今週の一冊『プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』
(本日のお話 2056字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
野辺山に来ています。
日本で最も高い場所にある駅「野辺山駅」(標高1345m)。
これから朝5時にウルトラマラソンのレースがスタートします。
制限時間は19時。
そこまでに帰ってこればゴールとなります。
過去2回完走していますが、
やはり何があるかわかりません。
少しの不安がありますが、最後は出し切るのみ。
楽しみたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』
ポール・ウェイド (著), 山田雅久 (翻訳)
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です。
(スポーツ関連ということで)
■この本を最初に見たとき、
・その暑苦しいタイトルと、
・ムキムキのアニメキャラの表紙に、
ギョッとする方もいるかも知れません。
そして、「ああ、私には関係ない」と思われる方も、
いらっしゃるかもしれません。
しかし、良い意味で、
ぜひ騙されないでいただきたいのです。
■この本、暑苦しい見た目とは打って変わって、
大変実用的な「肉体を磨く」ための本です。
ですから、もし皆さまが、
・ジムに通おうかと思っている
・お腹を引き締めたい
・筋トレを始めたい
・体全体をバランスよく鍛えたい
などと考えているのであれば、
”ジムに通うよりも安く、お手軽に、
かつ確実に自分の肉体を磨くことができる”
きっかけとなる一冊になりえます。
■この本は、
・全米のベストセラーの本であり
・著者が凶悪犯を収監する監獄を渡り歩いてきたプリズナー(囚人)であり
・その著者が「強くなる」ために、自らを監獄の中でトレーニングをしてきた方法
を、一冊にまとめたものです。
どんな本か不思議に思いそうですが、
言葉はちょっと荒々しいものの、内容は非常に懇切丁寧で具体的。
・「古今東西のトレーニング法」の理解
・「身体の構造」の理解、
・自らの「経験知」を重ねて書かれた詳細な内容
をミックスさせて書いているため、
理論としても、感情面(やる気にさせてくれる)でも、
非常に説得力があるのです。
実際に私も、2ヶ月ほど前からやっていますが、実にイイ。
効果を感じますし、やり方に迷うところが少ないので、
一冊を読みながら、きちんとトレーニングできている感があります。
■この本で書かれていることの中に、
特に私が「そうだよな」と感銘を受けた部分があります。
そして、それがこの本の「あり方」を表しているようにも、思えるのです。
”急いで強くなろうと、負荷をかけすぎると、
7週間で続かなくなり、ダメになる。
本当に自分の体を鍛えようと思うなら、
飽きるほど簡単にできることを、
1年かけて少しずつ積み重ねていくことだ。
筋肉を貯金していくのだ”
、、、と。
本当に、その通りなのです。
私自身、マラソンでも、筋トレでも、
急激に自分を成長させようと、素人ながら
普通ではないトレーニングをやりまくったことがありましたが、
”結局、続かない”
(=腰が痛くなる、膝が痛くなる、手首が痛くなる)
という体験を何度かしてきました。
そしてこれは、運動する周りの人の話からもよく聞く話です。
■人には大きい筋肉だけでなく、
「膝関節」「肩関節」、その他関節部分をはじめ、
”繊細な筋肉”がいくつもあります。
「扉の蝶番(ちょうつがい)」のような部分があり、
それが私達の体の要になっています。
大きな筋肉だけなく、その繊細な筋肉を、
いかに強く、しなやかに鍛えていくのか、
これこそが長期的に自らの肉体を鍛え、
そしていくつになっても自在にコントロールするために必要な要素である、
そのようなお話を、著書から学んだのでした。
■まだ私も取り組んでいる最中の身ですので、
偉そうな事は言えません。
しかし1ユーザーとして、
私自身が本の通り実践してみて
「継続できそう感」×「効果を感じられる感」
は、かなりのものがあります。
そして、そう思う人が他にもいるがゆえに、
250件近くのレビュー数と高評価があるのでしょう。
色んな流派があるトレーニング本の中では、
稀に見る高評価と思います。
少し初心者から上級者まで、幅広く取り組める内容です。
「肉体を磨いていきたい」
「自分の肉体を自在に扱いたい」
そう思う全ての人に、お勧めの一冊です。
(以下、本の紹介です)
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【全米ベストセラーの筋肉トレーニング本、
スパルタ軍、ローマの剣闘士、そして世界の監獄でひそかに受け継がれてきた
究極のメソッドが、ついに日本上陸!
カバーイラストには、グラップラー刃牙の「ビスケット・オリバ」を起用! 】
ジム通いはムダ、プロテインは不要!
本書が提唱する自重力トレーニングは、
バーベルやマシンで一個一個の筋肉を増していくのと違い、
自らの体重を利用するから、体に無理がなく、本当の強さが身に付く。
短時間で自宅でも、公園でも、
どこでもできるのに、圧倒的強さが手に入る。
まさに筋トレの王道、永遠のバイブル。
著者ポール・ウェイドは、凶悪犯を収監する監獄を渡り歩いてきた本物のプリズナー(囚人)。
伝説的強さを誇る恐ろしい受刑者たちや、
膨大な書物からトレーニング・テクニックを学び、プログラム化。
アメリカの監獄で“コーチ"と言えば、ポール・ウェイドを指す。
好評の続編『プリズナートレーニング 超絶‼グリップ&関節編 永遠の強さを手に入れる最凶の自重筋トレ』も発売中!
Amazonより引用(「BOOK」データベースより)
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よろしければ、ぜひお手にとってみてくださいね。
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<今週の一冊>
『プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』
ポール・ウェイド (著), 山田雅久 (翻訳)
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