「~してもいい」の言葉が、やさしく行動を促してくれる
(本日のお話 1724字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、
友人が主催している私塾にて、
『習慣がもたらす効果』
について講演をさせて頂きました。
私の場合、「メルマガ習慣」、
これが人生の大きな影響を与えてくれましたが、
たった一つの習慣でも、
自分の現状を大きく変えるものになる、
話をしながら、改めてそう思った次第です。
(昨日ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
先日より依然として、
「習慣化」についてのテーマに、
ハマっております。
今日も引き続き、「習慣化のコツ」、
特に「したほうがよい行動を促すコツ」について、
思うところをお伝えさせていただければと思います。
タイトルは、
【「~してもいい」の言葉が、やさしく行動を促してくれる】
それでは、どうぞ。
■皆さまは、
よく使う「口癖」ありますでしょうか。
「口癖」というと、
無意識の事が多いので、
あまり自覚的でないことも多いかもしれませんね。
■とはいえ
「言葉」というのは
紛れもなく「思考」が表れたものです。
そして言葉と思考はお互いに影響し合うもの。
だりぃ、だりぃと言っていると、
本当にだるそうな雰囲気を醸し出す、
ヤンキーみたいなものです。
ですから、
自分の「口癖」がどういったものなのか
自覚的でいることは、
自分が””どんな考えをしがち”なのか、
客観視するよい機会になります。
■ちなみに、現代社会において、
よく言ってしまいがちな口癖は、
「しなければねばならない」
が多く使われるのではないでしょうか?
例えば、
・洗濯をしなければならない
・料理をしなければならない
・お客様と会わなければいけならない
・お風呂に入らなければならない
・英語を勉強しなければならない
、、、というように。
「しなければならない」を並べると、
いっぱい、いっぱい、
「せねばならない」
を積み重ねることができそうです。
■しかし、上記の文言を
読んでいても、あるいは喋っていても、
やる気には、あまりなりません。
むしろ、「Must,Should(べき)」だらけだと
やる気は減退していくものです。
確かにやんなきゃいけないから、
結局やるのだけど、
やっぱり、
「Want(~したい)」ベースで動いたほうが、
自分自身も納得するし、
やっていて気持ちがよいものです。
■じゃあ、
「自分がしたいことをすればいいんだよ」
といって、やりたいことがモリモリできたら、
苦労はありません。
「~しなければならない」という
「外圧」があるからこそできることもあるし、
「~しなければならない」を前向きに
「~しよう」or「~する」という言葉に置き換えても
本当は面倒くさいのだから、
なんだか嘘臭さが残ってしまいます。
さてさて、一体どうすればよいのか?
「しなければならない」を、
いい具合に解消する、良い方法ないものだろうか?
■そんな中、
新たな実現したい習慣、
新たに行動したいことを促すために、
些細な一つの工夫が、
先日読んだ書籍『Atomic Habtis』に書かれておりました。
それが、
【『してもよい』に言い換えてみる】
という実にシンプルな工夫なのです。
このシンプルな話が、
自分に行動を促す上で、
大変役に立つと思うのです。
■「~しなければ」を「~してもよい」
と変えるだけで、ちょっとポジティブに、
取り組めるようになるのです。
例えば、
・洗濯をしてもいい
・料理をしてもいい
・お客様に会ってもいい
・英語を勉強してもいい
というように。
■言葉は大事で、そして繊細です。
ちょっとした”違和感”があると、
口に出していても嘘臭さ残ります。
掃除が面倒くさいときに、
「掃除をする!」
と高らかに宣言しても、
(でもしたくないしなあ、、、)
と内心思ってしまいます。
でも、
「これから掃除をしてもよい」
くらいに留めておくと、
(まあ、してもしなくてもいいけど、してもいいか)
と、自分の自由意志を尊重した上で、
「ポジティブな選択を自分に促す」という形になる。
すると、
前者の強制的な自己暗示よりも、
より現実に即した形で、
自分の行動の背中を押してくれるのだろう、
そのように思う次第です。
■小さなことのようですが、
「神は細部に宿る」ともいいますし、
小さな工夫を、自分にあった形で
積み重ねていきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
行動はいつも幸せをもたらすものではないが、
行動なくして幸せはない
ディズレーリ(イギリスの政治家/1804-1881)
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