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1965号 2019年7月8日

Go, go, go in peace. Mysterious Hand guide you!

(本日のお話 3054字/読了時間3分半)

■おはようございます。紀藤です。

昨日日曜日は、午前中はじめての企画
「人生に自信と勇気を与えるフルマラソン講座」の開催でした。

皆様に、走ることが目にもたらす果実、

・ランニングのフォームの基礎、
・ランニングツール(靴、ランニングウォッチ外)、
・フルマラソンを完走するためのステップ

等々についてお話しさせていただき、

その後は、皆でランニングショップに、
”靴”の買い出しに行きました。

参加いただいた皆様は、全く走ったことがないと方々が多数でしたが、
これから皆様と共に初のフルマラソン完走を目指していきたいと思います。

こんなドMな(チャレンジフルな)企画にご参加いただいた皆様、
改めてありがとうございました!


そして、午後からは「ストレングス・ファインダー研修」のサポート。

夜は、友人の経営者、コーチ仲間とともに会食でした。


また来週は、いよいよ青森にて177キロマラソンです。

フルマラソン講座をやっておきながら、
最近全く練習できていないという有様ですが、
最後は「気合」(精神論)ということでやるだけやってまいりたいと思います。


■さて、本日のお話です。

昨日友人の経営者より、
大変元気の出る言葉をご紹介いただきました。

その話が、とても心に残ったので、
皆様にぜひご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【Go, go, go in peace. Mysterious Hand guide you!】


それではどうぞ。



■未知へのチャレンジは、とても怖いものです。

それは、初めてのフルマラソン挑戦も、然り。
これまでやったことがない仕事への挑戦も、然り。
土日に初めての勉強会に参加するなども。然り。
勇気を持って自己開示をすることも、然り。

人によってその粒感は様々ですが、
”未知への挑戦”、怖さすら覚えることへの”足を踏み出す事”は、
自分を大きく成長させてくれることも、また然りです。

きっと皆様も「挑戦」への怖さ、ためらいなど含め、
感覚的におわかりなのだと思います。


■私の話で恐縮ですが「ノリと勢い」にて、
いろいろなことを企画していますが、
はじめての事をやるときは、やっぱりドキドキします。

はじめての研修も、ドキドキしますし、
「失敗したらどうしよう」という気持ちも、
当たり前ですが起こります。

多分、それは多くの人にとって平等に起こる

「未知への恐れ」

という感情ではないでしょうか。



■最近仲良くさせていただいている友人の経営者が、
こんな話を聞かせてくれました。

彼は学生時代、同志社大学で合唱部であったそう。
そして合唱の発表のときが、いよいよ近づいてきたときの話。

舞台の裏に立ち、開演直前、
お客さんの顔見えない中、整列している。

自分たちのパフォーマンスが、
もしかしたら失敗するかもしれない、という不安に囚われます。
開演直前、不安はピークに達します。

そんな時に、同志社大学のステージの幕の後ろ側には、
こんな言葉が書いてあるそうです。


【Go, go, go in peace. Mysterious Hand guide you!】


と。

シンプルに日本語に訳すと、

『安心していけ、いけ、いけ。
 不思議な手があなたを導く』

、、、です。

友人の経営者の方は、開演直前この言葉を見た時、
「たまらなく勇気づけられた」と語ってくれました。


■この言葉に対して、覚える感覚は人それぞれでしょう。

でも、私はこの話を聞いた時、初めての言葉でしたが、
とても勇気づけられる気がしました。

当たり前ですが

「未知のこと」に挑戦するときは、”確証などない”

ものです。

最大限に準備したとしても、
うまくいくかどうかなどわからない。

そもそも、不安を感じたくなければ、
未知のことに踏み出さなければよい。

そうすれば、失敗などないのだから。

、、、でも、それだけではいけない気がする。
それは「未知のこと」こそが自分を成長させてくれるから。
自分に広い世界を見せてくれるから。

きっと私たちの人生には、
そういった「新しいことへ踏み出すこと」と「未知への恐れ」の葛藤が、
たくさんたくさん起こるのだと思います。

でも、とりあえず進んでみる。
足を踏み出してみる。行ってみる。

、、、皆が怖いものだからこそ、
”その一歩”が美しく、価値があるものになるように、
私は思うのです。


■「先が見えない時代」などと言われますが、
それはいつの時代も一緒です。

この、

【Go, go, go in peace. Mysterious Hand guide you!】

という言葉は、

同志社大学創始者の新島襄が、
1878年の第一回目の卒業式で、
卒業生にこの言葉を贈った言葉だそうです。

新島襄は、1864年の江戸時代の真っ只中、
アメリカに密出国して神学を学んだそうです。

多分「密出国」というそれは、今の世の中で、
”新しいチャレンジ”などと比べ物にならないほど、
命がけの行為だったはず。

そんな彼が卒業生に贈った言葉は、
時代を超えて不思議な力が宿っているようにも思えます。


踏み出すとき、挑戦するとき。

そんな不安に駆られた時、

【Go, go, go in peace. Mysterious Hand guide you!】

この言葉が、一筋の勇気を与えてくれる、
そんな気がします。

今日は、短めに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 
踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ

清沢哲夫
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