メールマガジン バックナンバー

1837号 2019年2月27日

「遺伝子検査」を受けて思った、本当の自分の見つけ方

(本日のお話 3260字/読了時間4分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は終日研修の企画、作成、
並びに四半期末の追い込みに関わる事務仕事などでした。

先日より「目標達成ワークショップ」の案内をしておりますが、
こちらも、粛々とプログラムが完成しつつあります。

これまでメルマガを1800号以上、
毎日原稿用紙5枚分ほどの量を、たすら書き続けられた理由なども振り返りながら、
”どうすれば「目標達成」できるのか”のエッセンスをまとめております。

人生は連続体ですから、
「目標達成」が通常運行になっている状態とは、

・前に進んでいる感覚が得られている
・自分が変わっていると確信できる
・上昇気流に乗っている感覚が得られる

こういった、日々の「小さな達成感」を得続けていることだと思います。

そのための秘訣を、1日と言う短い時間ですが、
余すことなくお伝えできればと。

・お勧めの習慣化ツールや、
・これさえできれば上昇気流に乗れる!鍵習慣

などについても、具体的にお伝えできればと思います。

(以下、改めてご案内です。多分今日で最後でございます)
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【特別イベント】行動を変え、結果を変え、自分を変えるための「目標達成ワークショップ」
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■イベントの概要:

自分の現状を変えるために、一番大切なものは「行動」です。
しかしながら、同時に、

・目標は掲げるものの、なかなか近づいていかない
・色々と目標立てすぎて散漫にしまう
・そもそも、何をやれば自分の人生にインパクトがあるのか思いつかない
・何かやろうとしてもすぐに挫折してしまう

ということがありませんでしょうか。

メルマガ1800号継続をしながら見つけた、

◯掲げた目標を見失わず、意志を保ち続けるための「考え方」
(知っておくべき理論、自信を保つための仕組み、失敗への対処法など)

◯掲げた目標を継続するための「技術」
(インパクトある目標を掲げるための技術、目標を絞るためのテクニック、等)

◯継続が楽しくなる「仕組み」
(おすすめアプリ、継続のシステム作り、仲間づくり等)

をお伝えするとともに、皆さまの目標を実現するプロセスを描くワークショップです。

■日時: 3月9日(土)9:00-17:00
■場所: 東京都内(追ってお知らせいたします)
■費用:10,000円(税込)
■対象: どなたでもOKです
■お申込みはこちら:https://goo.gl/forms/aOsGgaK2hmiV7h7b2

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ご興味ある方は是非お越しくださいませ。
お待ちしております!



さて、本日の話です。

先日「遺伝子検査」なるものを受けました。
その体験からの気づきと学びを、皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「遺伝子検査」を受けて思った、”本当の自分”の見つけ方】


それでは、どうぞ。


■GeneLife(ジーンライフ)と言う遺伝子検査があります。

https://genelife.jp/

自分の遺伝子タイプから、
体質・特徴・性格など、最大394もの項目がわかるという優れもの。

調べられる項目としては、

・様々な「病気」のかかりやすさ
(=糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、不眠症など)

・自分はどんな「特徴」持っているのか
(=身長、髪の太さ、目の色、アルコール代謝、
  情報処理速度、記憶力、筋肉のタイプ、肥満になりやすいかなど)

を知ることができます。

さらに面白いのが、

・自分はどんな『性格』を持っているのか
(=調和性、外向性、開放性、協調性、失敗を避ける傾向、
  外見で恋に落ちやすいか、落ち込みやすさ、ネガティブ思考、幸福感など)

までもわかると言うこと。


■「性格までわかるのか、、、」という驚きもあり、
ストレングス・ファインダーなど、自己分析を生業とする者としてはやらないわけにはいかない!
とのことで1ヶ月ほど前に、受検をしてみたのでした。



そして、1ヶ月。
先日早速遺伝子検査の結果が届きました。

結果からすると、私(紀藤)を象徴する判定結果は、以下の通りです。

・外向性 ・・・内向的なオタクタイプ
・不確実なことへの恐れ ・・・ あがり症で、人見知りタイプ
・開放性 ・・・ 新しい物好きのアイデアマン
・自己志向性 ・・・ 鉄の意思を持つ初志貫徹タイプ
・自己超越感 ・・・ 直感力が鋭くて他人に共感しやすいタイプ

とのこと。

実はセミナーとかやっていますが、
ビビりで、人見知りだそうです。

確かにふと思えば、元々の自分の性格(幼少期)は、
まさしく遺伝子通りの性格だったな、と思いますし、
別の要素で補ってきたのでしょう。

だいたい、70%くらい自己認識と同じという感覚でしょうか。

すごいです!遺伝子検査。


■ちなみに、個人的に興味深い項目では、
以下の内容も遺伝で決まることがわかっています。
それは、

・幸福度
・ネガティブ思考

という項目について。

幸せな映画を見た後に、良い雰囲気に浸りやすく、
幸福感に関わる脳の部位の活動状態が高くなる傾向があるのは、
ある遺伝子型に依存しているという実験の報告結果があり、

「幸福感を感じやすいか、感じにくいか」

というのは、遺伝子で決まっている。

幸福感というのは人生の充足感のようなものですから、
これが遺伝で決まっているというのは、なんだか、切ないような複雑な感じですが、
これが今わかっている事実なのだそうです。


■そして私は自分自身の項目も見てみました。

遺伝子検査結果を見ると、

・幸福度 =  感じにくい
・ネガティブ思考 = なりやすい

という結果なのでした。

ドンマイ、という感じですが、
この結果を見て、ふと、

(「本当の自分」ってなんだ?)

と思ったのでした。

、、、というのも、別の自己分析ツール(ストレングス・ファインダー)において、私の強みは、
「ポジティブである」(=ネガティブ思考と真逆)と出ているのです。

この矛盾をどう解釈するのか、、、そのことについて考えてみたのです。


■結論、私が思ったこと。

それは、

『自分がどう思うか、が一番大事』

ということです。

確かに遺伝子の影響による「自分の性格」はある。それは否定できません。

しかしながら、それは、
”あくまでも1つの側面から見た傾向にしか過ぎない”ということ。

このことが非常に重要なポイントだと思ったのです。

確かに遺伝子の影響はある。
しかしながら、「それが絶対ではない」のです。

すなわち、

「自分は生まれつきネガティブだから」
「自分は生まれつき幸福度が低いから」

そういって、それに縛られる必要はない、と言うこと。

確かに性格としてその”傾向”はあるとしても、
「傾向が自分そのものである」とするのは安易すぎるのです。

■ブラハラ(=ブラッドハラスメント)などと言う言葉で、

・君はB型だから雑なんだね
・君はA型だから細かいんだね

などと決めつけると言う話があるようですが、
そんな話も、愚の骨頂。

人間、そんなに単純じゃないのです。

”傾向”はあっても、”事実”ではない。
人間は「意志や経験で自分を変える事ができる生き物」なのです。

「自分のことをこう思うか」と言う思い込みの生き物が人間であり、
「自分はこうである」という定義は自分ですることができるのが人間。

でも、、その「自己探求」は簡単ではない。

「本当の自分」を知りたくて、誰かに教えてほしくて、
色々な性格診断、自己分析ツール、テストなどを受けるのでしょうし、
その事自体は素晴らしいプロセスだと思いますが、

最終的に一番大切なのは、

『自分が”本当の自分”を、どう定義するか』

という”解釈”の部分が一番重要である、と思うのです。

遺伝子検査も、ストレングス・ファインダーも、その他自己分析ツールも、
あくまでも自分の傾向を知るための1つのツールにしか過ぎません。

後は、いかにそれを自分が解釈し、
自分の人生をプラスに働かせるために活用するのか。

”解釈が全て”です。

このことを忘れないようにしたいものだし、
自分にとって都合のよいセルフイメージを、意図的に仕込んでいくことが、
日々を楽しく、充実感を持って生きるためのポイントであろう、
そのように思った次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も、皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

人はその好むところをもって、真実とするなり。

デモステネス
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