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1997号 2019年8月9日

「自分へのご褒美」を上手にあげると、頑張りがクセになる

(本日のお話 2356字/読了時間4分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は、今後の研修のプロジェクトに向けて、
2件の社内ミーティング。
また夜からはコーチングの練習会でした。



今週で、怒涛の研修ラッシュが終わりました。

・生産性向上ワークショップ(×2種類)
・3C研修
・ソーシャルスタイル研修
・マネジメント研修
・ストレングスファインダー応用編

などなど、新プログラム合計4本の作成、
ならびに実施が終わり、ようやく一息つけました。

1つのプログラムを作るにあたって、
タイムラインの作成、スライドの作成、テキストの作成、
そしてそれに伴うインプットと、伝えるためのアウトプットのブラッシュアップ。

1つのものを作るのはこんなに大変なんだ、
と骨身に染みて感じた一ヶ月。

改めて、「7つの習慣」を始めとしたプログラムの偉大さに気づく今日この頃。

昨年、フランクリンコヴィージャパンを正社員から業務委託に変わり、
自分で会社を始めてから、その価値に気づいています。

人は、少し距離を置くと、物事を相対的に見ることができて、
強みも弱みも冷静に見ることができるのだろうな、と思います。

常に、視野を広く。
外の世界を見続ける。

自分の強みも弱みも、
客観的かつ冷静で決めるためには、
俯瞰して「相対化」してみることが大切なんだな、
としみじみ感じております。



さて、本日の話です。

本日は忙しい日々が落ち着いたので、
自分に「ご褒美」を与えてみました。

この話にまつわる「ご褒美の大切さ」について、
思うところを皆さまにご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「自分へのご褒美」を上手にあげると、頑張りがクセになる】


それでは、どうぞ。



■先ほどお伝えしたとおり、
精神的にも時間的にもハードな期間が終わったため、
頑張ってくれた妻と共に「お疲れ様会」をやろうとなりました。

とはいえ、昨晩も夜21時から
コーチングのオンラインの勉強会の予定があったため
外食はできません。

よって、夜7時半に帰り、9時までの間、
自宅にて「プレ・お疲れ様会」をやろうと言うことで、

「1時間半で家でできる”贅沢なこと”」

を考えたのでした。


■ということで、
近くの大型スーパーサミットで、

・刺身5点盛
・うなぎ蒲焼
・高級焼肉1(スーパーの一番高いカルビ 岩手産)
・高級焼肉2(スーパーの一番高いカルビ 北海道産)
・高級焼肉3(スーパーの一番高いモモ)
・高級焼肉4(スーパーの一番高いタン)
・バケット(withバター)
・モッツァレラチーズ
・アボカド
・さしみ湯葉
・缶ビール3本(プレミアムモルツ)
・ビビンバセット
・プリンアラモード
・ミルフィーユ

と、食べ合わせも何も関係なく、
自分が食べたいものを買いまくってみました。

ふと思えば、

5月の100キロマラソン
6月のトライアスロン
7月の177キロマラソンのチャレンジで、

体重を落とすことを意識していたので、
これほどまでに、暴飲暴食、カロリー無視、
食べ合わせも無視、というのはある新鮮。

「この上ない贅沢」だなあ、と、
スーパーのカゴにあれもこれも詰めながら思ったのでした。

そしてお会計。締めて8800円なり。

両手に一杯の”ぜいたく品”を抱えて、
ウキウキしながら帰路についたのでした。


■焼き肉なので、準備はそんなに要りません。

購入した好きなものたちを机にならべ、
写真をパシャリ。

ホクホクしながら、ホットプレートを用意し、
久しぶりに22時前にお風呂に入り、
さっぱりした後、焼肉に刺し身にビール。
そして大好きなバケット(とバター)。

妻が良い、とハマり、
私もこれは元気になる!と思ってハマってしまった
アイドル『わーすた』なる曲をガンガン流しながら
(キモいと言わないでください汗)
焼肉を食べ、刺し身を食べ、缶ビールを飲む。

なんと、幸せなことか。。。

なんとも充実した時間でした。


■、、、とそんな昨晩を過ごしたのですが、
こういうことをやっているのは、意図があるのです。
(本当ですよ!)

というのも、実は私が師匠と仰ぐ人から、
以前あるお話を聞いて、大変納得したからなのでした。

その話とは、こんな内容でした。


「自分が一生懸命がんばって、そしてそれが終わった後は、
 ”自分にご褒美を与える”ことが大事です。

 頑張ったから、セミナーに行くとか、そういうのではなくて、
 単純に、”おいしいものを食べる”とか、”マッサージにいく”とか、
 ”旅行にいく”とか、本能が喜ぶご褒美を、自分に与えてあげる。

 そうすると「頑張ったら、こんなにいいことがあるんだ」と、
 脳が躾けられてきます。

 パブロフの犬のように、「頑張る」= 「ご褒美」となるので、
 地味なようですが、継続的な努力のために、ご褒美は大事なんです」


、、、と。

そして同じことは、

よくある「習慣化のコツ」において、
その類いの本や情報に必ず書かれています。

生産性を高める『ポーゼンの生産性評価の21の設問』にも、
似たような事が書かれています。

『ご褒美』は、自分が前に進むために、
とっても大切なものなのです。

そして、私自身大変納得したのでした。

■その話を聞いて以来、
私も何かの節目のたびに、

「京橋の食べログ4.2の天ぷら屋にいく」
「オーダーメイドのスーツを買う」
「有名なスイーツを食べに行く」

などをするようになりました。

そしてその結果、たしかに、
”じわりじわりと、頑張りがクセになる感覚”
があります。


そのご褒美は、ハーゲンダッツでも、
スーパーのうなぎでも、
ちょっといい焼肉でも、なんでもよい。

ただ、「頑張ったら報われる」というのを、
意図的に体に覚え込ませる事が大事なのでしょう。

現実は、必ず報われるとは限らない。
だからこそ、ゆえに、「報われる感」を自分で演出するのです。


■人材開発用語で

「セルフ・コンパッション」(=自分への思いやり)

という話のがあります。

”よく自分は頑張った”
”上手く行かなくても、頑張ったからいいじゃない”
”ちょっと失敗したけど一生懸命やったよね”

そうやって、自分を追い込まず、
やったことを純粋に認めてあげること。

自分で自分を認めること。

そう思えると、自分が変われる、
もっと良い方向に動けるという「成長志向」というものの見方・考え方に、
影響与えるともいいます。

だから、『ご褒美』は大事なのです。
 


普段から、頑張っている皆さま。

多くの方は夏休み前。
本日で最後のお仕事の方も多いかと思いますが、
『お盆休みは自分へのご褒美を与えてあげる』
それもまた素晴らしき有意義なことかな、と思う次第です。

ということで、

【「自分へのご褒美」を上手にあげると、頑張りがクセになる】

というお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

精神には休養を与えねばならぬ。
絶えず緊張を加えれば、精神の飛翔を妨げることになる。

セネカ(古代ローマの哲学者/BC1ーAD65)
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