臭いもののフタを開けて、まじまじと見つめてみることから、自己改善の旅は始まる
(本日のお話 1574字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
お盆休み、12~15日までゆっくり休めて、英気を養うことができました。
今日からまた、元気よく始動したいと思います。
暑い日が続きますが、楽しく参りましょう!
また、特別イベントもあと数名募集中です。
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さて、早速ですが本日のお話です。
昨日、一昨日と「経営者合宿」と称して、
2日間に渡って”自己探求”を4名の仲間たちとひたすらしておりました。
その中での気づきについて、
本日は皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【臭いもののフタを開けて、まじまじと見つめてみることから、自己改善の旅は始まる】
それでは、どうぞ。
■『臭いものには蓋をする』、
という有名なことわざがありますね。
意味は、
「都合の悪い事柄を外に漏れないよう隠してしまう」
とのこと。
この『臭いものにはフタをする』現象、
結構やりがちだな、と思うのです。
■昨日、経営者合宿にて、
「失敗人格を明らかにする」
というワークをやりました。
内容は、自分が抱えている
・ずるい自分、
・卑怯な自分、
・ネガティブな自分、
・人に隠しておきたい自分
というような、マイナスの結果を自分にも周りにも与えてしまう自分、
それを『失敗人格』と称して、深堀りするという内容。
■そうすると、でるわでるわ。
私の場合、(恥を偲んで)ご紹介すると、
・部屋が汚いとき妻のせいにする失敗人格
・面倒くさい事を後回しにして、なんとかなるだろうと人の迷惑を顧みない失敗人格
・人から嫌われる事を恐れる失敗人格
などなど、わんさかと出てきたのでした。
(他にも生々しいものが多数登場するのですがやめておきます、、、汗)
■実際、並べてこう見つめてみると、
自分には十数年来の「骨絡みの失敗人格」が存在していることに気付きます。
直したい、改善したいとずっと思い続けてきたけれど、
これまで改善することができなかったそんな自分です。
しかも、その「失敗人格」に気づいていないかと言えば、
心のどこかで自分でも気づいているのです。
ただ、何度かトライしては改善できなかったので、
「これはもう仕方ない、受け入れるしかない」
と騙し騙し付き合ってきただけ。
言葉を変えて言えば、
『臭いものには蓋をする』ように、
向き合うことを避けてきた、とも言えるでしょう。
■しかし、先日敢えて
自分の「骨絡みの失敗人格」について、
向き合ってみました。
そして、そんな自分がどう思うかについて、
他の仲間からも普段の自分の言動について、
率直に思うところを伝えてもらいます。
「実際、紀藤さんのこの部分で信頼をなくしている」
そう率直に語ってもらう。
それを受け止めて、目の前で眺めてみる。
そうすると、
自分は今まで「臭いものにフタをする」ように向き合ってこなかったんだなあ、
改善したいといいつつ、改善する気はなかったんだな、
ということに気づいたのでした(汗)
■思うに、全ての改善とは、
「臭いものにフタをする」から
『臭いもののフタを開けて、異臭を放つそのイチモツの取り扱い方を、
異臭に包まれながら真剣に考える』
ことから始まるのかもしれません。
人間誰にでも、間違いなくそのような
「失敗人格」なるものは形は違えどあるもの。
それがあるからと言って人格が否定されるではないので、
敢えて取り出して、向き合ってみる。
これもまた一つ、大事なことなのだろうな、
そんな事を感じた次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
毎日少しずつ。
それがなかなかできねえんだなあ。
相田みつを
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