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1801号 2019年1月22日

『独創的な人の驚くべき習慣』から思う、自分独自の道を切り開く方法

(本日のお話 2137字/読了時間4分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、お世話になっているIT企業にて、
『スピード・オブ・トラスト(信頼の作り方)』
の研修の実施立ち会い。

ならびに昼間は、お世話になっている社長と、
ランチ兼ミーティングなど。

夜は、パートナーの研修講師の方と、
今後実施する研修プログラム打ち合わせ等でした。



また、昨日「読者様アンケート」をお送りいたしましたが、
早速のご回答いただきました皆様、誠にありがとうございます!

今後の参考にして、メルマガを運営してまいります。
引き続き、回答お待ちしております。

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【読者様アンケートのお願い(回答時間1分)】
 ↓↓↓↓
 https://goo.gl/forms/rUrHueebdcLi9tL63
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さて、本日のお話です。

昨日、TEDというプレゼンテーションの動画で、

「アダム・グラント: 独創的な人の驚くべき習慣」

というお話を見ていたのですが、
そこで紹介されていた話が、とても参考になるお話でした。

本日はそのお話について、
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【 『独創的な人の驚くべき習慣』から思う、自分独自の道を切り開く方法 】。


それでは、どうぞ。


■仕事をする上で、

「クリエイティブでありたい」

という人はきっと多いと思います。

また、クリエイティブな発想がしたくとも、
なかなかアイデアが浮かばない、という方も、
いるかも知れません。


先日見た動画で、

『独創的な人が持っている習慣(アダム・クラント』
https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20160701-00002474-ted

というお話があったのですが、
それが大変参考になる話でした。


■ちなみに、「独創的である人」とは、
以下の"習慣"を持つそうです。


・先延ばしをする

・目標に向けて前進しない

・自分は疑わず、アイデアを疑う

・多くのことに着手し、多くの失敗をする

、、、

とのこと。

(詳しくは動画を御覧くださいませ)


■一見矛盾するように見えるのですが、

「先延ばしをする」「目標に向けて前進しない」、というのは、
何かアイデアを思いつくのはよいのですが、

生産性を重視するあまり、完成に向けてひた走ると、
(=目標に向けて直行すると)、確かに早く終わります。

しかし、それは同時に、

「生まれたアイデアが"熟成"されず、
 平凡なものに終始してしまう」

ということにも繋がる。

脳内には、無意識の領域があります。そして、
「意識していないけど働いている」という現象が起こっています。

それを「アイデアを思いつき、着手した後一旦置いておく」と、
まるで、ぶどうが発酵して、熟成して濃厚なワインに変容していくように、
自分の中での「アイデアの変容」が起こってくる。

、、、

その"熟成"を意図的に起こすのが、


「先延ばしをする」

(意図を持って、ある程度、がポイントです。
 「夏休みの宿題」のように、最後の最後まで先延ばしは、
 ただの怠け者になってしまうので、ご注意を、、、)

「目標に向けて前進しない」


ことである、と。


■また、「自分のことは疑わず、アイデアを疑う」というのは、

"自尊心が毀損されると、
 ビビって前に進めなくなる”

だから、「自分が悪いじゃない、アイデアが悪かっただけだ」と
言い聞かせるようにする、これがポイントです。

そして、もう一つ
「多くのことに着手し、多くの失敗をする」こと。

これがものすごく大切なことですが、結局、


『良いアイデア、良い作品とは
 "手数"をいかに出すかに比例する』


のです。

過去の音楽家も、実は、
名曲を生み出すために、
非常に多くの楽曲を作成していた。

そしてその中のいくつかが、

"名曲"

として知られるようになっているだけ。



この文脈で、私の例を出すのも恐れ多いですが、
私自身、メルマガを書いていて、

「我ながらいいメルマガだな」と思ったり
「これは反響がよかった」と思えるメルマガは、やはり一部なのです。

もちろん、1本1本、
なにか心に残るメッセージを届けるべく、
筆をしたためていますが、それでもやっぱり、

”量を書くから、いいメルマガも生まれる"

ということを、実感として感じています。


結局は、「アイデアとは数」であり、

そのためには、「多くのことに着手してみる」ことであり、

それは同時に、「多くの失敗をする」ということ。


そのことを意味するのであろう、
そのように感じています。



■まず、「手数」。

そして、「頭の中での熟成」。


起業して1年、
個別コンサルティングや、
週末のワークショップや、
組織コンサルティング、企業研修などなど、

かなり色々やってきましたが、
やっぱり、

「とりあえずやってみる」
「やりながら、もんもんと考え続ける」

と、なんだかんだで、
サービスもバージョンアップしていくと感じています。





色々と、「着手」してみること。

面白そうだ、と思ったら、
「失敗」を獲得しにいくつもりで、
とにかく動いてみること。

そして、どれがあっているのか、
良いアイデアはどれなのかは、
ある程度時間をかけて、「熟成」させること。


仕事でも人生でも、色んな選択肢が浮かぶ中で、
「自分がどのように身を立てていくのか」を、考える昨今。

ご紹介した「独創的な人になる習慣」というのは同時に


『自分オリジナルの道を見つけ、
 拡げていくための思考習慣』


と置き換えても良い話です。

私達のキャリアや、
未来も切り開いてくれる習慣になるのだろう、

そんなことを思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>


何はともあれ、夢を見るためには書斎とドア、
そして、ドアを閉め切る意思がなくてはならない。

スティーブン・キング

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