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2254号 2020年4月22日

オンライン化は、「知識と情報をバージョンアップ」させる、格好の機会である

(本日のお話 1602字/読了時間1分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、朝から10キロのランニング。
また、4件のオンラインミーティング。
夜は1件のオンラインでのセミナー受講でした。

ずっと没頭していたホームページ作成も、
ある程度、終わりが見えてきたこともあり、

いろいろな方と(オンライン上)で
お会いすることを今週からはじめました。


こういうときだからこそ、
皆さまにお役に立てる情報を提供すべく、
着々とできることを積み重ねたいと思います。
(皆さまご連絡させていただきます!)




さて、本日のお話です。

今、オンラインにてセミナーに参加したり、
人と会っていると面白い事に気が付きます。

今日はその気付きと学びについて、
皆さまにご共有させていただければと思います。


タイトルは、



【オンライン化は、「知識と情報をバージョンアップ」させる、格好の機会である】



それでは、どうぞ。






■今週から、「営業モード」はじめました。

、、、というより、
単純に多くの方とZOOM等を活用して
お会いするようになっております。

基本、長らくお会いしていなかった
「旧交を温める」イメージ。

これまで繋がっている方とお会いし、
近況や、人材開発の状況について語り合っております。


■オンラインになると、

会議の内容も予めアジェンダが設定され、
無駄が省かれて、「核」となる部分のみに、
集約されていくイメージがあります。

(なんだか沈黙があると、
 妙な間がますます気持ち悪さを感じるすよね、、、)

ゆえに、自然と、

「この時間は何を話すのか」
「この時間で何を共有したいのか」
「この時間のゴールは何か」

という問いを明確にすることが求められる印象があります。

となると、

ぼやっとしたテーマから、
明確にしたテーマ設定となり、

「テーマに集中した対話の質」も、
高まっていく、と感じています

これは、オンライン化の良い所ではないかと。



■そういった観点で見ると、

「オンライン化」とは、

”それぞれのテーマにおいて、
「知識と情報」を広くわかりやすく学ぶチャンス”

とも言えるのではないか、
とも思っております。



■先日、関西に住んでいる
コーチ仲間の友人と話をして、
「面白いなあ」と感じたことがありました。

それは、


『コロナになって、
 情報を取りに行く人はますます取りに行き、
 そうでない人は、世界が狭くなっていると思う』


、、、という意見でした。


■先述の私の友人からすると、
「コロナが来てから、忙しくなった」

と語ります。

、、、というのも、彼は関西の地方に住んでおり、
東京のイベントには交通費や時間の関係もありいけなかった。

それが、東京が中心で行われていた
諸々の勉強会、イベントが、
急激に「オンライン化」することにより、
気軽に参加ができるようになった。

ゆえに、

「こんな機会は今までなかった、
 今は学びのチャンス!」

として忙しくしている、と語っていました。

しかもオンライン化したセミナーは、
ふわっと伝えることが許されないので、
より明確に、言語化、構造化されている傾向があり
「論理」としてはわかりやすかったりもします。

(あくまでも私の感想ですが)



■同時に、私もオンライン化によって、
「ある種の広がり」を感じています。

例えば「営業」もそう。

これまでは、1日まるごとを使って
たくさんのお客様とお会いしようと考えた際に、
「移動」のことを考える必要がありました。


昔お世話になった
凄腕営業マンの先輩は、

『営業は”奇数”の時間にアポイントを入れるんだ』

と語り、以下の時間の使い方を推奨しました。


「午前は
 9時~10時
 11時~12時

 午後は、
 13時~14時
 15時~16時
 17時~18時

 これで、”1日5件”いける。
 これをデフォルトにするのだ」


と教わり、ひいこらいいつつ
アポイントを入れまくっていた記憶があります。

移動もあるので、
かつお昼も立ち食いそばになるので
気持ちもそうですが、肉体的にしんどさを感じることもしばしば。



■しかし、
これが「オンライン」となった時、
むしろ時間と心のゆとりを持ちながら、
より多くの方とお会いできる事に気づいたのでした。

例えば、

「午前は
 9時半~10時半
 11時~12時

 午後は
 13時~14時
 14時半~15時半
 16時~17時
 17時半~18時半」

と”1日6件(6人の方)”とお会いできる」

計算になります。

そして、実際今やってみたのですが
それぞれ30分の休憩とお昼がしっかり時間があるので、
全然無理なレベルではないです。

すると、オンラインの限定的な状況の中でも、

「不思議な広がり」
「新たな可能性」

を作りうる、とも思っています。



■確かにオンラインでは
初めての人同士の
感情的な結びつきを伴う関係性を育むことは
なかなか難しいものです。

かつ、業界・業種によっては、
私がお伝えしたような話など、
到底無理という方も、もちろんいらしゃるかと思います。


しかし、

・知識やスキル、情報を得る
・旧交を温める
・知らない世界に触れる(イベント等)

という視点では、
活動範囲を大きく広げうるものでも、
あると思うわけです


ゆえに、この機会にあえて攻めていくこと、
それがコロナ後に大きく差をつける1つの施策であろうし、


【オンライン化は、「知識と情報をバージョンアップ」させる、格好の機会である】


と捉えると、出来ることも増えていくのではなかろうか、

そんなことを思っている次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も、皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

自己に閉じ込められ、自己にこだわっている間は、
世界を真に見ることができない。
自己が自由に、自在に動くとき、世界もいきいきと生動する。

道元(鎌倉時代の禅僧/1200-1253)

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