列。
意味がある人にとっては、意味があるものになります。
それを、仕事の判断に活かしたりする人もいる。
未来を予測する、一助にする人もいる。
知っている人は知っている。そして、
活用している人は、活用しているのです。
無目的にそこにあるものは実はなくて、
意味があってそこに、その「数字」を始めとした、
何かがあるもの。
それが「新聞の数字」であれ、
「絵画」であれ、
「文学の作品」であれ、
「金融の知識」であれ、
自分の心に響かないのであれば、
それは、自分が「知らない」ということ。
【「知らない」=「存在しない」】
となるから、素通りしてしまっているだけ。
知り得ることがなければ、
自分の世界には存在しないも同義です。
しかし、現実には、
「知っている人は、知っていてやっている」
のです。
ゆえに、
”知っている者と、知っていない者”の格差は、
どんどん開いていく。
この「学びの格差」「知識の格差」というのは、
本当に恐ろしいものだよな、、、
と改めて強く、感じたのでした。
■これは、あらゆることでそうであり、
自分自身の人生の直結するテーマです。
「経済環境」ということでイベントの後半には、
『”自分自身の資産”をいかに守るのか』
というような話をテーマに皆で話をしました。
その時に、
・NISAをやっている人はどれくらいいるか
・資産を海外や国内など分けて、
ポートフォリオを組んでいる人はどれくらいいるか
・不動産を持っている人はどれくらいいるか
、、、
など、聞いてみたのですが、
これも、結構バラけるのです。
これらの「お金に関する知識」についても、
先述の話と、全く同じなのです。
”知っている人は知っている。
そして、やっている人は、やっている”
のです。
誰もが、
「あえて口に出して言わないだけ」
であり、実は、自分が知らないところで、
自分が知らないことを実行し、
結果を出していたりする、
その事実を、忘れてはいけないのだろう、
そう、思うのです。
■研修でよく聞くランキングTOP5に入る言葉に、
「あと10年前に、知っておけばよかった」
という話があります。
学び、知識について、
「知っていてマイナスになる」
という話は、ありません。
学び、知識は活用してこそ価値を成しますが、
「学ぶこと」「知ること」を増やし続ける習慣も
大変重要である、そのように思います。
【時代を先取りし、サバイバルし続けるためには、
「自分が知らないだけで、知っている人は知り、やっている人はやっている」
という事実を忘れないこと】
です。
ゆえに、貪欲に、前のめりに、
あらゆることを学び続けていきたいものだ、
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今週も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
誰もが自分自身の視野の限界を、
世界の限界だと思い込んでいる。
ショペンハウアー
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