「やり切る/継続する」ためのポイントは、「がんじがらめのシステムを構築する」ことである
(本日のお話 2355字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、友人でもあり、
私と同じく教育研修を提供している、
株式会社ルパートの松上社長の
『「やり切る力」で継続を楽しむ技術』
というワークショップに、
参加してまいりました。
さすが、元戦略コンサルタントで、
「やり切る力」なる曖昧模糊としたものを明確にまとめ、
必要な要素を抽出している素晴らしきセミナーでした。
次回開催は未定と言う事ですが、
・いつも三日坊主で終わってしまう、
・ダイエットをしようと思ってもできない、
・資格の勉強なども続かない、
などで、迷っている方は、
非常に良いきっかけと、
システムを提供してもらえる場所になると思います。
ご興味がある方は是非。
(しかも安い!)
*
さて、本日の話です。
先日のワークショップにて、
改めて「やり切るために必要な要素」について考え、
思うことがありました。
今日はその気づきと学びについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「やり切る/継続する」ためのポイントは、「がんじがらめのシステムを構築する」ことである】
それでは、どうぞ。
■個人的な感想ですが、
おそらく人類の95パーセントが
一度はぶち当たったことがある問題が
「三日坊主問題」
ではなかろうか、と思っております。
人間は元来怠け癖があり、
基本、易きに流れる生き物です。
ゆえに、
・運動をしよう。
・英語の勉強しよう。
・片付けの習慣を作ろう。
・朝早く起きる習慣を作ろう
・ジムに行こう。
・料理を毎日作ろう
、、、と、決意し、
高らかに宣言して始めたものの、
3日やって、でも仕事が忙しくなったら辞め、
気づいたら、そもそも計画したことすら、
なきものになっている
こんな経験、
皆様にはありませんでしょうか?
■一度は「これをやるぞ!」と、
決意したということは、
”確かにやったほうがいいこと”
と自分ではわかっているのです。
やり続けたのであれば、
自分の人生が逓増していく事は、
間違いないと思っているのです。
しかし何故でしょう、
なかなか続かず、気づけば”そのこと”をする代わりに、
YouTubeを見たり、テレビを見たり、ダラダラしたり
としてしまうのですね。。。
■では、そんな”人間の性”に、
どのように抗うことができるのか?
どのようにすれば達成すると決めた目標に対して、
続けたいと思ったことについて、
「継続し、やり切ることができる」
のでしょうか。
色々考え、調べたところ、
そして昨日の「やり切る技術」でも、
結論としては、
『これだけやればいいという必殺技は、ない』
(残念ながら、、、)
ということでした。
■確かに、効果的な方法はあります。
例えば、私がこのメルマガを
2000日以上続けられている理由の一つ
『衆人環視』
(=色んな人に見られているので逃げられない)
という「外圧」を使うパターンは、
続けるための、強い武器になります。
しかし、ただ
「衆人環視」だけあれば良いかというと、
そういうわけでもない。
人によっては、プレッシャーだけ感じて
むしろ続けたくなくなることもあります。
他にも「やり切る」ためには、
たくさんの工夫があるのです。
例えば、
◯「なぜ自分がそれをやりたいのか」という”目的”を、
きちんと言語化すること、
も重要だし、
◯何か新しい習慣を組み込むために、
代わりに「やめることを決める」こと、
も重要だし、
◯新しい習慣を「自分の生活の中で、いつに、どのように組み込むのか決める」
と具体化すること、
も必要だし、
◯日々、きちんと出来た時に、
「ご褒美」を与えて自分を励ます仕組み
も大切だし、
◯もし失敗した時でも、そこで習慣が崩壊しないように、
「代替案を設けておく」こと
も大事だし、
◯自分が決めた習慣を実行しやすくするために、
「すでにやっている習慣と紐付ける」ように設計すること
も重要だし、、、(他多数)
と言うように、
1、「情熱」をかきたてるための手段”、と
2、「継続しやすいシステム」をあらゆる手法を組み込むこと
の両面が必要になるのです。
■そして上記の工夫一つ一つに関して、
”「やろう」と思ったことを成し遂げるべく
いかに何重もの工夫を自分の生活に組み込むのか”
を一つ一つ自分ごととして考え、
1つの工夫だけではなく、
2つ3つ4つ5つの工夫をかけ合わせた「システム」を創ること。
これがダメなら、あれを使う。
あれがダメなら、それを使う。
それがダメなら、✕✕を使う。
、、、というように、
いくつもの”防波堤”を作り、
易きに流れようとする自分に対して、
『「描いた未来」に歩み続けられるように、
”がんじがらめにしたシステム”で自分を縛り付けること』
このことこそが、
「やり切る」ための要なのでございます。
■今、私がこのメルマガを続けていられるのも、
・多くの人に読んでいただいていると
「衆人環視」と言う仕組みも設けているし、
・朝起きたら必ず椅子に座り、パソコンを開き、
音声入力を始めるという仕組みも設けているし
(場所や時間を決めている)
・もしその日の夜0時までに送れなくても、
「今日の27時だ(夜中の3時)。今日中に送った」と、
”代替案”(言い訳)を設けているし、
・この取組み自体が未来に繋がると
「目的」意識も組み込めているし、
ということで、やっぱり
『がんじがらめのシステム』
で継続させることができています。
■よく言われるように
・土台も2本だと安定感がないが、
3本になると揺るがない、とか
・1つの矢だと、すぐに折れてしまっても
3本まとまると簡単には折れない、とか
・「3人寄らば文殊の知恵」というように、
アイデアも複数集まると強化される、
などなど、いくつもの要素が
束になることのパワーは原理原則として、
証明されていることでしょう。
ゆえに、ちょっと暑苦しいですが、
『がんじがらめのシステム』
を作ることは、
習慣化したいこと、続けたいことを
「やり切る」ため、「継続するため」に重要なことなのだろう、
そのように思っている次第です。
皆様は、決めたことを
「やり切る」ために「継続する」ために、
いくつの方法を組み込んでいらっしゃいますか?
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<本日の名言>
無限に発展する道はいくらでもある。
要はその道を探し出す努力である。
松下幸之助(松下電器産業の創業者/1894-1989)
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