【最終のご案内】「知らないを知る」ことが、人生における飛躍のチャンスになる
(本日のお話 2530字/読了時間4分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、三浦半島の一色海岸にて、
初めての「OWスイム(オープンウォータースイムの略=海で泳ぐ)」の練習。
また読書などでした。
来週にトライアスロンで2キロ泳ぎますが、
正直なところ、きちんとした海で泳いだことがなかったのです。
練習では参加者の中で圧倒的に”ビリ”でしたが(汗)、
来週のレースはとにもかくにも、完走したいと思います。
やりきることが、何より大事。
*
さて、本日のお話です。
今日は、来週のイベントのご案内と共に、
“自らの可能性を拡げるための中心的な考え”について、
改めて思うところがありましたので、皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【<最終のご案内>「知らないを知る」ことが、人生における飛躍のチャンスになる】
それでは、どうぞ。
■かの有名な古代ギリシャの哲学者・ソクラテスは、
『無知の知』
という言葉を残したことで有名です。
多くの賢人たちが、当時、
”なんでも知っている風”にいたところ、
「私は”知らない(ことがある)”ということを”知っている”。
その点において、あなた方より優れている」
と語ったと言います。
今は、インターネットで気になったことはなんでも調べられます。
ゆえに、今の世の中においては「知識の門出」は
興味を持った人にはいくらでも開かれている、とも言えるのでしょう。
■しかしながら、実際問題、
「知らない領域を知る」
というのは、極めて難しいものです。
”「知らないことがあること」くらい知っている”という、
ソクラテス的な考えに至る人は、情報が拡がり溢れている今であれば、
実はさほど珍しくはないかと思います。
しかし、
「じゃあ、何を知れば良いのか?」
「どう、知ればよいのか?」
ということは具体的に示されませんし、
懇切丁寧に教えてくれる人もいません。
ゆえに、「何か勉強しなきゃ」といいつつ、
結局いつもの、自分が馴染みある情報源に触れ続けるのです。
興味のある人には、
”インターネットなどで、知識の門出が開かれている”
と申し上げましたが、
実のところ現実は、オンラインでもオフラインでも、
同じアプリ、同じサイト、同じ友人、同じ場所をグルグル周り、
いつも同じような情報を自分が取捨選択するため、
「一向に自分の世界は広がらない」
という結果に帰結するのでしょう。
■では、どうすれば、
「視野を拡げる」
ことができるのでしょうか?
まだ出会っていない、未知の
「興味が生まれるかもしれない領域」
「自分の可能性を拡げるかも知れない領域」と出会うことができるのでしょうか?
それには一つ。
【その道に詳しい人と”リアルな接点”を持つこと】
そして、
【「入り口」を垣間見せてもらう】
このことに尽きると思うのです。
ポイントは、「リアルな場」です。
■例えば、「ランニング」もそうです。
「なんとなく興味がある、
でも自分で一歩を踏み出すのは億劫だ…」
という人は、それなりにいると感じます。
そんなときに、「その道に詳しい人」に誘われ、
一緒に走ってて、基礎を教えてもらった。
・初めて2キロ走ってみた、
・靴の買い方を教えてもらった
・ランニングウォッチの選び方を教えてもらった
、、、というように。
その時は、詳しくはよくわからなくても、
「なんだか楽しそう」という感覚と、
「始めるための一歩」は踏み出すことができた。
そんな経験があると、その後、自分だけだとしても、
その世界に格段に足を伸ばしやすくなるのです。
■しかし、この「最初の一歩」が極めて難しい。
だから、それを
「楽しく、面白く教えてもらえるきっかけ」を、
「最初の一歩を踏み出すきっかけ」を、
『自分から「取りに行く」』
必要があるのです。
*
そして来週開催する、
「異業種交流会 ~経済環境指標分析を試みる~」
もまさしくそうです。
多くのビジネスパーソンにとって、
・経済の動き
・新聞の読み解き方
・雇用や米国と日本経済のつながり
などは気になる内容であるものの、
きちんと学ぶ機会はほぼありません。
でも、見方を知っている人は、知っているのです。
どんな観点から見るのかの「ポイント」がわかると、
同じ”新聞”を見ていても、まるで違う世界が見えるのです。
例えば、
”米雇用統計の「非農業従事者の雇用者数」”
をみて、
・今後の経済の先行きの見通しを見極める事ができる人、もいれば
・”意味のない数字の羅列”にしか見えない人、
もいる。
目に入ってくる情報に割く時間はさして変わりません。
ただ、「最初の一歩」を踏み出し、
「新たな参照枠」を手に入れることで、
世界の見方は圧倒的に変わったりするのです。
そうして、物の見方が変われば、
何気なく”読んでいる風”の新聞を見る時間も、
きっとより質量を持った、価値ある時間に変わっていくのでしょう。
そしてそれが人生にもたらす”中長期的なインパクト”は
計り知れないものがあるはず。
ゆえに、
【 「知らないを知る」ことが、人生の飛躍のチャンスになる 】
そのように言えるのだろう、と思うわけです。
■今回、早々と満席になりましたため、
場所を変更して実施することとなりました。
そのため、「あと3名」席があいておりますので、
最終のご案内ということで、ご案内させていただきました。
私も、毎回立ち会わせていただきますが
本当に勉強になるし、そのたびに気づきがあります。
ということで、一度参加された方も、
「経済なんて全くわからない」という方も、
きっと得る物が大きい企画かと思います。
これまで学生さん、主婦の方なども参加されていますが、
それぞれのレベルに応じた気づきがあると思いますので、
どなたでもどうぞ、ご参加くださいませ。
(以下ご案内です)
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【特別イベント】異業種交流会 ~第三弾:経済環境分析を試みる~
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経済の動きに、ほんの少し慣れ親しんでみませんか?
私たちは、社会に対して、
なんらかの付加価値を提供するために日々仕事をしています。
付加価値を継続して提供するためには、
・提供先である社会がどのように動いているのかを把握すること
・今後どのように動くのかを想定し、その動きに合った活動をすること
が必須といえます。
社会の動きを把握するうえで、時々発表される
”「経済指標」の変化” を分析し、
自分なりに意味づけすることは有力な方法です。
新聞に出てくるような「○○統計」などの意味について、
一歩踏み込んで考えてみるだけで、社会の動きがもっとつかみやすくなります。
本会では、異業種の多様な人とつながりながら、
今まであまりよく分かってなくて流し読みしていた「経済指標のニュース」に
もう一歩踏み込んでみることで、ニュースや日経新聞等が、もうちょっと楽しく、
目的感をもって見聞きできるようになるきっかけづくりを目指します。
■イベントの概要
第1部:経済環境分析
ファシリテーターの説明・問いかけをもとに、主な経済指標の見方について理解を深めます。
そして、今後の社会の動きについて想像し、意見交換を行います。
(ざっくばらんに行いますので、知らない方でも大丈夫です)
第2部:そのまま懇親会
(食事・飲み物付き)
■日時: 6月26日(水)19:00-22:00
■場所: 東京都千代田区神田須田町1-2-3 Z会御茶ノ水ビル10階
■費用:5,000円
■ファシリテーター:
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤 康行
株式会社小宮コンサルタンツ チーフコンサルタント 藤本 正雄
■対象:メルマガや名刺交換などでご縁のあった方で、
本会のテーマに関心のある方であれば、どなたでもOKです。
(経済についての初心者大歓迎です)
■お申込み:以下フォームよりお申込みください
https://forms.gle/rsA8jQbK4ik3MNkp6
※お申込みフォームの送信をもって、受付完了とさせていただきます。
★以下、これまでの参加者様からのご感想です★
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「知らない指標がたくさんあるなぁということです。
そもそも統計データ自体が正しいのか?疑ってかかる必要もあるのですね。
今日の指標が、具体的にどこを見ればチェックできるのかなども知りたいです!ありがとうございました!」
「経済学部に居ながら、GDPをこういう風に考えたことは無かったのでとても新鮮で、
且つ、講師の方のご説明がとても参考になり、3時間があっという間でした。
ありがとうございました。」
「2回目ですが、忘れていることも多く、また新しい情報のアップデートもあり、
3時間があっという間でした。どありがとうございました。」
「経済の素人でしたが、非常に丁寧に分かりやすく理解する事ができました。
3時間があっという間でした!」
「三時間。難しいテーマでしたが経済についての楽しさが感じられた時間でした
期待通り面白かったです。」
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(ここまで)
皆さまが、新しい視点を手に入れられますよう、
良い会にしてまいりたいと思います。
もちろん、この会以外でも、
どんどん人と会い、良い意味で首を突っ込んでみて、
そして視野を拡げ、参照枠を拡げ続けることは大事です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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<本日の名言>
いつまでも無知でいたければ、
極めて効果のある方法がある。
自分の取るに足らぬ知識に、満足してればいい。
エルバート・ハバード(アメリカの作家)
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