「未来に向けて、楽になる仕組みづくり」に、どれほど時間と労力をかけているだろうか
(本日のお話 2520字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、
「現役人事役員から学ぶ”人事の✕✕”」
の勉強会の開催でした。
加えて、話題の映画『ジョーカー』も観ました。
誰もが持っている繊細でピュアな心のエネルギーが、
抑圧され、否定され、行き場をなくしたときに、
どのような形で爆発するのか、、、
人間のふかーい心を考えさせられる、
非常に深い映画でした。
自分の中にも、ジョーカーいるよなあ、、、。
まだ見られていない方は、ぜひ。
大変、面白いです。
*
さて、本日のお話です。
私ごとではありますが、
最近「不動産関連の情報」が入ってくることが、
やたらと多くなっています(ような気がします)。
友人との何気ない会話でも、
勉強会の後で盛り上がったテーマでも、
「不動産がなんたらどうたら、、、」
という話を、耳にすることが多くなり、
これは何かのメッセージなのだろうか、、、
と思っておりました。
そんな折、ふと今後の事を考える上で、
”自分の人生の仕組み化” というテーマで、
不動産に絡めつつ、思うところがありましたので、
皆様に、気づきをご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「未来に向けて、楽になる仕組みづくり」に、どれほど時間と労力をかけているだろうか】
それでは、どうぞ。
■昔、流行った本で、
『金持ち父さん、貧乏父さん』
という書籍が売れました。
未だに、有名なビジネス書の一つとして、
殿堂入りの本でもあります。
私の記憶ベースですが、
簡単に内容をお伝えすると、
「不動産や事業を創ることで、
収入が自動的に入ってくる”仕組み”を創る」
という、ビジネスの仕組み化が、
「金持ち父さん」になるための秘訣である、
そのためには、不動産や投資などで、
自分が働いていないときにお金が入る「仕組み」を創るべし、
というような内容です。
(ネットワークビジネスなどで、
やたら引用されることが多くなってしまいましたが、、、
本質的で、学びが深い本です)
■そして、冒頭の話に戻りますが、
最近、たまたま
「不動産」の話がやたら耳に入ってきたのも、
また『金持ち父さん、貧乏父さん』の話を思い出したのも、
心の声というか、原因があるように感じたのです。
多分それは、
11月末で、株式会社カレッジとして、
2期目の終了を終えようとしている中、
「身一つでやっている状態の不安」
を感じているのかなあ、と。
ちょくちょく休んではいますが、
とはいっても、ほぼ休みなく働いていると、
(もし自分が倒れたら、どうなってしまうのだろうか?)
という漠然とした不安感が、やっぱりある気がします。
病気をしたり、倒れて働かなくなったら、
給与もないし、一気に転落してしまいますから、、、。
なんだか最近、常に胃もたれ気味ですし、
何となく、不安だったのでしょう。
■そんな中で、
「自分が動きまくって、今、この時の売上を考えてきた1年」
を振り返りつつ、同時に、
『自分が動きまくる一部の時間を、
未来に向けての「仕組みづくり」に投資していく』
ことをしていかなければ、
一向に楽にならず、
” はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る”
(石川啄木『一握の砂』より)、
となってしまうのかもしれない、、、
とも思ったのでした。
■規模感の大小はありこそすれ、
「未来に向けて、どんどん楽になるように、
”仕組みを作っていく”という発想」
は極めて重要です。
これは何も不動産や、
ビジネスの構築を言っているだけではなく、
「あり方」の問題であり、日々のお仕事の仕方にも同じことがいえます。
例えば、
・メールの毎度の挨拶の
「お世話になっております。紀藤です。」を何度もタイプして、
手を疲れさせる無駄
に対して、どう思うか?、もそう。
「ユーザー辞書」を使って「お」と入力
→ 「お世話になっております。紀藤です。」
と変換されるな「仕組み」をつくるのも、
『未来に向けての(小さな)仕組みづくり』
といえるでしょう。
・イベント案内文、告知文の雛形を作り、
簡単な案内をするための仕組みとする、
なども、そうでしょう。
『今を楽にしつつ、未来につなげる』工夫は、
いくらやってもやりすぎはないはず。
■私も今、メルマガを書きながら、
『今を楽にしつつ、未来につなげる』
ためのアイデアを頭の中で巡らせております。
例えば、
・このメルマガを書く習慣を、
もっと短く、良質にする仕組みは作れないだろうか?
・このメルマガを通じてご縁をいただいた多くの方と、
より深い「人間関係の繋がり」をつくる仕組みはできないか?
・メルマガの内容を、情報資産として、
効果的に活用できる方法はないだろうか?
・営業利益を投資活動として、
もっと新たな展開をすることはできないだろうか?
・事務サポートの方を採用して、
自分の時間を作り出す仕組みは作れないだろうか?
・自分の家をよりスペースがある場所に引っ越して、
移動時間の極小化、生産性の最大化を図れないだろうか?
・妻との分業体制、サポーターの仲間の仕事を明文化して、
マネジメントしやすい仕組みが作れないだろうか?
、、、などなど。
実際、上記のような内容は、
全てやったほうがよいはず。
そして、上記の内容だけでなく、
あらゆることを1の矢、2の矢、3の矢と、
次々と打ち出していくことが、
1年後、3年後、5年後の、
大きな差を生み出すということは、
間違いないのだろうな、と感じます。
■『7つの習慣』では、
「基礎原則(成功のための原理原則)」の一つとして、
【P/PCバランス】
という話を伝えています。
これは、
・Performance 求める成果
・Performance Capability 求める成果を生み出す能力
の関係を表しており、
”「求める成果」と、
「求める成果を生み出す能力」のバランスを、考え続けよ”
という教訓を伝えています。
”今このとき”だけの成果を求めすぎると、
刈り取りに次ぐ刈り取りで、
ひたすら手に鎌を持って、
目先の稲穂を刈り取ることに終始してしまう。
それでは、今は良くても、
来年のための種まきをおろそかにして、
来年の収穫量が減ってしまうかも知れないし、
より生産性を上げて、余暇を増やすための人員強化、
トラクター購入の検討の時間などを忘れると、
手で刈り続けるばかりで、腰を痛めてしまうなど
目先の限定された成果に、
終始してしまうことになるのでしょう。
■そして、「仕組み」を作るために、
未来につなげる活動をするために、
最も必要なのは【時間】です。
自分の時間を作り出し、
その余った時間をどんどん新しい
「仕組み」に投じて、更にまた自由な時間を作っていく。
そんなことを回し続けることで、
自分の力量が磨かれ、より力をつけ、
頭一つ二つ、突き抜けることができるのであろう、、、
そんなことを、
「不動産」&「金持ち父さん貧乏父さん」の話から、
ふと思い出した次第です。
皆さまは、「未来につながる仕組み」について、
どれほどの時間と労力を投資していますか?
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<本日の名言>
金をかせぐよりも時間をかせげ。
本田宗一郎
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