人生のコントロール感を高めるためには「影響の輪」に、ひたすら立ち続けること
(本日のお話 2338字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
さて、昨日
『異業種交流会 ~経済環境分析を試みる~』
のご案内をいたしました。
早速お申込み頂きました皆さま、ありがとうございます!
引き続き募集をしておりますので、
これまでお越しになられた方も、そうでない方も、
ぜひお気軽にお越しくださいませ。
過去参加された方の声はこちらから↓↓
(前回開催のアンケートです)
https://m.umu.co/model/resultShare?sessionId=115472&sKey=76cdf8bdf57ddd2d7c7fc123b803d564
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<異業種交流会 ~経済環境分析を試みる~ (第4弾)>
◯日時:10月18日(金)19:00~22:00
◯対象者:どなたでもお申込み可能です
◯費用:5,000円
◯詳細・お申込み:https://forms.gle/phoG7wSiV3vW1QL36
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また昨日は、3件の個別コーチング。
並びに夕方からは、
『ストレングス・ファインダー』のワークショップの実施でした。
今は、とにかくコーチングや、
ワークショップをたくさん行う機会をいただいており、
そのプロセスによって、自分の力量が少しずつ高まっているのを感じます。
結局は、場数が重要!
そんなことを思っている今日この頃。
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さて、本日の話です。
コーチングをする中で、
いろいろな方とお会いするのですが、
その中で「やっぱりコレは重要だよなぁ」と思う、
”根本的な考え”なるものに、思い馳せました。
それは、世界3000万部のベストセラー
『7つの習慣』の”第1の習慣 主体的である”で語られる、
『影響の輪と関心の輪』
というお話。
今日は自分の人生をコントロールするための考えを、
『7つの習慣』のエッセンスより、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【人生のコントロール感を高めるためには「影響の輪」に、ひたすら立ち続けること】
それでは、どうぞ。
■面白いもので、人と話をしていると、
その人が「どんな世界」に生きているのか、
何となくわかるものです。
というのも、
基本「言葉」と言うものは、
自分の頭の中にある「思考」を切り取ったものですから、
その「言葉」が、
ポジティブなものか、ネガティブなものか、
あるいは、他責にしがちか、自責としているか、
などで、その本人が
「何を信条として生きている」のか、
良い悪いは別にして、単純に感じるものです。
■これまでコーチングをしてきて、
(まあ、コーチング以外の方がお会いした方は多いですが)
色んな方々とお話しました。
経営者もいれば、企業の偉い方もいれば、
個人事業主の方もいれば、
組織でなかなか評価されない人もいます。
ただ、その評価される、されない、
活躍している、していない、も、
「その人の言葉」
からなんとなくわかる気がするのです。
*
例えば、組織や人の中に入ると、
自分の思う通りにいかない事は大変たくさんあるもの。
これは、誰にとっても同じでしょう。
その中で、「どう考えるか」が、
大きく2つのパターンに分かれると感じます。
1つは、『関心の輪』に集中しているタイプ。
『関心の輪』とは、
すなわち「気がかりなこと」のことです。
・会社のルールがあるから、
・クライアントがこういうタイプだから、
・上司がこういう性格だから、
そのように、気がかりなことで、かつ、
影響与えられない、どうしようもないことに意識が向きがちな状況です。
聞いている方も、
そして話をしている方も、
何とも言えない「無力感」にさいなまれます。
だって、周りが変われば…
という前提条件ですと、
自分ができる事は何もないと、
言うことになってしまいますから。
何とも虚しいわけです。
(上記の言葉を書いていても虚しくなってきました、、、)
■他方、もう一つの輪は
『影響の輪』というものがあります。
これは先程の『関心の輪』の中でも、
”自分が影響を与える事ができるもの”
のことをいいます。
例えば、
・会社のルールが決まっていても、
”その中で自分が工夫できることを考える”、
・上司の性格が気難しいタイプだけど、
”それに合わせて自分のコミュニケーションのスタイルを変えてみる”
・クライアントが細かい要求が多いタイプだけど、
”クライアントと交渉してお互いにとって最適なwin-winなルールを考える”、
などなど。
要は前提条件の1行目は同じでも、
それを踏まえた上で「2行目」の、”じゃあ自分は何ができるの?”を
徹底的に考えていくわけです。
確かに難しい状況。だけれども
「自分の力で何かできる事はないだろうか」
「本当に何もできないのだろうか(いや、できるはず)」
という前提に立って話ができるため、
建設的かつ前向きな話になります。
結果はどうなるかわからないけど、
スタンスが大事なのです。
■そして
『関心の輪』に意識が向いている人、
『影響の輪』に意識が向いている人、
周りへの影響度だけでなく、
どちらの方がより、
”本人の幸福度が高いか”
と言うと、やっぱり
『影響の輪』に意識が向いている人、
であるはず。
思うに、幸福度とは、
「自分でコントロールできている感」と
大きく繋がっているように思います。
「自分にできることはなにもない」という世界の住人と、
「自分ができることがあるはず」という世界の住人では、
やはり”幸福感”も全然違うと思うのです。
本当に小さな一歩でも、
「日々繰り返していけば、
必ず何かが変わってくる」
そう信じられることは、大変重要な、
【自分の人生のコントロール感を持つための基礎スキル】
であると思いますし、
そのためには、いつ何時も、
【「影響の輪」に、立ち続けること】
が重要であろう、そのように思います。
ゆえに、どんな状況であろうとも、
「今、自分にとっての『影響の輪』は何か」
を考え続けられるよう、OSレベルで書き換え、
自分ができることにフォーカスし続ける、
そんなことを大切にしたいと思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
人は運命に囚われているのではない。
自分の心に囚われているのだ。
フランクリン・ルーズベルト(第32代米国大統領/1882-1945)
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