「日英協会アニュアルディナー」に参加して思う、未知との世界との交わりが人生にもたらす価値
(本日のお話 2353字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、2件のアポイント。
ならびに営業研修『ヘルピング・クライアンツ・サクシード』の研修立ち会い。
夜は、お世話になっている礼法の先生からお誘いいただいた、
「日英協会アニュアルディナー」なるものに、
妻と共に参加してまいりました。
*
さて、本日のお話です。
昨日、ふとしたご縁で、
「日英協会アニュアルディナー」なる、
格式高そうな会に参加をしたのですが、
普段行かないようなそんな場に参加して、
思うことがありました。
本日はそのお話について、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「日英協会アニュアルディナー」に参加して思う、未知との世界との交わりが人生にもたらす価値】
それでは、どうぞ。
■私事ですが、半年ほど前に、
「起業したんだし、会食も増えてきたから
礼儀やマナーを学んでみよう!」
とふと思い立ったのでした。
思い立ったが吉日ということで、
『ストアカ』
(=学びたい人と教えたい人をつなぐマッチングサイト)
なるもので検索をし、
そこでネットによりご縁を紡いだ
さかいしのぶ先生(小笠原流、実践礼法の講師)に、
妻とともに半年間「礼法」を、
合計10回ほどにわたって学んできました。
■そこでは、
・座敷での動き方や、
・玄関の上がり方、
・お土産のわたし方
・和食のときの箸の持ち方、お椀の開け方、
などなど
「礼儀・作法においての王道」を理解する、
貴重な時間を頂いたのでした。
「礼法」が身に付いているかどうかは置いておいて、
(まぁ、自分のものにするためには練習が必要なので、、、)
自分の行動が正しいかどうか、
基準を身につけることは、
1つの大切な学びになりました。
■そして、そんな「礼法」にてお世話になった、
さかいしのぶ先生より、先日、
「日英協会のアニュアルディナーという
お食事会があるのですが、
礼法の実践としてお越しになられませんか?」
とお声掛けいただき、
基本姿勢、
『ハイかイエスか喜んで!』
を合言葉に、参加させていただくことになったのでした。
■「日英協会アニュアルディナー」。
どんな会合なのか、
私もよく分かっていなかったのですが、
とにかく、何だかお上品な香りがすることは確か。
どうやら、
1908年に始まった日英協会の親睦を深めるための
フォーマルなディナーパーティーと言うことで、
女性は着物やドレスを着て、
男性はタキシードを着て参加。
ゲストには、
日本の皇室の方や、
イギリスの王室の方、
また、経済界の重鎮の方など、
実に様々な人が参加する、とのことでした。
実際の昨日のディナーの場は、
そして、1時間強のお食事の後、
ゲストの方からのブレイクジットに関するイギリスの見方や、
今後の経済の行く末など語られるなど、
興味がある人にとっては、
大変興味深い話であり、
ない方にとっては、何だかわからない話ですが、
一つ言えることは、
「格式高いフォーマルなディナー空間」
を体感した3時間なのでした。
■そして振り返って思うこと。
それは「ご飯美味しかったなあ」ではなく、
『普段行かない場所に足を運ぶことは、
自分の感性に刺激を与える上でも、大事だよな』
と思ったわけです。
と言うのも、我々はともすれば、
「自分の”居心地の良い場所”、あるいは、
”いつもの場所”に、留まってしまいがち」
だから。
■例えば、私の場合、
教育業界に軸足をおいているため、
基本、「いい人」が多いです。
人の成長や、人の心に興味がある人たちが多いため、
共感力が高かったり、
相手のことを慮ることができたり、
ある意味、非常に快適。
でも、全然違う場もあったりする。
例えば、
『アイドルのコンサート』に行けば、
そこは「人の心」よりも、
違う力学や優先順位が働いているだろうし、
『日英協会アニュアルディナー』に行けば、
そこ「人の心」よりも、
着ているドレス、マナーなど、
見える部分により重きが置かれるし、
『金融商品の勉強会』にいけば、
そこは「人の心」よりも、
いかに儲かるか、儲かっているか、
に視点があつまるのでしょう。
どれが悪いなどではなく、
ただ、そういった「場」が色々あるということだけ。
■もちろん、貴重な自分の時間ですから、
どこの「場」を選ぶかは、
自分の価値観と感性が決めることです。
しかし、言えることは、
「未知の世界に可能性やチャンスが転がっている」
ということです。
未知の世界には、未知がゆえに、
何かすれば確実にこうなる、
という確実性がある話でも、
行った瞬間、人生が劇的に変わるという、
即効性がある話ではありません。
昨日のディナーパーティーも、
「目からウロコの大発見だった!」と言うことも、
まあ、ありませんが、それでよいのです。
ただ、です。
こういったことを繰り返している中で、
ある時、ふと突然に、
【自分の人生を大きく変える「知識・人・チャンスとの出会い」】
が不意に訪れたりするわけです。
これは、
自分でコントロールができることではなく、
偶然起こること。
ただ、言えるのは、
ウロウロし続けることにより、
その偶然と出会う確率が高くなる、ということです。
そして、それに出会った瞬間、
「人生の航路が変わる」
という感覚を持つこと、
やっぱりあったりするのです。
(厳密には振り返って気づくものですが)
■私も、おそらく何百回と、
見知らぬ会合を含めてウロウロしていますが、
振り返ってみると、
3割位はヒットし、良いつながりが生まれます。
ただ、多くは思い出せないような凡打。
あるいはすぐに忘れてしまう知識や出会いです。
しかし、2~3%は、
人生を変えたホームラン的出会い、
であった感覚があります。
多分、これからもそれくらいの、
比率になるのではないでしょうか。
どちらにして足を運び世界を広げ、
ウロウロしながら面白い物を見つけていくこと。
それが、
【「日英協会アニュアルディナー」に参加して思った、
未知との世界との交わりが人生にもたらす価値】
であり、大切なことだよな、と改めて思った次第。
皆様は未知のチャンスをつくる活動、
どれくらい意識されていますか?
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<本日の名言>
たまには踏みならされた道からはずれて、
森の中に踏み込んでみるといいでしょう。
そうすれば、今まで見たこともないものが
発見できるに違いありません。
グラハム・ベル(スコットランドの発明家/1847-1922)
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