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2257号 2020年4月25日

コロナの在宅勤務下で、ストレスを減らすシンプルな工夫

(本日のお話 2715字/読了時間2分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日は、3件のアポイント。
並びに夜からは、仲間内での
ZOOM勉強会(飲み会)でした。



さて、本日のお話です。

4月に入ってから、
人と直接お会いする機会が少なくなり、
在宅で働くことが多くなりました。

「在宅で働く」ことは、

・移動時間を減る
・可処分時間が増える
・本を読む時間など投資の時間が増える
・家族との距離が近くなる事による”団らん“

などメリットもありますが、

同時に、

・動かないので太る(→地味に凹む)
・人と会えない孤独感・不安感
・自律して働くための自己管理の必要性
・家族との距離が近くなる事による”衝突”(上記と逆に)

というデメリットも感じます。


その中で、私が今思っていること、
「シンプルなデメリット解消法」がございます。


注意が必要な方法でもありますので、
取り扱い注意としつつも、思うところを
皆さまに共有させていただければと思います。


タイトルは、



【コロナの在宅勤務下で、ストレスを減らすシンプルな工夫】



それでは、どうぞ。





■皆さまの「働き方」が変わり、
多くの影響を受けています。

昨日の夜のZOOM勉強会(飲み会)でも、

税理士、弁護士、企業役員、経営者、
人事、建築、経営者、スポーツトレーナーなど、
多様な職種・業種の方10名強の方で、
3時間ほど近況の情報交換をしていたのですが、
実にいろんな意見がでてきました。



■組織でも「働き方」が変わり
色々な葛藤も生まれてきている。

例えば、


「マネ―ジャーの自分って本当に必要なのか?」とか

「日報を出すように会社から指示があったが
 信頼されていないと思い、悲しくなった」とか

「会議をどう運営すればいいのか迷う」とか

「子供同士がケンカしている中で
 仕事をするのに集中力が保てない」とか

「会議で皆の空気が読めず、
 勝手が違うのがすごく疲れる」


、、、などなど。

(おそらく、皆さまも上記のようなこと、
 感じている方も多いのではないかと)



■私も、妻と自宅で働いていますが
先々週など1日中家にこもりっぱなしで、
ひたすら仕事していました。
色々やることはありますが、
以前より時間の余裕はあります。

しかしながら、なんでしょう。

「やたら疲れる」

のです。

なんというか1日のリズムがつかめない感じ。
(わかりますかね、、、)


■その理由を考えてみると、

”普段、外で歩き回ったりしていたのに、
急に体力を使わなくなったこと”

が考えられました。

「動かなくなる」ことで、

・消費カロリーの減少
 ↓
・家にいるので間食が増える
 ↓
・動かないので足の筋肉が落ちる
 ↓
・体重が増える
 ↓
・体が重い、そして気分も重い
 ↓
(お腹もあんまり空かないので、
 ご飯も美味しく食べられない)

という「負のスパイラル」が流れているよう。


一緒に働く妻も、
「なんだか自律神経が乱れてる気がする、、、」
と、なんだか最近元気がない様子です。



■ハア、どうしたものか、、、。

そんな感覚を覚えていた昨今、
以前読んで、感銘を受けた本のことを思い出しました。

それが今日の「ストレスを減らす工夫」に繋がります。


2冊あるのですが、1冊目は、

『神・時間術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B072K273K9/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_12dPEb9P1YZAD

という本。

樺沢紫苑さんと精神科医の方の著書で
彼は、YouTubeで毎日発信、メルマガも毎日書き、
その合間に著書も書き、映画も見て、本を読む、、、

という常人離れしたアウトプットを出している
圧巻の生産性の持ち主。

そんな彼が
どんな「時間術」で1日過ごしているのかを
ロジカルに伝えている本です。


■ちなみに、その中で書かれていた内容に、
生産性アップの秘訣として、

『お昼すぎの15時から16時ごろ、
 脳が疲れてきた頃にランニングをする』

と書かれていました。

要は、「頭が疲れてきたら運動する」ということ。

すると脳が刺激され、
夕方前からもう1コマ、
生産性高くひとがんばりできる、

と書かれておりました。



■そして、影響を受けたもう一冊。

それが、

『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JDLBEFW/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_X3dPEbZRH87RB

という本。


タイトルどおりですが、
「運動と脳の働きの関係性」について
科学的根拠を下に研究した結果をまとめている本です。

一部を抜粋すると、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
頭のキレを保つには、
有酸素運動をどのくらいすればいいかについて、
小規模ながら科学的根拠の確かな研究が日本で行われた。

それによると
30分のジョギングを週にほんの2、3回、
それを1~2週間つづけると、
遂行機能が向上することが確認された。

※本書より引用
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と書かれておりました。

要は「運動する」と、明確に頭の働きが良くなる。

運動により、ニューロンの結合が強くなり、
生産性にもプラスの影響与える、

という研究結果が、
ひたすら書かれております。



■、、、とここまで書けば、
もうオチはおわかりですよね。

そうです。


【在宅勤務下でストレスを減らす工夫 は『体を動かす』】


ことです。



■もちろん、「走る」ことも、
注意が必要と言われている今。
、、、なので取り扱い注意、ではあります。

ただ、ふと振り返って思うのが、
私もこれまで

・100キロマラソンやら
・トライアスロンやら、
・177キロマラソンのレースがあり、

「走ること(=運動)」に
結構、時間を使っていました。

でも、運動をしているときのほうが、
なぜか色々成し遂げられるのですよね。


■そんな記憶とともに、2冊の本を思い出し、
走らなくなった昨今でしたが、

「気合を入れて、
 机にかじりついて仕事をしても
 頭も働かないしストレスがたまる」

と思い、先週くらいから、
2日に1度、朝の誰もいない時間を狙って
(または昼間の誰もいない時間)で
ランニングを挟むようにしました。



■すると、やっぱり違います。
体がいい感じでエネルギーを消費できるので、

・ちゃんとお腹も空くし、
・体を動かしたと言う自尊心も高まるし
・仕事もすこぶる頭の回転が良い

のです。

着替えて、10キロ走って、
シャワーを浴びて、1時間ぐらい。
ちょっとした小休止と同じです。

(ちなみに、人がいないところを走ります。
 ソーシャル・ディスタンスも保たれています。←ココ重要)



■おそらく皆さまも、動くことが減って、
なかなか外に出ることもできず
ストレスを感じている方もいるだろう、
と思っております。

もちろん、
コロナでの外出の不安などもあり、
一歩も外にでたくない、

という方もいらっしゃるかと思います。

でも、人はやっぱり動物。
「動くこと」は大事です。

■そしてこの「withコロナ」の流れも、
おそらく長期戦になることも、予測されます。

そんな未来がもしあるのであれば、
なおさら上手くストレスを発散する方法を、
自分の生活に組み込むことはやっぱり重要だと思います。


■ゆえに、

・(人がいない時に)ランニング、なのか
・ランニングマシンでランニング、なのか
・部屋でロードバイク、なのか
・筋トレ、なのか

いずれにせよ、

【在宅勤務下でストレスを減らす工夫 は『体を動かす』】


ことは効果的な選択肢の一つだと思います。

重ね重ね、
外では「取り扱い注意」ではあると
お断りを入れて上ではありますが、

シンプルなところに、今一度
目を向けてみてはどうでしょうか、、、

そんな事を思い、
本日の共有とさせていただきました。

■先が見えない不安の中、自分の思考に、
自分が潰されてしまうこともあろうかと思います。

そんな時は、出来る範囲で体を動かして
少しでも良い日も作れるように、
日々工夫していきたいものですね。

(オンライン・ヨガなどもものすごくいいらしいですよ!)

よろしければ、ご参考までに。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

すべてのものごとには終わりがある。
したがって、忍耐は成功を勝ち得る一つの手段である。

ゴーリキー(ロシアの小説家/1868-1936)

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