「自分が求めていること」を声に出して伝えることの効果・効能
(本日のお話 2093字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は午前中、1件の組織コンサルティングの実施。
「目標設定」を経営陣の皆さまと実施しました。
また、午後からは2件のミーティング。
夕方に、先輩経営者の方にお会いして、帰宅。
1週間に1度楽しみである、
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』を、
妻とともにご飯を食べながら見る、という1日でした。
*
また、先日よりご案内しております企業人事交流会、
まだまだ募集中です。
自分の世界というのは、多様な人と話をすると、
いかに狭いものだったか、ということに気付かされます。
ご自身の見識を深めることは、
もちろん今の組織やお仕事にプラスの影響をもたらすだけではなく、
今後の人生に関わる、1つの大きな出会いになることもありえます。
ということで、人事に携わる方、
部門で教育の責任を持たれている方など、
ぜひお気軽にお越しくださいませ。
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<企業人事交流会のご案内>
皆さまが抱える、人事課題、組織課題についての状況を共有しつつ、
知見を拡げ、縁をつなげ、アイデアを拡げる場です。
交流を目的としたライトな会です。
■第6回 企業人事交流会 ~ミドルシニア教育を考える~
◯日時:4月19日(金)18:00~21:00
◯場所:東京都千代田区九段南1丁目5-6 りそな九段ビル5F
◯費用:無料
◯対象者:企業の人材開発に関わる方(人事・部門長など)
◯お申込み: https://goo.gl/forms/BRgxT6QIPL4tjXFl2
■第7回 企業人事交流会 ~組織風土改革について考える~
◯日時:5月10日(金)13:30~16:30
◯場所:東京都千代田区九段南1丁目5-6 りそな九段ビル5F
◯費用:無料
◯対象者:企業の人材開発に関わる方(人事・部門長など)
◯お申込み: https://goo.gl/forms/XfigToRW65dIstrQ2
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さて、本日のお話です。
昨日、「7つの習慣ボードゲーム」をやったのですが、
その中で大事だな、と思う小さな原則的な気付きがありました。
今日はそのお話について、思うところを
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【 「自分が求めていること」を声に出して伝えることの効果・効能】
それでは、どうぞ。
■ちょっと季節外れですが、幼き頃、
「クリスマス前にサンタさんにお願いする」
ということを、やった記憶があります。
ラジコンが欲しい、
ゲームが欲しい、
その他おもちゃが欲しい
、、、
子供の純粋な欲求を小さな紙にしたためて、
お父さん、お母さんに「サンタさんにわたしておいてね」と告げる。
そんな微笑ましい行動、皆さまもご経験があるかもしれませんね。
「◯◯がほしい」。
そのささやかな主張をすることで、
サンタさんの化身(?)であるお父さん、お母さんの耳に届く。
そして、「欲しいもの」が手に入ることもある。
もちろん、思ったものが手に入らないこともありますが、
『自分が求めているモノが何なのかを伝える』
ことで、それが明確で、具体的でわかりやすく伝われば、
周りの人も、その「求めているもの」をあげやすくなるものです。
(ただし、その人に対して、
「信頼」や「恩」、「愛情」「共感」などを感じていることが、
条件にはなったりしますが)
■そして、ここで思ったこと。
「クリスマスのサンタさん」の例は、要は、
”『自分が求めているモノが何なのかを伝える』と
手に入る可能性がある”
という話なのですが、このことは、
実は大人になっても変わらず同じではないか、
と思ったのです。
*
1つの美徳として、我々は
・謙虚
・倹約、質素
・つつましさ
を大切にします。
これは大人になればなるほどそうかもしれません。
たしかに「あれがほしい」「これがほしい」と強欲に言いまくる人は、
ちょっとどうだろう、、、と敬遠してしまうこともあります。
故に、謙虚ないい人でいたい、ということもあるのかもしれません。
(少なくとも私の場合はそう)
ですが、同時に思うのが、
『「あれがほしい」「これがほしい」と”自分が求めているモノ”を、
声を大にして伝えなければ、周りにそれが伝わることはない』
というのも、1つの事実だと思うのです。
加えて、たまたま周りの人が、
「本当は応援したい」
「本当はサポートできる」
「本当はそのチャンスを用意できる状況にある」
といった場合でも、「自分が求めているモノ」を伝えていなければ、
”誰かの意識”にフックがかかることはなく、存在しないものとして扱われてしまうのです。
思っているのに、存在しないとされてしまうのは、
とてももったいないと思うのです。
■「俺が、俺が」「俺はこうしたい」と言い過ぎるのも、
周りを辟易させてしまう原因になりえますが、
「いやいや、そんな。自分なんて」と謙虚すぎ、意見を伝えなさすぎ、というのも
『自分の可能性を解放させる機会を失っている』
ことになると思うのです。
ゆえに、
・自分はこういうことがしたい
・こんなチャレンジがしたい
・こんなチャンスがほしい
・こんな人と出会いたい
・こんな情報が欲しい
ことはどんどん言っていいと思いますし
(言うのはタダですからね)、
『「自分が求めているモノ」を声に出し続けること』
で、意外と拾ってくれる人がいたり、
誰かの意識にひっかかることで、思わぬチャンスがめぐってくることも、
確実に言わないよりは高まると思うわけです。
■そして、重ねていうのであれば、
「自分が求めているモノ」を声に出して言うためには、
【そもそも「自分が求めているモノ」を理解しているか?】
が必要となります。
かつ、大人の求めているモノは、
子供のおもちゃよりもっと色々あるはずなので、
「お金!」「時間!」だけではないはずです。
仕事、趣味、家族、友人、健康、、、それぞれ何を求めているのか。
もっと言えば、「仕事」でも、
・どんな働き方がしたいのか?
・どんなリソースがほしいのか?
・自分が得意で、やっていて楽しいことはなにか?
・それを踏まえて、どんなことを任せてほしいのか?
・どれくらいの報酬、どんな人間関係で働きたいのか?
・どんな5年後、10年後になっていたいか?
・どんなキャリアを積み上げていきたいのか?
などなど、「深い自己探求」も大切になるのでしょう。
ということで、
『「自分が求めているモノ」を声に出すこと』
とっても大事です、というお話でした。
結局、言わないとわからない、ということですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
自分自身の道を迷って歩いている子供や青年の方が、
他人の道を間違いなく歩いている人々より好ましく思う。
ゲーテ
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