習慣化のための、脳を味方にする効果的な方法
(本日のお話 1655字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、『リベラルアーツ探求のワークショップ』の実施でした。
今まで、歴史、リベラルアーツについて、
自分で学んだり、半日のワークショップを開催したり、
ということはありましたが、
実際に初参加の方も含めて、
・リベラルアーツ(教養)とは何かを考える
・世界史と日本史を通して考える
・今の世界を俯瞰してみる
・日本の未来を考える
という1日を通じたワークショップをしたのは、
初の試みであり、私自身、非常に刺激的な1日でした。
これらはとても大切なことだと思うので、
引き続き、ブラッシュアップして、
皆様に学びの機会を提供してまいりたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
昨日、ご紹介した本が、
『小さな習慣』という本なのですが、
この本の中に、
”「自分にご褒美をあげる」ことで脳が躾けられる”
というお話がありました。
自分が”より望ましい習慣をつけるコツ”として、
私自身やっていて、効果があるな、と感じていることがありますので、
本日はそのお話について、皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【習慣化のための、脳を味方にする効果的な方法】。
それでは、どうぞ。
■私が、ワークショップや、
初めてやったチャレンジの後、
いつも行う「些細なこと」があります。
それが何かと言うと、
”チャレンジした日は、美味しいモノを食べに行く”
ということ。
ちょっとだけ、美味しいものです。
いつも、”まあ頑張ったな”という日は、
「やる気茶屋」(=近所の居酒屋)
「藍屋」(=近所のちょっと高めのファミレス)
に行くのですが、
「結構、今日はチャレンジフルな1日だった!」
という日の後は、もうちょっと高めの、
『神楽坂のイタリアンのお店』などに行くのです。
昨日も、妻とともにそんなお店行ってきました。
いわゆる、自分に対する「ご褒美」です。
そして、この流れは私の中の一つの習慣になっています。
■なぜ、こういう活動を始めたのか。
それは、私がお世話になっているコンサルタントの方から、
2年ほど前に、こんなアドバイスをもらったことがきっかけでした。
「これから、”やりきった”という日の後は、
ぜひ、『ご褒美』を自分にあげてください。
そうすると、脳がしつけられて、
”やりきる=ご褒美”と思う習慣が付きますよ」
、、、
そんなことを教えてもらったのでした。
*
そして、昨日読んでいた『小さな習慣』という習慣化のための本にも、
同様のことが書いてあったのでした。
内容としては、こんな話です。
(以下、引用しつつお伝えします)
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<まずは自分の脳にご褒美を与える>
あなたには、脳を納得させるための
助けが必要になります。
都合のいいことに、習慣づくりのゲームでは、
フェアプレイにこだわる必要はありません。
”その行動に全く無関係の報酬”を付け加えるのです。
しばらくすると、脳は”その行動と報酬”を結びつけます。
それこそが私達の狙いです。
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、、、とのこと。
何がいいたいか、というと、
「脳」も「見返りがないとやろうと思わない」から、
まるでお手をしたらエサをもらえる犬のごとく、
『自分の脳を躾ける』
というアクションを組み込むこと。
それによって、望ましい行動をしたくなるような”習慣”を、
意図的に作ろう、というお話です。
これらは些細なことのようですが、
実際、じわじわと効いてきます。
■新しいことを始めるときに、
”気合、意志、根性”
というモチベーションや意志に頼ると、
大体失敗してしまうのが常。
ですから、些細なようですが、
”これらの「小さな工夫」をいかに知って、
生活に自然と組み込んでいく”
ことが実は、良い習慣づくりを加速させる
アクセラレーター(促進剤)になる、
そんなことを感じた次第です。
別に、イタリアンでなくても、
マッサージでも、ハーゲンダッツでも、
何でも良いのですが、地味に効果を感じるので、
おすすめでございます。
よろしければ、お試しくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
私がとても愛している徳がたった一つある。
その名は「わがまま」という。
ヘルマン・ヘッセ
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