「悩み」の全ては、〇〇と〇〇からやってくる
(本日のお話 1176字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日日曜日は、終日研修の企画。
また、参加者の感覚を知るために、
愛知にいる姉と父にウェブ会議にて意見を聞いておりました。
便利な世の中になりましたね!
■さて、早速ですが本日の話です。
ここ2~3週間ほど、
あれこれ考えて(悩んで)おりました。
それは主に研修の企画についてであり、
考えるほど「心が重たくなる感覚」がありました。
理由は色々あるのですが、その中で
「なぜ悩みが起こるのか?」について、
”根本はこれだな”と、ふと気づいたことがあります。
本日は、その気付きについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「悩み」の全ては、〇〇と〇〇からやってくる】
それでは、どうぞ。
■私が心から尊敬する人物で、
「中村天風」と言う方がいます。
あの有名な稲盛和夫氏が師事しており
京セラグループの幹部の方は、
皆その著者を読むことが求められている(と聞いたことがある)くらい、
大変、有名な日本の哲学者・実業家です。
(詳しくは「中村天風」でお調べください)
そんな中村天風氏が残された言葉の1つに、
こんな言葉があります。
『さしあたる、その事のみをただ思え、過去は及ばず、未来知られず』
と。
取り越し苦労は厳禁である。
すなわち、「今この時」に集中せよ、
という非常にシンプルな言葉です。
■この言葉、本当にその通りだなぁと、しみじみ思うのです。
というのも人は、多くの場合、
過去のことをくよくよ悩んだり、
これから起こる未来への杞憂によって、
自分の心が重たくなるからです。
「来週のプレゼンどうしよう」
「あー、あの時これをしなければよかった」
「なぜ今までもっと頑張ってこなかったのか」」
、、、
なんて思っても、そう思っていること自体で、
何も変わるはずがないのです。
過去は及ばず、未来知られず、ですから。
ただ得るものといったら、
自分の中でぐるぐるぐるぐると廻る、
自分に対する煩悶の言葉で、自分の心を傷つけ、
勝手に不幸になることだけ。
■つまり、
【「悩み」の全ては、過去と未来からやってくる】
ということです。
では、どうすればいいか。
ここからは私の意見ですが、
「悩まない」ためには、
”忙しくすること”
このことに尽きると思うのです。
暇だから、あれこれ考える。
暇だから、あることないこと想像する。
暇だから、あの人と自分を比較して悩む。
暇だから、Facebookを見て、リア充な投稿見て凹んだりする。
、、、
今この時を、生きる。
そのために、どんどん予定を入れる。
今できることで埋め尽くす。
過去も未来も考えすぎない。
ある程度描いたら、
あとは、ひたすら”今この時”を生きる。
どんどん自分でプロジェクトを打ち立て、
そしてやり続ける。
こういった姿勢が、逆説的ですが、
結果、自分の心を楽にしてくれるのではなかろうか、
そんなことを思った次第です。
精神論と言えば、まさしくその通りですが、
人の感情は「心」がつくり出すもの。
だから、おろそかにしてはいけないな、と思います。
今日は、短めに。
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<本日の名言>
さしあたる、その事のみをただ思え、過去は及ばず、未来知られず
中村天風(日本の実業家、思想家、ヨーガ行者/1876-1968)
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