「自分を活かす絶妙ポイント」を見つけることは、仕事のパフォーマンスを高めてくれる
(本日のお話 2356字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、明朝にトライアスロンの練習。
バイク40キロにスイム1時間の練習でした。
その後、企画書の作成や、研修の準備など。
夜は、人事関連でお世話になっている友人と、会食でした。
(Nさん、ありがとうございました!)
*
さて、本日の話です。
いよいよ、約1週間後に迫ってきたトライアスロン。
私が今まで挑戦したことがない種類のレースです。
今日はこの練習を通じて学んだことについて、
(ちょっとマニアックな話ですが…)
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「自分を活かす絶妙ポイント」を見つけることは、仕事のパフォーマンスを高めてくれる】
それでは、どうぞ。
■トライアスロン。
ハードだと言われるこのレ―ス。
確かにそうなのですが、実に奥が深いようです。
ちなみに、トライアスロンには大きく距離が3種類あります。
(ご興味があるかは不明ですが、、、ご存知でしたか?)
それは、
・ショートディスタンス
(トータル50kmくらい/スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
・ミドルディスタンス
(トータル100キロくらい/スイム2km、バイク70km、ラン20km)
・ロングディスタンス(通称:アイアンマンレース)
(トータル200キロ~/スイム3.8km、バイク180km、ラン42km)
というもの。
今回私が出場するのは、
『徳之島トライアスロン』というミドルディスタンスのレース。
2キロ泳いで、70キロ自転車こいで、20キロはしります。
本当はアイアンマンに出場したかったのですが、
抽選に外れてしまいました。。。
、、、が、今となっては安心しています。
なぜなら、今の私では絶対にムリだったから(汗)
■私は100キロウルトラマラソンを何度も完走していますが、
「スイム」と「バイク」は全く練習してこなかったため、未知の世界。
ミドルディスタンスでも、恐怖です。
特に「スイム」などは
・波がある海で泳いだことはない
(というか足がつくところでしか怖くて泳げない)
・2キロという距離も連続で泳いだことがない
のです。
つまり、ぶっつけ本番で極めて不安。
また、「バイク」もありますが、
非常にアップダウンが激しいコースで、
70キロ漕ぎ続ける言う事もしたことがありません。
やっぱり極めて、不安なのです。
ゆえに、限られた時間とはいえ、
「できる準備はしておこう」と、
・色々とマニュアル本を読んだり、
・楽に、溺れるリスクなく泳げるのか、
・いかにバイクに体力を使わずに漕げるのか
と、練習に時間を使えない代わりに
「あーでもないこーでもない」と工夫をしようと、
試行錯誤していたのでした。
■そして、そんな最中、
昨日の練習中、自分の中で、
「ある気づき」があったのでした。
ちょっとマニアックな工夫なのですが、
「バイクやスイムを微調整してみた」のです。
”ほんの数ミリ、サドルの位置を高めてみる。
ほんの数ミリ、サドルの位置を倍にして見る”
という微調整。
そして、スイムでは、
”0.2秒だけ息を吸う顔を出すタイミングを遅らせてみる
手をかぐ角度を少しだけ外に広げてみる”
という微調整をしました。
ほとんど、変わったことはないといえば、ないのです。
でも、そのわずかなる「微調整」により、
なんとなく自分にハマった感覚がして、
【自分という素材が活かされて、歯車が噛み合った】
感覚を持ったのです。
そして実際、バイクは平均スピードが2~3キロ高まったし、
スイムも呼吸が楽になった。
肉体的に急激に伸長したわけではない。
しかし、確かに楽に、効果的にできるようになった。
そしてその時思ったことが、
結局、「自分の活かし方」これを追求することが、
筋力や基礎体力を超えて、同じ素材でもパフォーマンスが変わるのだろう、
それを肌感として感じたのでした。
■その種のマニュアル本には、
「これがオススメ」というフォームが記されています。
しかし、
『自分がはまるポイント』
と言うのは、最終的には、
自分の感覚でしかわかりません。
そして、それはパッと見おなじでも、
絶妙に違うものである、と思うのです。
でも、自分自身が、
「自分のはまるポイント」がわかると、
パフォーマンスが高まるし、そして再現性も持たせられます。
■そして、思うのです。
この
”「自分がはまるポイント」を見つけてパフォーマンスが高まる”
というのは、仕事や人間関係や、他人生のあらゆることでも、
同じことが言えるのではなかろうか、と。
例えば、「自分がはまる仕事のスタンス」とは何かを考えてみる。
それはきっと、人によって違うはず。
個々人によって、
・「新しいことにチャレンジをしている時」が楽しく、成果が出る人もいれば、
・「自由に決定権を持ち、進められる時」が 楽しく、成果が出る人もいれば、
・「仲間とともに、何かを作り出していく時」が 楽しく、成果が出る人もいれば、
・「目標があり、常に達成し続けていく時」が 楽しく、成果が出る人もいれば、
・「規律正しく、日々粛々と同じ行動を守り続けること」に居心地良さを感じる人もいれば、
・「トラブルなど、困っている人を助けるとき」にやりがいを感じる人もいる。
、、、
「仕事は誰かの役に立つもの」という、
前提条件のようなものはあるとても、
『それをどのように実現するのか』
という「やり方」は人それぞれ違うし、
それでいいのです。
そして、その「やり方」を、
「自分がはまるポイント」として知っているか否か。
その人自身のこれまでの体験や経験から、
「こういう条件の時は最高の自分のパフォーマンスが高まる」
といえる『自分がはまるポイント』というのを認識しているか否かが、
極めて重要であろう、と思うのです。
■ゆえに、
1,「自分のはまるポイント」を明確に理解する重要性をしり、
2,どんな時にパフォーマンスが高いのか、リトマス紙を当て続ける
(=自己限定せずチャレンジする)
3、 ストレングスファインダーなどで、
自分のやりやすい思考・行動の傾向を知る
などを通じて、「自分のはまりポイント」を見つけることが、
自分を活かすための重要な要因になるし、
100年時代と言われるキャリアの中だからこそ、
極めて重要なのではかろうか、
そんなことを思った次第です。
ということで、
トライアスロンのフォームがバッチリはまるとパフォーマンスが高まる、
というお話からふと思った、
【「自分を活かす絶妙ポイント」を見つけることは、仕事のパフォーマンスを高めてくれる】
というお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
一つのことが万人にあてはまりはしない。
めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ。
ゲーテ(ドイツの劇作家)
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