「努力」とは、〇〇には決してかなわない。
(本日のお話 2456字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
並びに夜はストレングス・ファインダーの仲間と、勉強会でした。
*
さて、早速ですが本日の話です。
いよいよ10日後に迫ったトライアスロンのレース。
また仕事でも初めての挑戦がいくつかあったりと、
何かとバタバタとしております。
その中で、「日々の努力」について思うことがありましたので、
本日はその話を皆様に共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「努力」とは、〇〇には決してかなわない。 】
それでは、どうぞ。
■時間は、万人にとって平等です。
よく言われるように、1日24時間。
そのうちの7時間睡眠に当てるとして、
それ以外の17時間をどのように過ごすか。
これによって、”人生の質”が変わってくるのでしょう。
そして、”質”を高める。
すなわちより多くの自分にとって望ましい結果、成果を求めるのであれば、
日々の行っている活動を、より”生産的なもの”へと、
レベルアップしていくことがよいのでしょう。
つまり、「時間の浪費」の行動を、
将来の自分の人生に対して「時間を投資」するということです。
■例えば、
・なんとなくYouTubeを延々見続けている時間を
→ 学びになる動画を見る時間に変える(知性を磨く)
とか
・興味がないバラエティをなんとなく見ている時間を
→ 中身の詰まった映画を見ることに変える(肉体を磨く)
とか、
・ダラダラとソファに横になっている時間を
→ ストレッチをする時間に変える(肉体を磨く)
、、、
というような、ちょっとした「差し替え」になるでしょう。
小さいようですが、日々の行動を
「自分の未来に成果を出してくれそうなもの」に少しずつ差し替えていく。
これは自分のキャリアを創り出していく、
ひとつの「正攻法」です。
■私も、そんな中「時間の投資」として、
日々、色々と試しております。
私も、100%時間の浪費がないかと言えば、
当然ながらそんなこともなく、
「もっと良い時間の使い方を出来ないか」
と日々取り組み、そしてその中には、
成功したものもあれば、失敗したものもあります。
その中で、取組中の活動の一つが、
『開脚ストレッチ』。
これを、習慣化しようと、
努力していたのでした。
しかし、最近バタバタと忙しく、
気づいたら、完全にやらなくなっている自分に気づき、
結局失敗に終わっております。。。
続けるのは難しいものだなあ…
と感じつつ、どうすればよいのか考えていたのでした。
■思うに、”「努力」をしている段階”というのは、
自分という存在に新たな行動を、
仮糸で「仮留め」しているごときものでしょう。
一生懸命、意識をしなければできないのです。
ゆえに、忙しくなれば、当然できなくなる。
疲れているとやらなくなる。
「自分と一体化している状態ではない」
これが努力なのでしょう。
そして、私の『開脚ストレッチ』プロジェクトは、
まさにその「努力していること」であり、
ちょっと忙しくなると、スキップ。
また次の日もスキップしてしまうと、またスキップ。
そうして、なし崩し的に、
「努力という名の仮留め」が剥がれていったのでした。
■そして思ったのです。
やっぱり、
【努力は、「習慣」には決してかなわない】
、、、と。
改めて思いますが、
「習慣」とは実にパワフルなものです。
「習慣」と言うのは、自分と一体化していることです。
何があっても、必ずやり続けることを言います。
■例えば、「歯磨き」など、そうでしょう。
たとえ飲み会で遅くなった日でも、
疲れている日でも、必ずそれをやる、
そんな行動のことをいいます。
この「習慣レベル」になると、まさしく
「無意識で、勝手にやっている」状態です。
”やらない”という選択がない。
すると「努力をしている」という感覚すら、なくなります。
■そして、私達が未来の時間に投資するにあたって、
目指すべきステージとは、この
「習慣のレベル」
だと思うのです。
「習慣」というのは、常にパソコンのバックグラウンドでシステムを守る、
強力な守護神「ウイルスバスター」のように、
365日24時間起動し続けているOSのごときもの。
たまに思い出したように発動される「努力」とは、
比べ物にならないほど強力です。
(だって、ずっと動いているのですから)
『7つの習慣』でも、たまに思い出した時に、
「あっ、そうだそうだ。
”第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”だった。
傾聴、頑張ってしなきゃ」
という状態はまだまだ「努力」レベルであり、
「第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される?
ああ、当たり前過ぎて、思い出しすらしていなかった。
傾聴、、、まあ、普通だよね」
という状況こそが(ちょっといい方がイヤミでしたが苦笑)、
「完全なる習慣化」のレベルと言えるでしょう。
そして、そのレベルになると、
「習慣」が自分を動かしてくれます。
あたかも、目的地へ勝手に連れて行ってくれるオートパイロット機能のように、
自分らを高みへと運んでくれる上昇気流のように、
自らの人生を、今よりも良いものにしてくれる「自分の一部」となるのです。
■私の場合は、『開脚ストレッチ』はまだまだですが、
メルマガは「完全なる習慣」です.
いつからか、メルマガのネタを考えずとも、
・気づいたら「いい言葉」をメモしている、
・気づいたら「学びになるネタ」を収集している
・気づいたら「どのように表現にするか」を考えている
と、自動的に考える状態になっています。
メルマガは私にとって
「ストレスがないことはないけれども、普通の習慣」
になっており、唯一、このことをするだけで、
仕事でも、プライベートでも、
大きな成果を出せている「肝中の肝」の習慣となっています。
自分を磨き続けるインプットとアウトプットのリズムを作り出し、
先述のように、自分の人生を高めてくれる大切なパートナー、
そんなふうに感じています。
■繰り返しますが、
【努力は「習慣」には、決してかなわない】
ものです。
成果というのは「量」と「質」の掛け算。
「量」を常に担保するためには、常に365日24時間、
やっている状態(あるいは意識している状態)を創り出すこと。
ゆえに、まずは「努力」から始まりますが、
それを最初は「努力」でも、何度も何度も繰り返し、
「習慣」まで昇華させるレベルまで、もっていくのです。
そのためにできることとしては、
1,仲間を作る
2,宣言する
3,逃げられない状況を作る
など「努力を習慣にする工夫」などが挙げられます。
最初は大変でも、習慣化してしまえば、
それはとんでもなく強力な武器になります。
ゆえに、改めて「習慣化」について、
真摯に向き合うことが大事なのだろうな、、、
そんなことを思った次第。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
ウィリアム・ジェイムズ(心理学者)
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