足踏みしていても、靴底は減るぜ
(本日のお話 1408字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日より、仕事始めだった方も、
多かったのではないでしょうか。
私は個別コーチングの実施、
ならびにアポイントなどでした。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
年が始まると、不思議と
新しい気持ちになるものですね。
そんな中で、物事を前に進める上で、
改めて大切だと感じる、
「まず動く」
ことについて、思うところを
ご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【足踏みしていても、靴底は減るぜ】。
それでは、どうぞ。
■どこかで聞いた名言に、
『足踏みしていても、靴底は減るぜ』、
というのがありました。
高橋歩さんという自由人が語った言葉だとか。
■皆さまの中にも、
年末年始、色々考えて、
「今年はあれをやろう」
「これもやってみよう」
「こんなテーマで1年を過ごしてみよう」
と思われた方も、
いらっしゃるのでは。
■ただ、お休みの期間だと、
周りが止まっているように見えますが、
しかし、いざお仕事が始まり、
周りが動き出すと、
「動いていないと目立つ」
ように感じるようになります。
例えば
”年末年始色々計画を立てたはずなのに、
アクションし始めていない自分”
がいたとすると
”決めたはずなのに、
手を付けていない自分にモヤっとする”
と感じる、みたいに。
今はなくとも、止まっていて、
悶々と考えていると、
だんだんとそのモヤモヤが毒素化するものです。
■なぜ動けないか、というと、
様々な理由があるのでしょう。
・選択肢が多すぎる、絞れない
・優先順位がつけられていない
・動いた場合のリスクが気になって動けない
・まだタイミングじゃない
など。
そして、もう一つの大きな理由が、
『”可能性”を可能性のままにしておきたい』
という隠れた本音もあるように思います。
■この話に関連する、
「営業のあるある話」があるので、
少しお話をさせてください。
営業シーンにおいて、
しばしば起こりがちなこと。
それは、営業マンが、
「お客様の本音を確認できない」
ことです。
色々、理由を営業は語ります。
「いや、お客様と連絡が取れなくて」
「色々とまだタイミングが合わなくて」
「お客様の上司の意志が確認できなくて」
というように。
しかし、これ少し深ぼると
「お客様の本音を確認できない」理由の一つは、
「実は本音を確認したくない」
=「見込み客を、見込み客のままにしておきたいから」
=「可能性がなくなるのが怖い」
という心の奥底の本音があったりするのです。
(私も営業経験が長いので、その気持もわかります)
■それはまるで、中学生の恋心のよう。
告白して、決断を迫らなければ、
「もしかしたら付き合えるかも!」という可能性が残ります。
可能性という毛布に包まれて、
少しだけ安心した”感覚がする”のです。
希望を捨てたくないのです。
■しかし、事実は変わりません。
「自分がその”感覚をもちたい”」だけで、
事実は基本、相手の中にあります。
告白する前から、勝負は決まっているのです。
ゆえに、
いくら恋心を募らせても、
お客様に期待を高めても、
「一歩踏み出して、アクションをする(確認する)」
ことがなければ、
ストーリーは前に進むことはない。
その間、時は過ぎ、
別のあったかもしれない可能性が過ぎていくだけ。
■そして、このことは、
他のあらゆることも同様です。
「こんなことやってみようかな」
「あんなチャレンジしてみたい」
「こんな巻き込みができたらいい」
そう頭で思い続けていても。
”思い続ける”だけでは、
”時間という貴重な人生のリソース”が
減リ続けるだけです。
そう、
『足踏みしていても、靴底は減る』
のです。
■ゆえに、何かこうしよう、
こうしたい、という思いがあって。
そして、ある程度、
こうしたいと思い描けたら
「とにかくやる、歩き出す」
こと。
実は、 躊躇していることに、
さしたるリスクなどないことが殆どです。
希望を失いたくない、
怖い、勇気が持てない、
というのが殆どのはず。
■しかし、たとえその行動で、
“可能性”というベールが剥がれて、
可能性がなかったとわかっても、
その分、新しく手数を出すことで、
新しい可能性の種を巻いて、違う花を咲かせればいい。
突き進んでいけばいいのです。
その方が、
結果として1年を振り返って、
得られる物も多い、
私はそう思います。
ということで、共に、
歩んでまいりましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
皆さまにとって、今日も素晴らしい一日となりますように。
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<本日の名言>
足踏みしていても靴底は減るぜ
高橋歩
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