「これは何分で終わらせる!」を宣言して始めることで、時間が濃密になる
(本日のお話 1605字/読了時間4分)
■こんにちは。紀藤です。
宮崎に来て3日目。
ゆっくりとした時間を楽しんでおります。
昨日は『天気の子』を観に行きました。
なんだかピュアな気持ちを思い出したようで、
とても面白かったです。
また休みには時間を気にせずゆっくり眠り、
食べたい時に好きなものを食べる。
そして好きな時に仕事をする。
なんとも幸福な時間のことか。
*
さて、本日のお話です。
私事ですが、休みになると、
「メルマガがやたら長くなる(時間も文章も)」
という現象が起こります。
その中で、”休み”だからこそ反面教師的に気づいた
「タスクを早く終わらせる工夫」について、
思うところを皆さまにご共有できればと思います。
タイトルは、
【「これは何分で終わらせる!」を宣言して始めることで、時間が濃密になる】
それでは、どうぞ。
■私事ですが、
普段は45分で終わるメルマガが、
一昨日と昨日は、”2時間”かかりました。
これは
・文字数が3500文字と通常の倍だった
・休みによる集中力の散漫があった
・2000号記念で思いが溢れてしまった(結構大きい)
などの影響がありますが、
とはいえ1番大きな要因は
”『これは何分で終わらせる!』という締切意識がなかった”
ことでした。
締切意識。
結局、ここに尽きると感じています。
■通常の平日であれば、
朝、家を出る前にメルマガを送るため、
あんまりダラダラと時間をかけることができません。
ゆえに、
「大体2000文字、45分前後」
で書き終わるのが、習慣になっています。
しかしながら休みになると時間に余裕があるため、
『これは何分で終わらせる!』
という気持ちがついなくなります。
ゆえに、気が向くまま思うまま、
書きたいことをつらつらと書き続けていくのです。
すると、時間が延びる、延びる。
どーんどん、メルマガを書く時間も文量も、
膨らみ続けていきます。
■これは、アレです。
かの有名な
『パーキンソンの法則』。
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/367/
これが法則が発動しているに、他なりません。
”パーキンソンの法則”とは、
「仕事は、与えられた時間いっぱいまで膨張する」
という法則のこと。
先のメルマガで例えると、
・1時間あったら、メルマガ執筆に1時間かかるし、
・2時間 あったら、メルマガ執筆に2時間かかるし、
のです。
■すなわち、
『これは何分で終わらせる!』
という宣言をしていなければ、
どんどん、”薄まっていく”ということが起こる、
と言えるのでしょう。
実際、私もメルマガを2時間かけたところで、
「質」がものすごく高まったか、と言われれば、
さほど変わらないのです。
ただ、”延びる”だけ。
■そして、これらの活動を通じて改めて思うこと。
それは、このことは”メルマガだけ”に限ったことではなく
・時間に余裕がある時の「読書」
・時間に余裕がある時の「計画」
・時間に余裕がある時の「家事」
・時間に余裕がある時の「勉強」
などにも同じようなことが言える、と思うのです。
タスクは、『これは何分で終わらせる!』意識がないと、
どんどん、膨張していくのです。
もちろん「何でもかんでも早くやればいい」、
と言う話ではありません。
、、、でも、しかし。
情報収集のための読書や、
集中力が必要とされる勉強などをするにあたって、
『これは何分で終わらせる!』
という意識がなければ、漫然と”薄まった時間”を過ごすことにもなり、
それは人によっては、1日が終わった時に、
「なんか、もっと色々できただろうになあ…」
と思えて、ちょっと勿体無い感覚を覚えることも、
あるのではないか、と思うのです。
■ゆるりとした時間を楽しむ、
ゆっくりとかみしめるように読書を楽しむ。
これはとっても貴重な、贅沢な時間です。
だからこそ、その時間を楽しむためにも。
本当はさっさと終わせたいことがあるのに、
何となくダラダラと時間をかけてしまうことを極小化するのです。
「価値ある、意図したゆっくりした充実した時間」を過ごすために、
『ここは何分で終わらせる!』
という意識を持ち続ける。
仕事もプライベートも関係なく、
人生の時間を有意義に使うために、
一つの”OS”として回し続けることも大事かな、
などと思った次第です。
、、、と、1日何冊も読み終えたい私(紀藤)の、
心の声でございました。ちょっと、暑苦しいかな。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
今日という一日は、
明日という二日分の値打ちを持っている。
ベンジャミン・フランクリン(アメリカ合衆国の政治家・著述家/1706ー1790)
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