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1781号 2019年1月3日

世界No1コーチの「人は1年でできることを過大評価しすぎる。そして10年でできることを過小評価しすぎる」の言葉から考える、目標の立て方

(本日のお話 1955字/読了時間2分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日、元旦は妻の実家の茨城で、
こたつに入りながら「歴史の勉強」でした。

また、我が家で使っていたテレビを妻の両親へ譲渡したため、
自宅にテレビがない生活をしておりました。

、、、が、久しぶりにテレビを見ると、
なんとも面白いもので、

「サスケ」
「RIZIN(格闘技)」
「紅白歌合戦」
「芸能人格付けランキング」

に夢中になっていた自分にはたと気づいたのでした。

テレビの魔力、恐るべし。

今日家に帰ってきたので、
もうお正月番組の魔力には負けません。
(箱根駅伝が見られないのが残念ですが、、、)



さて、本日のお話です。

年明けになると「本年の目標」などを立てる方も、
多いのではないでしょうか。

私もその一人ですが、
この「目標」なるものを考える際に、
毎年思い出す言葉があります。

今日はその言葉について、皆様にご共有させていただくとともに、
思うところをお伝えできればと思います。


タイトルは、


【世界No1コーチの「人は1年でできることを過大評価しすぎる。
 そして10年でできることを過小評価しすぎる」の言葉から考える、目標の立て方】


それでは、どうぞ。


■タイトルの、


『人は1年でできることを過大評価しすぎる。
 そして10年でできることを過小評価しすぎる。』


という言葉。

これは、世界No1コーチと称される、
アンソニー・ロビンス氏の言葉です。

数年前にこの言葉に出会い、
なぜだかお正月になると、この言葉を思い出します。


■これも何かで読んだ話なのですが、
人は心理学的に、

「自分ができることを多く見積もる傾向がある」

そうです。

例えば、
「1日でできること」を手帳に書き出して、
1日の計画してみます。

「できるだろうな」と思い書いてみるのだけれど、
結局、1日経って見返してみると、
結構できていないまま、明日へ持ち越し。

翌日もまた同じようにいっぱい書くけど、
更に増えた状態で、翌々日に持ち越し。。。

そして、なんとなーく、

”できなかった感”

を覚えて、自己効力感をそこはかとなく下げてしまう。。。

こういうこと、思い当たる人も、
いらっしゃるのではないでしょうか。


■年が明けて、心機一転。

新しい気持ちになる新年の始まりは、
「なんだかいけそう感」が高まるときだと思います。

ある意味、リセットできる感じがして、
再スタートには持ってこい、なのが、

”1月1日”

という魔法の日付なのでしょう。

そして、

・できるだけたくさんの目標を描き、
・高らかなるビジョンを掲げ、
・変化・変容・大躍進の1年にするぞ!

と思ってみたりする。


しかし、もし仮にそう思ったとしたら、
ちょっと、一歩立ち止まってみてはどうか、とも思うのです。

同時に、考えてみるのです。

『たかだか1年でできることを、多く見積もりすぎてはいけない』

、、、と。


■これは、私自身に対する戒めなのですが、
自分がスーパーマンだったら別ですが、
こと私のような一般人の場合、

”1年でできることなど、たかだか知れている”

と思うわけです。

巷には、

・たった3ヶ月でTOEIC900点
・たった1ヶ月で体重10キロ減
・わずか1年で難関資格に合格

というような、

”短時間で、劇的な成果”

を謳うものが多くあります。
実際、それはとても魅力的に見えるもの。

そして、私もそれらの商品を、
何度となく買ってきました。

、、、しかし、です。

成功したことは、一度もないのです(涙)


それもそのはず。

実際に、本当にそれを成し遂げるためには、
必要な労力は相当なものなのです。

達成するには、バランスを欠いてでも、
労力、時間、思いを追求しないといけないことも、当然ある。

だからこそ、「1年」という期間に縛られるだけではなく、

・本当に、それが成し得たいのだろうか

・本当に、今でなければいけないのか。

・本当に、1年でなければならないのか。

そして、

・この「1年」という短期スパン”だけ”でみるのではなく、
 この「10年」という中長期スパンで捉えてみたら、どうか。

、、、

そう、考えてみるのです。

そうすると、実は結果を焦る時期ではなく
サナギのように、自力を高める時期かもしれない。

または、”攻める”ではなく、”守る”時期かもしれない。


そんな新しい発想も、
見えるのではなかろうか、と思うのです。


■1ヶ月ほど前、パソコンを整理していると
ふと2012年(7年前)に書いた、

「自分の目標」

を書いたワードのデータが出てきました。

それは、1年の計画ではなく、
「いつかできたらいいな」という
”夢物語”で書いたものなのでした。

しかし、「1年」でなく、「7年」の時間を経ると、
不思議なもので、かなりの内容が叶っているのです。


そして思うのです。

それは、

”「1年」という単位にだけに縛られてはいけない”

ということ。

冒頭の、

『ひとは1年でできることを過大評価しすぎる。
 そして10年でできることを過小評価しすぎる。』

この言葉を思い出すことが、大切ではなかろうか、
そう思ったのです。

ゆえに、それを踏まえた上で、目標を立てるのであれば、


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1,10年の目標は、欲張って、大胆に書く

2,1年の目標は、ストレッチくらいで、現実的に書く

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このバランスが大事ではなかろうか、
と思うのです。


1年と、10年。

この2つの期間を考え、
2019年の目標を考えてみると、
また違ったものが見えてくるのではなかろうか、

そんなことを思う次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

質の高い質問が、質の高い人生を創る。

アンソニー・ロビンス
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