「自分だけのメンテナンス方法」を見つけることが、日々の気持ちを安定させてくれる
(本日のお話 1758字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、コーチング研修(受ける方)の2日目でした。
またその後は、研修企画の作成など。
しばらく、体調不良で運動もできていないため、
ややストレスが溜まり気味です。
*
さて、本日のお話です。
最近、新しいことを立ち上げている中で、
「セルフコントロール」の大切さを、強く感じております。
今日はそんなテーマで思うところがありましたので、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「自分だけのメンテナンス方法」を見つけることが、日々の気持ちを安定させてくれる】
それでは、どうぞ。
■皆さまは、自分が忙しいときや、
目の前のことに忙殺されたとき、
ストレスが溜まっているなと感じるとき、
どのように「気持ちをリセット」されていますでしょうか?
おそらく、その手法は人により様々でしょうし、
これだけやれば絶対に大丈夫!と言うものはないかと思います。
私も研修で、その人の強みを知る
『ストレングス・ファインダー』を実施するたびに思うのですが、
”人の思考や行動習慣”は実に千差万別であり、
それぞれの人が持つ、「自分の勝ちパターン」も全く違うということに、
毎度のこと、驚かされます。
■では、自分自身が、自分自身のことをわかっているか?
というと実は意外とそうでもなく、
自分の勝ちパターンを見つけていくことが、
”気持ちの良い状態を保ちつつ、成果を出せる”
という意味で、仕事の生産性だけでなく、
「クオリティー・オブ・ライフ(人生の質)」
にすら大きな影響与える、
そのように感じております。
■例えば、私の場合で言えば、
以下のようなコントロール方法を設けるようにしています。
・モヤモヤした時は10キロ位走る
(不思議とこんがらかった頭が、リズムを刻む走るステップと、呼吸によって、
整理されていく感じがする)
あるいは、
・頭がごちゃごちゃしたときは、メルマガ/日記を書く
(自分の思いを言語化することによって、
これまた自分の絡まった頭が整理されていく感覚がする)
あるいは、
・「自分はまだまだだ」と自分を責めがちになるときは、
『認知行動療法』に従って、気持ちを整理する
ということをします。
ちなみに、『認知行動療法』とは、
「事実」と「解釈(思考、考え方)」を切り離して考える手法。
この話は深いのでまた後日詳しくお伝えいたししますが、
私達はつい、事実を拡大解釈したり、自分の都合よくねじ曲げて認識してしまったりして、
勝手に凹むことが多いものなのです。
そして、このような「対処法」をいくつか組み合わせてやっていくと、
そして、しっかり睡眠をとって寝ると、
自分がリカバリーしてくるのを感じるのです。
■おそらく、私の例は”あくまで私の例”であり、
その他の方法もいくつもあるのでしょう。
ストレスを感じたとき、
精神にゆらぎを感じたとき、
・ぼーっとテレビを見る、と言う人もいれば、
・何もせずに寝続ける、と言う人もいれば、
・小説を読んで気持ちをすっきりさせる、という人もいれば
・友人ととにかくしゃべりまくる、
と言う人もいるでしょう。
それはどれが正しい、というものでもないと思います。
しかし、最も大切だと思う事は、
『自分がどんなストレスを抱えているときに、
対処法として何をすると、どんな気持ちになるのか』
これを、”どれほどの精度で認識しているか”は、
とても大事だと思うのです。
自分の事は、わかっているようでいて、
実はわかっていないことが多いものです。
何にイライラしているのか、
何に焦っているのか、
何に不安を感じているのかわからない、
、、、というように。
そんな中で、自分自身の健やかな精神性を常に持ち続けるために、
あるいはバランスを失ったときに何重もの防波堤を張るかのように
「ストレスがあったときはこうする」
「気持ちが整理できないときはこうする」
「人とトラブルがあったときはこうする」
ということを、
言語化し、明確化し、
ケースに応じて細分化していく。
このような思考を常に持ち続けることが、
一つ、日々を健やかに生きるために重要ではなかろうか、
そんなことを思った次第。
季節の変わり目で体調も壊しやすいと言われますので、
ぜひ「自分のメンテナンス」大切にしていきたいものですね。
(と、大いなる自戒を込めて言い聞かせるの巻、でした)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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<本日の名言>
純粋な喜びのひとつは、
勤労後の休息である。
イマヌエル・カント(ドイツの哲学者/1724-1804)
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