今週の一冊『 THE TEAM(ザ・チーム) -5つの法則-』
(本日のお話 1358字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日土曜日は、企業向け『目標達成ワークショップ』の研修実施でした。
秋晴れの中、ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
皆様に1歩踏み出す予兆を感じていただたように思えて、
私もとても嬉しい1日でした。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
毎週に日曜日は、お勧めの本をご紹介する
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『THE TEAM(ザ・チーム) -5つの法則-』麻野 耕司 (著)
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です。
■多様性、1on1、ビジョン。
心理的安全性、モチベーション、エンゲージメント。
、、、
「良いチームを作るには?」について、
数多くのキーワードがどこそこで語られています。
それぞれの書籍を読むと、
どれも納得が行くものであり、
「確かに、これはやったほうがいいよなあ」
と思えるものがほとんどです。
■しかしそんな「チーム作り」について
1つ1つの本を読むと納得できても、
”この本”と”あの本”で
言っていることが逆だったり、
あるいは、
”あれもこれも必要と言われすぎて、
どれを優先すべきかわからなくなる”
ということもあり、
なんとも難しいのも事実。
■例えば、一つの本では、
「対話が重要だ。心理的安全性のために、
メンバーひとりひとりと深く繋がるべし」
とかいっているのに、別の本では、
「この環境で、意思決定のスピードが遅くなることは致命的。
チームの上下の役割をはっきりさせること。
仲良くする必要などない」
という意見もあったりします。
そして、それはそれで、
読むと一面では正しい。
なので、読むほど悩ましいのです。
結局答えは、
「何が正しいかは、”状況”による」
という、なんとも曖昧な答えになり、
なんだかスッキリしないのです。
これを、スッキリさせたい。
統合させたいのです。
■そんな中、今回ご紹介する、
『THE TEAM(ザ・チーム) -5つの法則-』
は、組織改革のコンサルタントとして有名な、
リンクアンドモチベーションの麻野氏が、
上述したような混沌とするチーム作りについて
『5つの法則』
として大変わかりやすく、
解き明かした一冊になっています。
■私がオススメのポイントは
大きく以下の2つです。
『1,感覚的なりがちなチームづくりについて、
論理だって「法則化」していること』。
もう補足すると
”チームのタイプ、どんな状況に対して、
どんなことをすることが良いのか”
(任せるか、断固するか等)
などを「判断できる基準」を与えてくれています。
すると、先ほどお伝えした、
”この本とあの本、ウチのチームは
どっち理論をやったらいいの?”
という疑問が解消されるかと思います。
■そしてもう一つは、
『2,自身の体験&学術的理論のコラボ』
でしょう。
多くの本で、
著者の体験だけでも、
汎用性がなく真似ができないし、
かといって、
机上の空論だけでも、
そこにリアルさと説得力がない。
しかし、2つが揃うと、
納得度が非常に高まります。
やってみようかな、という気になります。
しかも長くなくて、シンプルに学術的理論が、
巻末にまとまっているのも読みやすいです。
■最近のトレンドですが、
有名な編集者の幻冬舎の箕輪氏の本は30~1時間で読めます。
それ自体は賛否両論ありますが、
いい悪いはおいておいても、時間がない方で、
要点を掴みつつ、チーム作りを考えたい、
という方に、特におすすめの一冊でございます。
よろしければ、ぜひ。
以下、Amazonの書籍紹介より、引用いたします。
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●偉大なチームに必要なのは「リーダー」ではなく『法則』だ
「個」の重要性が叫ばれている今。
そこからさらなる成長・脱却を遂げるためには、
個と個をつなぐ「チームワーク」が重要だ。
しかし、私たちは正しいチームづくりを教わったことがあっただろうか――。
本書は経営コンサルタントとして
数多くの組織変革に関わってきた著者が、
Aim(目標設定)、
Boarding(人員選定)、
Communication(意思疎通)、
Decision(意思決定)、
Engagement(共感創造)
という 5つの法則をもとに、
成功するチームとはなにかを科学的に解明した、
チームづくりの決定版だ!
「『THE TEAM』というタイトルには、
チームの法則の決定版を届けたいという思いと共に、
読んでいただいたすべての読者の方が「あなたのチーム」をつくれますようにという願いを込めました。
今こそ「チームの法則」によって、ドラマや映画の中では当たり前のように起こる
「チームの軌跡」を自らのチームで起こせるようになることを祈っています。 」
(本文「はじめに」より)
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<今週の一冊>
『THE TEAM(ザ・チーム) -5つの法則-』麻野 耕司 (著)
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