メールマガジン バックナンバー

1899号 2019年4月30日

「メルマガやブログをスラスラ書く」ための3つのステップ

(本日のお話 2456字/読了時間4分)


■こんにちは。紀藤です。

平成最後の日ですね。
そんな中、午前中、知人との朝食ミーティング。
午後からはマーケティング本の読書でした。

現在、読み進め中のマーケティング本は、

『コトラーのマーケティングコンセプト』
『ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11』
『ある広告人の告白』
『BtoBウェブマーケティングの新しい教科書 営業力を飛躍させる戦略と実践』
『BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方 日本企業のマーケティングと営業を考える』
『実戦マーケティング戦略』
『実戦マーケティング思考』

などなど。

なんとなくですが、ちょっと形が見えて来た気がします。
作成中の会社ホームページに活かすため、
GWはガッツリ取り組みたいと思います。



さて、本日の話です。

空手のダメージでランニングの練習ができないため、
ひたすら「マーケティング」の本を読んでいる、
なんとも地味なゴールデンウィークです(汗)

そんな中で出会ったあるマーケティング本に、
”「発信力」を鍛えるためのヒント”として
なるほどなと、深く共感、納得するお話がありました。

今、部下を持つマネージャーの方、人事の方、経営者の方でも、
「メンバーや社員に発信をしたい」という方も増えていると感じます。

ということで、今日は「発信力」というテーマで、
皆様に参考になりそうなお話を、ご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【 「メルマガやブログをスラスラ書く」ための3つのステップ 】


それでは、どうぞ。


■先日、インターネットで、

「1億総発信時代の到来だ」

などと書かれている記事を目にしました。
(ちょっと言い過ぎな感じもありますが、、、)

ただ、

・働き方改革、副業のトレンド
・個人が発信できる環境の増加(オンラインサロンやnoteなど)
・サラリーマンをしつつ、自分のブランドを持つインフルエンサーの登場

などで、一人一人が
”自分のメディア”や”自分のコミュニティ”を持ち、
ブログやメルマガなどでますます自由に発信できるようになっている、
というは大きな流れの一つです。

ですから、「一億総発信」などという言葉も、
この流れを端的に言い表したくてもじった表現なのかと。
(まあ、実際は”1億総発信”なんてないと思っていますが…)


■ただ、思うに私の周りでも確かに、

・自分のキャリアのため、
・定年後の仕事を生み出すため、
・現在の仕事に役立たせるため、

様々な理由はあるにせよ、

「発信をしたい」
(=アウトプットをして、周りに影響を与えたい)

という想いを持つ方は、増えているように感じます。


そして、「アウトプットをする」、「発信をする」と考えた時、
思いつくものとしては、ライトなもので言えば、

・SNS、日記

ちょっとかしこまったものになると、

・ブログ or メルマガ

が想像できるかな、と思います。

■しかし、それらの表現方法は、
チャネルが違うと難易度も変わってきます。

これは私の感覚ですが、

”「 日記→ブログ→メルマガ」の順でハードルが高くなる”

と感じております。

というのも、自分の中だけで書く「日記」であれば、
どんな内容だろうが、わかりづらかろうが、
役に立とうが立つまいが構わないですが、

「ブログ」などである程度自分の思想や考えの自己開示をし、
人の目に触れるようになると、”見られること”を意識するからです。
そうすると、どうしても「質」が気になってくる。

「メルマガ」になるとその傾向は更に増します。
こちらから”送らせていただく”わけですから
その”質”を考えなければ、ただの迷惑メールになってしまいます。

読んでいただくための時間を頂戴しているという、
「発信者の責任」を意識しながら送ることが求められる、、、

ゆえに、

”「日記→ブログ→メルマガ」の順でハードルが高くなる”

という感覚は、多分そうでなかろうか、
と思うわけです。


■いずれにせよ、
「しっかり発信しようとすればするほど躊躇を感じる」
これは、一つの事実。

専門的な言葉では、

『ライターズ・ブロック』

と呼ばれる現象が起こるそうなのです。

これは、プロの作家の間でもよく起こる現象と言われている、
”心理的な抵抗”のようなもの。

簡単に言えば、

”完璧に、いい文章を書かなければいけない”

というプレッシャーを感じてしまい、
筆が全く進まなくなってしまうという現象が、
一生懸命発信をしようとすればするほど起こってくる、

というのです。

私の周りでブログやメルマガを書いている人でも、
この現象に陥り、何も書けないまま1時間経ち、2時間たち

(やっぱり俺/私には向いていない)

と、せっかく発信しようと思った気持ちが萎えてしまう、
という人、実際にいます。


■では、この『ライターズ・ブロック』を、
どのように乗り越えたらいいのか。

そして、「発信をラクにする」ために、
どのような工夫ができるのでしょうか。

そのための対処法として、私がやっている工夫があります。
それを皆さまにご紹介したいと思います。

その方法とは、以下のような3ステップです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【「メルマガやブログをスラスラ書く」ための3つのステップ 】


1、最初は誤字脱字関係なく、最後まで書き通す
 (※私の場合、音声入力なので”喋り通す”)

2、修正をしながら全体を構成し直す

3,最後にもう一度読みながら、表現を推敲する

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このステップを踏んだら、もう後は見直さず送ってしまいます。


■ここのポイントは、

最初に誤字脱字があろうが、
表現があっていようがいまいが、
内容が矛盾していようが重複していようが、

『思いついたことをアウトプットし尽くす』

ここにポイントがあるわけです。

”一発で書こうとしない”のです。
”ライターズ・ブロックを発動させない”ことです。

それをしていくと、
なんとなくではありますが、
最初はボロボロではありますが、

「自分の言いたいことが、全体像として目視できる」

という感覚が起こり、大きな流れやストーリーを把握することができます。

1,とにかく書き、
2,そして絞って、
3,最後に洗練させる。

のです。

あくまでも私の例ではありますが、
一つ、「発信をまずしてみよう」という方には、
往々にして『ライターズ・ブロック』なる現象が起こります。

よって、まずはそれを乗り越える方法を知ること。

それが、アウトプットをしやすくなる、
一つのヒントになるかな、と思い、ご共有させていただいた次第。

ご参考になれば。


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

行動し、進むに連れ、行動を正せ。

マックスウェル・マルツ(アメリカの著述家)
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