「小さな成功体験」こそが、日々の充足感を与えてくれる
(本日のお話 1680字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、新入社員研修ディスカバリーの立ち会いでした。
約140人の方が一斉にワークをやる姿はなかなか圧巻でした。
また、終わってから夜は、小田原の海沿いを15キロのランニング。
結構、頑張りました。
野辺山100キロマラソンまであと46日。
追い込んで、きっちり完走したいと思います。
*
さて、本日の話です。
実は最近忙しいを理由に、走ろう走ろうと思いつつ、
なかなか走ることができずぶくぶくと体重が増えておりました。
そして100キロマラソンへの危機感をつのらせていました。
そんな中で、昨日仕事終わりに走ったのですが、
その中で感じた気づきがありましたので、
本日はそのお話を皆様に共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「小さな成功体験」こそが、日々の充足感を与えてくれる】
それでは、どうぞ。
■「習慣のリズム」はとても大切です。
不思議なもので、「習慣のリズム」がいちど崩れてしまうと、
なし崩し的に「まあいいや」となりすべてきなくなってしまう、
ということが起こります。
例えるなら、私のランニングの習慣がまさしくそうでした。
空手を始めて、空手との相性が悪いから。
最近、仕事が忙しくなってきたから。
そんな理由を元に、「走ること」をおろそかにしていました。
でも、どこかでそれは「言い訳だなあ」と自分ではわかっているのです。
■しかし、一度習慣的に走っていた後に、
再度走り始めるのは、億劫。
でも、総合的には得られるものが大きいのです。
・例えば、走りながら、”自分の頭が整理される”こと。
・あるいは、走ることによって、自分の”体が健康に保たれる”こと。
睡眠も深くなること。
・または、”精神的な充足感”を得られること。
妥協せず、追い込んで走ることで、自信が生まれるのです。
そして、実際走っている時間を考えてみると、
シャワー浴びる時間含めて大体、1時間半位で終わります。
家に帰ってぼーっとすればすぐ一時間半。
だからやらない理由はない、といえばそう。
■しかし、繰り返しますが、やめたことを再度始めるのは億劫なのです。
特に「追い込むこと」は妥協しやすい。
走りながら、
・やっぱり10キロにしようかな、
・明日も仕事だし、早めに帰って本を読む方が今は重要かもしれないし、、
・まだ足の筋肉痛が取れていないし、
など面白いぐらいにその言い訳がポンポン浮かんでくるのですが、
冷静にその気持ちを見つめてみると、結局「自分が楽をしたい」という気持ちが、
その”考えの発端”であることに気づきます。
それはやっぱり「言い訳」なのです。
■そんな頭の中の言葉と対話をしつつ、
なんとか妥協せずに走ってみるのです。
そうすると、不思議なものです。
自分の中で、じんわりと充足感に包まれる、
そんな感覚がしたのです。
それが『小さな成功体験』なる感覚かもしれません。
小さなことをやり切る事で、精神的に満たされる。
ちゃんとやり切れた自分を認めてあげられるような、そんな感覚がしたのです。
■たかだかランニングといえば、そうかもしれません。
しかし、自分が決めた「小さいチャレンジ」をきちんと最後までできること、
それは物事の大小ではなく、比較でもなく、
その感覚こそが自分に自信を与えてくれるのは確かです。
そしてそれが、私達の1日を、
より健やかに過ごさせてくれる大きな要因であると思うのです。
■日々の充足感と言うのは、
『自分が決めたことを、やり切れた感覚を持てたかどうか』
が、そして小さな達成感を得られたかが、大きく影響しています。
それはランニングだけではなく、仕事でもなんでもそうなのです。
日々、何となく過ごしていく事は簡単。
しかし、「自分が決めたことをやる」、このことを小さく小さく積み重ねることで、
人は「小さな成功体験」を積み重ね、そして遥か遠くに行けるのはではないだろうか、
改めてそんなことを思った次第。
3歩進んで2歩下がるを繰り返しつつ、
前に進んでいきたいな、と思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
勝って、勝ちに傲ることなく、
負けて、負けに屈することなく、
安きにありて、油断することなく、
危うきにありて、恐れることもなく、
ただ、ただ、一筋の道を踏んでゆけ。
嘉納治五郎
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