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2133号 2019年12月24日

頭がモヤモヤしたときの最高の対処法は、書いて書いて書いて書いて書きまくること

(本日のお話 1423字/読了時間1分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件の個別コーチング。
並びに1件のアポイント。

システムコーチングの学びを挟み、
夜は懇親会でした。



さて、早速ですが本日の話です。

皆さまは、気分がモヤッとすること、
ありませんでしょうか?

今日はそのモヤッを解消するための工夫について、
皆さまにご共有させていただければと思っております。

タイトルは、


【頭がモヤモヤしたときの最高の対処法は、
 書いて書いて書いて書いて書きまくること】。


それでは、どうぞ。


■しばしばいただくお悩みの1つ。


「頭がモヤモヤしたりごちゃごちゃしたりして、
 なんか不快である」


という心理状況。

何が原因なんだかわからないけれども、
心がざわざわもやもや、悶々とする。

こういうこと、皆さまにも、
ご経験があるのではないでしょうか?

その気分のきっかけとは、

・仕事が何かうまくいかない
・お客様に何かネガティブなことを言われた
・上司から叱られた
・パートナーとの関係でトラブルがあった
・健康上で不安な事が訪れた

など、様々でしょう。


そしてそれをトリガー

「もやもや」「悶々」

が始まる。

よくあります。
そして、不快です。



■では、その時にどうすれば良いか。

一つ、お勧めしたい方法がございます。

それは、


【頭の中にあることを、
 書いて、書いて、書いて、書きまくって、
 目の前に出し切る】


こと。


そうすると、不思議なことに。
なんだかすっきりするのです。

解消されなくとも、
モヤモヤの雲の数はちょっと減る感じです。


■なぜ、モヤモヤが晴れるのか。


理由は2つあると考えています。


1つは、『思考の無限ループを断ち切れる』から。


「モヤモヤ」と言うのは、考えてもどうしようもない、
しかし沸き起こってしまう感情の間で、
揺れ揺られている心のあり様。

あっちいってはまた戻り、
こっちへいってはまた戻り、
ただただその無限ループを繰り返し、心が疲弊し、

出口がないように感じられて、
くたびれた心がさらにくたびる。

そして落ちていく、、、みたいな。


しかし、そんな中で、
「モヤモヤ」を書き出してみると、

その頭の中の思考ループを、
一端、終了させることができます。

これは小さいようで、結構大きい。




■そして、書き出すことで、
モヤモヤが晴れる理由の2つ目。

それは

『モヤモヤを言語化できる』

こと。

もやもや、というのは言葉の通り、
もやっとしている。

つまり、具現化していないのです。


言葉にできない感情を、
ムリヤリでも言葉にしようとすると、

もやっとした空気のような感情が、
言葉という記号により、物質化されます。

手に触れられなかったものが、
手に触れられる感覚に近づく。

「わかることは、わけること」、

と言われるように、
モヤモヤの原因を言語化し、
特定(わける)すると、
ちょっとだけ気が楽になります。

モヤモヤに対して、「客観的」になるし、
原因はここだったのだ、わかります。



■もやっとした感情を、
言語化、物質化できれば、
対策も考えられるようになり得る。

それが対人関係の悩みであれば、

自分の心を整理し、
的確に相手に伝え、

話し合うこともできるようになるでしょう。



、、、という、言語化により、


『1,思考の無限ループを断ち切れる』

『2,モヤモヤを言語化できる』


という効果があるので、


【頭がモヤモヤしたときの最高の対処法は、
 書いて書いて書いて書いて書きまくること】


である、私はそのように思っています。

ぜひお試しくださいませ。
真面目に、結構効きます。
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<本日の名言>

ありのままの自分を出すほうが自分を偽って見せるより
得るものは大きいはずだ。

ラ・ロシュフコー(フランスンの著述家/1613-1680)

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