「オンライン研修」に「ウルトラC」は存在しない。だからこそ、大切にしたいこと
(本日のお話 2325字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件の打ち合わせ。
並びに夕方からは、
外資系でマーケターとして20年に渡り前線で活躍してきた
マーケティングのスペシャリスト平賀敦巳さんとともに、
『マーケティング・ベーシック(全6回)』
の第1回目の開催(共催)でした。
合計30名の方にお集まりいただき、
私も参加者の1名兼、進行サポート役として
携わらせていただきましたが、
学びになる、良い時間でございました。
(改めて、平賀さん、
メルマガを通じてお越しいただいた皆様、
ありがとうございました!
個別にお会いしてお話ができなかったのが、
実はとても残念なのですが、
また残り5回の間に、お会いできますこと、
楽しみにしております!)
*
ちなみに、
・「オンライン・人事交流会」に
・「オンライン・マーケティング勉強会」に
・「オンライン・新入社員研修」と
オンライン関連の話が、
続々と続いておりますが、
更に深ぼっていきたいと思います。
また、先日よりご案内しております
『ストレングス・ファインダー・ワークショップ(1日オンライン版)』
も、引き続き募集中でございます。
※前回ご参加いただいた方のご感想を、以下まとめてみました。
時間の関係で、全部まとめられていないのですが
ご参考にしていただければと思います。
<ワークショップにご参加頂いた皆さまのご感想集>
https://documentcloud.adobe.com/link/track?uri=urn%3Aaaid%3Ascds%3AUS%3Ac5a7ef51-46f7-4463-9a8d-249492e7e49a
今回は、オンラインですが、
参加者全員の一人一人の「強み」に
じっくり向き合えるようプログラムを考えておりますので、
ぜひご検討くださいね。
私も全力で向き合わせていただければと思います!
(ここから)
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【ストレングス・ファインダー・ワークショップのご案内(オンライン版)
~自らの「強み」を知り、好きで得意なことを、仕事と人生に活かす~】
▼日時:2020年4月29日(水・祝)10:00~16:00
▼参加費:
【メルマガ読者様特別キャンペーン50%OFF】
14,800円(税込) ※通常30,000円
▼詳細・お申込みはコチラ↓
https://forms.gle/gZe1mfJVuFfPZtcS9
※定員となり次第締切とさせていただきます。
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(ここまで)
それでは、皆様のご参加心よりお待ちしております!
定員となり次第、
締切とさせていただきますのでお早めにどうぞ。
*
さて、本日の話です。
オンラインの研修ですが、
回を重ねることに気づきがあるなあ、
と感じております。
今日はこの「回を重ねることでの気付き」について
感じていることについて、皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【 「オンライン研修」に「ウルトラC」は存在しない。だからこそ、大切にしたいこと 】
それでは、どうぞ。
■オンライン(特にZOOM)を使った研修ですが、
だいぶ慣れてきました。
、、、とはいうものの、
・開催直後のしばらく続く”妙な間”や、
・参加者の表情や温度感のわかりづらさや
・参加者同士の気軽な対話の少なさや
・「今日はよろしくお願いします!」と言えず
打ち解けきれない距離感
、、、などなど、
オンラインがゆえの気になることもたくさん。
「オンラインはやっぱり
リアルには敵わないよな」
と思う部分もまま出ております。
■特に参加者が、
「自ら学びたい!」という能動的な方ならまだしも
仮に会社の研修等で、
本人は乗り気でないのに参加している、
という状況であったならば
傍観者っぷりが全面に出る
あるいは画面の向こうで内職をしまくっているオンライン研修になることは、
おそらく避けられないだろうな、
オンラインって、なかなか難しいなあ、、、
と、昨日もマーケティング勉強会を
共催としてサポートしながら
考えていたのでした。
■しかし、一方、
思うこともあります。
それは、たとえ些細な工夫だとしても、
『「些細な工夫」を
幾重にも幾重にも『積み重ね』ていくと、
結構なレベルに到れるものである』
のであろう、ということ。
これは、なんでもそうなのです。
別にオンライン研修だけでなく、
リアルの研修でもそう。
結局、『積み重ね』なのです。
■例えば、「ZOOM」を使った研修で言えば
『積み重ね』の例として、
・ブレイクアウトルーム(グループ分けの機能)を使い
グループワークを挟んでいく
・グループワークだけでなく、ペアワークも編成してみる
・「反応」の「いいねボタン」を押してもらうよう
最初に教育をする
・参加者に指名して答えていただくような、
”不意打ちの仕掛け”をする
・ファシリテーター(講師役)は、空気を作りやすくするため
常にコーファシリテーター(2人組)で行う
・時折、参加者の現状の理解度について、
◯・△・✕で、ジェスチャーで一斉に示してもらう、
・中間アンケートとして
「ここまでの率直な感想・理解度」を無記名で書いていただく、
・途中で音楽をかけてセルフワークを挟む
・休憩中にブレークアウトルームをつくって、
お互いの対話の時間にしてみる
、、、みたいな工夫も、
ここ何回かやる中で気づいたものでした。
■別に、一つ一つは大したことはない工夫なのです。
ウルトラCの必殺技ではなく、
「まあ、やってるよね」という
A難度、B難度の小技でも、
それを幾重にも組み合わせ、積み重ねると、
・飽きさせない雰囲気作り、
・刺激を与え続けるワークセッション
・脳に油断を与えないストーリー構造
に近づき、結果目指していた成果に
かなり近づける事もできうる、
、、、そのように思ったのでした。
(まだ。”できうる”レベルの想定ですが)
■今、リアルかオンラインかの賛否両論があります。
もちろん、
「リアル or オンライン」という
『or発想』ではなく
「リアル and オンライン」の
『and発想』にするがゆえ
新しい教育の可能性が見えてくる事は
言われていることであり、
気付かれていることかと思います。
どちらかではなく、
目指すべきは融合です。
■ただ、
リアルの研修であれ、
オンラインの研修であれ、
実は、それぞれの”部分”において大切な事とは
『リアルだろうがオンラインだろうが、
ごくごく些細な工夫を積み重ね続け、
より良いものにしようと探求し続けるスタンス』
であり、
ここにこそ、実は重要な
「主催・企画する側のあり方」が
あるのではないか、
極めて当たり前のようですが、
そのように思うのです。
■空気や温度感、参加者の息遣いを感じる事は
オンラインにはできません。
でも、難しい場は、
オンラインだろうが、リアルだろうが
やっぱり難しいのです。
リアルでも、全力で
「些細な工夫」を積み重ねないと、
よいパフォーマンスなど出せやしません。
どうように、
ゆえに、
「オンラインだからねえ、、、」
と言う前に、
小さな「A難度やB難度の技」を積み重ねることを求め続け、
その制約の中でも、本音や、深いディスカッションに繋げることが、
できるのではなかろうか、いやできるはずだ、そうしたい!
と思っている次第です。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、本日も素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
我々は勝負師ではない。
負けても何が原因で負けたかを追求することに意義がある。
本田宗一郎
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