混乱期には、「思い切った目標」を立てたほうが、パワーを結集できる
(本日のお話 2215字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のオンラインでの打ち合わせ。
並びに1件のコーチングでした。
さて先日ご案内いたしました
『オンライン人事交流会』のお申し込みですが、
続々とお申し込みいただいております。
現在、約40名のお申し込み。
せっかくの機会ですので、
まだまだ募集したいと思います。
ご興味がある方は、以下よりお申し込みくださいませ。
気合が入ってまいりました!
(ここから)
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オンライン人事交流会 ~オンライン教育のあれこれをシェアし合う会~
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■イベントの目的:
今回は、「オンライン教育」について。
皆さまがどのように実施されたり、迷われていたり
あるいは工夫をしているのかについて、
関わる皆様で考える機会を提供できればと思います。
本会では、異業種の多様な皆さまとの繋がりを中心に、
皆さまが、現状の、これからの人事のお仕事をより広い視点で、
楽しく取り組めるようになるきっかけづくりを目指します。
■イベントの流れ
1) 私(紀藤)が知る限りの情報提供
・そもそもオンライン会議システムとはどんな種類があるの?
・オンライン会議システム(特にzoom)を活用した効果的な研修運営方法とは?
・その他オンライン学習システムの種類と活用方法 など
2)他企業の皆様との情報交換
3)アイデアの全体シェア、その他
■イベント要項
◯日時:4/10(金)18:30-20:30
4/17(金)13:30-15:30 ※どちらも同じ内容です
◯場所: ZOOMにて ※お申し込み頂いた皆さまにURLをお送りします
◯費用:無料
◯進行役: 株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
■対象: オンライン教育に興味がある方
※「人事交流会」としておりますがテーマに興味がある方であれば、
人事でなくともご参加可能でございます。お気軽にお申し込みくださいませ
■お申込について
・以下URLよりお申し込みください
https://forms.gle/FkYMPjaR5VbPdBV97
※お申込みフォームの送信をもって、受付完了とさせていただきます。
※ご質問等はkito@c-courage.co.jpまでご連絡ください。
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(ここまで)
楽しみです!
*
さて、本日のお話です。
緊急事態宣言が出され、私の周りでも
「自宅で1ヶ月仕事をすることになった」
「仕事がなくなったので時間ができた」
という方が多くいらっしゃるようです。
(皆さまはいかがでしょうか)
そんな中ではありますが、
先日、お世話になっている社長からふと頂いた
とあるメッセージが大変心に響きました。
今日はそのお話について、
学びと気付きを、皆さまにご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【混乱期には、「思い切った目標」を立てたほうが、パワーを結集できる】
それでは、どうぞ。
■『7つの習慣』でパートナーとして
一緒にお仕事をさせていただいている
とっても素敵な社長がいらっしゃいます。
いつもポジティブで、
かつ行動力に溢れていて、
私が尊敬する方のお一人。
その方と
「オンライン研修」の最近の状況について
に電話でやりとりをさせていただきました。
■私からお伝えしたことは
「新入社員研修、1~2割の企業が
オンラインに切り替えてます。その他は延期orキャンセル。
オンライン研修は、
最初は、クオリティは多少下がってもよいから、
とにかくやろう!という会社様が多いイメージですね」
という情報でした。
実際、オンライン研修とは
誰にとっても初めてのことなので、
「たとえ学びの質が下がっても、まずやってみる」
は大事だと思いましたし、
今もそう思っています。
■しかし、
その社長が言われた言葉は、
一つ次元が高い、次のようなお話でした。
「今ボクが思っているのは、
このタイミングだからこそ、
『リアルの研修を遥かに超える、オンラインの研修の体制を作りたい』
って思ってます。
それぞれの分野で、
パフォーマンスが高い講師に集中させて、
参加者の学びが最大になるようにしたいんですよね!」
という熱の入った想い。
■この言葉を聞いた時に、
ハッとさせられました。
人はどのような”問い”を持つかによって、
自分が目指す先が変わってくる、、。
自分の目指していた方向は、
この”問い”でよかったのだろうか、、、と。
例えば、
”「リアル研修の代替」としての
オンライン研修をいかにつくるか?”
という問いであれば、
あくまで、リアルの代替ですので、
リアルを超えることはありません。
しかし、一たびその”問い”を
【「リアルの研修を遥かに凌駕」する
オンライン研修をいかに開発するか?】
とした場合、ゴール設定も、
アクションプランも大きく変わってきます。
■そう、
『どのような”問い”を立てるかで、結果が変わる』
のです。
そのことを、安易に
「質は問わないけど、とにかくやってみる」
に留まっていたことに、
いやはや、まだまだだったな、、、と
思わされたのでした。
■そして、その後、
別で、その社長からメールを頂いたのですが、
それがまた、とっても素敵なメッセージでした。
その内容は、以下のようなお話です。
「混乱期は皆が、普段以上に
目指すべきところや拠り所を求めていると思います。
ゆえに、現状の不安に焦点を当てずに
”思い切った目標”に焦点を当てたほうが、
パワーを結集できる、と考えています。
リーダーとは「リードする人」。
こういうときだからこそ、役割を果たすときだと思ってます。
目標を明確にし、
目的を明確にし、
精一杯進むようにリードする。
そう言い聞かせています」
、、、ざっくり、そのようなお話でした。
シンプルな話でしたが、
私はとても心を打たれました。
■裏を返してみれば、
日本全体もそうですし、
世界全体が一つのテーマについて意識を集中させているということ、
近年、まれに見る事態であると思います。
その文脈の中で、
皆のパワーを、
より明るい未来を創るための一手に
もし集中することができたなら、
それはまさしく「チャンス」になるのだろう、
と私は思います。
同時に、私も小さくともうねりを生み出す、
一つの役割を担いたい、と思っております。
■同様に、皆さまの中で
医療従事者でも行政に関わる方でもなく、
ただ見守る、自粛するしかできないとしても、
自分と周りのため「何ができるのかを考えている」という方も、
きっといらっしゃるのではないかと。
■その中で、効果的なのは
『パワーを結集できる、”問い”を打ち立てること』
であると思います。
例えば、
・在宅勤務しながらも、
「生産性を2倍」にするためにどのようにすればよいか?
という”問い”でもいいし、
・この1ヶ月を、人生を劇的に飛躍させる転機とするために
どのような時間を使うことができるだろうか?
という”問い”もありだし
・自粛機関で、自分が家族と社会に
最大限貢献するために何ができるだろうか?
という”問い”も良いと思います。
■その”問い”が何かは、
人によって異なります。
ただ、上記でご紹介させていただいた
社長のメッセージのような、
【混乱期だからこそ、不安だからこそ、
「思い切った目標」を掲げ、パワーを結集する】
のは組織はもちろんそうだし、
個人でも同様に言えるのではないか、
と思っています。
■私もこの機会に、
『リアルの研修を遥かに超える、
オンラインでの研修を作る』
ことを一つのテーマとして、
良い機会にしたいと気持ちを新たにした次第です。
(改めて素敵な気付きを頂いた
J社長、ありがとうございました!!)
燃えてきました。
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<本日の名言>
人生で最も輝かしい時は、いわゆる栄光の時でなく、
むしろ落胆や絶望の中で人生への挑戦と未来への完遂の展望が
わき上がるのを感じたときだ。
フローベール(フランスの小説家/1821-1880)
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