「気晴らし」とは、”頭のスイッチを切り替える”ことである
(本日のお話 1459字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
他、研修の企画作成など。
*
さて、本日のお話です。
今日は「気晴らしのコツ」について、
最近感じたこと、学んだことについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「気晴らし」とは、”頭のスイッチを切り替える”ことである】
それでは、どうぞ。
■働くお母さんは偉大です。
家事をしながら、
仕事もこなし、
子育てもしていく。
この生産性たるやいなや。
私も、これまで
子育てと仕事を両立されている女性とお仕事を
プロジェクトを共にさせていただきますが、
その器の大きさ、
処理能力の速さに、
敬服ばかりしております。
■さて、そんな働くあるお母さんに、
10年くらい前ですが、ある質問をしました。
その回答が記憶に残っています。
私「仕事と子育て、両立大変ですよね。
休まるときがないんじゃないですか?」
すると、その女性は答えられました。
「確かに、そうといえばそうなんですけどね。
でも、仕事が”気晴らし”になっているんです。
あれ、子育てが”気晴らし”になっているのかな。
いずれにせよ、仕事と子育てって、
『頭を使う場所が違う』から、
それが切り替えられると、
気晴らしになるんですよね」
、、、とのこと。
■『頭を使う場所が違う』。
それを切り替えられると”気晴らし”と感じる。
へえー、そんなものなのか、
と私は思いました。
■そして時は流れ、最近の話。
私が生産性において、
師匠と仰いでいる凄腕経営者の方が、
こんなお話をされていました。
テーマは「気晴らし」についてです。
「私にとっては、”新聞を読む”、のも気晴らし。
”読書”も気晴らしです。
気晴らしというのは、
『頭のスイッチを切り替える』こと。
それがあれば、気晴らしになります」
「気晴らしというと、ゲームとか動画に流れがち。
でも、ゲームや動画の見て没頭するのは、
プロゲーマーになるとか、特別な目的がなければ、
基本、未来に対して生み出すものはない。
でも、
”読書”とか”執筆”とか”運動”など
自分の未来に繋がるものを、
気晴らしの手札として、周辺に用意しておく。
そして、疲れたら、気晴らしとして
それらを行うことで”
『頭のスイッチを切り替える』
ことをすれば、
気晴らしになるんです。
気晴らしもできるし、
未来に投資にもなるし、一石二鳥。
あとは、それをやりやすくする環境を作ればいい」
というようなお話でした。
■そして、過去と最近を繋げて、
改めて思ったこと。
”気晴らし”とは、
文字通り”気分”の問題である、
ということ。
だから、「気晴らし」と思えば、
それは気晴らしになりえるのでしょう。
■有名な物語『トムソーヤーの冒険』で、
トムがペンキ塗りを「家事」として任せられた際、
めちゃくちゃ楽しそうに自分がやることで、
友人に「やらせてほしい」と言われ、
友人は嬉々として、
遊びという認識でペンキ塗りをやった、
という有名なエピソードがありますが、
まさしく、あれ。
友達は、「仕事」ではなく
「遊び」と思ってやったから、
ペンキ塗りも遊びになったのでs.
「仕事」なのか「気晴らし」なのか、
それは”思い込み”でしかない、
と言えるのかもしれません。
■であれば、です。
「自分でそう思ってみる”ことで、
気分も変えられるのかもしれない」
と思ったわけです。
今まで好きなんだけど、
でもどこか義務感もあったようなことを
「これは、気晴らしである」
と思ってみる。
例えば、
「読書は気晴らし」(=知識を得る勉強ではなく)
「英語勉強も気晴らし」(=クロスワードパズル、脳トレみたいなもの)
「ジムも気晴らし」(=健康の投資ではなく、リラクゼーション)
というように。
実際、するとたしかに
(特に英語勉強において)
なんだか、取り組みやすくなったような気がします。
■結局、気持ちの問題です。
自分の未来に繋がる投資行動を
「気晴らし」と捉えて行ってみる。
それがきっと、頭のスイッチを切り替えつつ、
一石二鳥の未来への活動にもなるのではなかろうか、
そのように思う次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
負い方一つで重荷も軽い。
見えにくいものでも、視点を変えれば見えてくる。
難しいことでも、方法を変えれば解決する。
ヘンリー・フィールディング
(イギリスの劇作家・小説家、1707~1754)
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