大変化の時は、「何もないセロベース」で行動してみる
(本日のお話 1744字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、8キロのランニング。
また、読書と研修の企画など。
ちなみに、家のリビングの机に、
花瓶と小さな花を飾ってみましたが、
なんとなく癒やされる気がします。
植物、いいものですね。
*
さて、本日のお話です。
週末に、
「コロナがもたらす7つの大津波」という
未来を予測するセミナーに参加しました。
そして、
「コロナを受けてどういうスタンスでいるべきか」について、
考えてみたのでした。
今日はそのお話とともに、
「変化の中でのあり方について、
思うところを皆さまにご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【大変化の時は、「何もないセロベース」で行動してみる】
それでは、どうぞ。
■週末に、あるオンラインセミナーに
半ば勢いで参加をいたしました。
20代の頃、影響を受けた本で
『ユダヤ人大富豪の教え』(著:本田健)
という書籍があります。
長らくその著者の方の名前も
思い出すことはありませんでしたが、
SNSのニュースか何かで、
「コロナで訪れる7つの大津波」
(by本田健)
というような興味深いイベントのタイトルを見てしまい
時間が空いていたこともあり、
ついクリックで、参加をしてみました。
■4時間のセミナーだったのですが、
結果、「未来を考えさせられる内容」という印象でした。
詳細は控えさせていただきますが、
個人的に「そうだな」と納得したことが、
・経済的な負のインパクトがあるとしたら、
2020年の秋・冬くらいであると思われる。
・この状況が半年ほど続いたら、
特に飲食、サービス、運輸、旅行など
有名な大企業の資金がショートして
倒産、統合等、インパクトの大きいニュースが流れてくる。
・すると、不安感が一気に高まり
まさしく「不況」に突入していく。
・そこで、第二波として、感染があることも考えると
2021年春までは厳しいと考えたほうがよいかもしれなお
という「望ましくないシナリオ」ですが、
起こり得る将来のシナリオを聞いたことでした。
■では、もしそんな
望ましくないシナリオと、
大変化が訪れたときに、
心構えとして、何が必要なのでしょうか?
その答えについて、先日のセミナーで
一つ、提案されていたことが、
【今持っているものに固執せず
「何もない」という前提でスタートしましょう】
という話がありました。
■人はつい、守りたくなります。
500万円お金があったら、
それをなんとか失わないようにしたい。
あるいは、これまで作り上げてきた
「経験・知見」があると、それを守りたい。
自分が積み重ねてきた立場・ポジションがあれば
その流れの中で安定していたい。
というように。
基本、人は
「変わらないといけない」と口では言いつつ、
実は変化をしたくない生き物であります。
ゆえに、
【今持っているものに固執せず
「何もない」という前提でスタートしましょう】
と「言葉で律する」必要があるのだと思います。
■私のような小舟系企業は、
社員を多数抱えていらっしゃる組織に比べては、
ずっとラクなものではあります。
それでも、立て続けに市場から
何発もダメージを受け、売上が立たなくなると、
当然不安も残ります。
■すると、今のうちに
「短期的な視点」として
売上が立たなくなったときのための、
・固定費の圧縮
(オフィス代、使っていない会員費の削減)
・売上の確保
(今出来る研修は出来る範囲で全力でやらせていただく)
という今出来ることはやることは当然一つ。
■同時に、「中長期的な視点」として、
”起業してから開発し、蓄えてきた、
集合研修のための知見・経験・ツール”
は無いものと考え、
”これからに向けての
オンライン研修プログラムの開発“
等に力を注ぐこと。それこそ
【今持っているものに固執せず
「何もない」という前提でスタートする】
という「ゼロベース」で考えることが、
とても重要なスタンスなのだろう、
と思い、言い聞かせております。
(ああ、大変だなあ、、、と思いつつ)
■上記は私の話でしたが、
「コロナが変える世界」は、
殆どの人たちの仕事のやり方も、
同時に変えることを迫るものかと思います。
・「営業」の方であれば、
対面で会う→オンラインで会う になり、
・「商品開発」の方も、
オンライン対応出来る製品づくりことが前提 になり、
・「総務」についても
押印や申請方法が変わる
・「マーケティング」も
消費者の行動ががらりと変わる
みたいなことも、想定されます。
■そんなときに、
「以前はこうだったから」
「これまでこういったシステムを作ってきた。
それをなんとか活かしたい」
「新しい事を考えるのは骨が折れるから
なんとか変えずにやりすごしたい」
など、”変化の波”に対して、
ボートにしがみつくようにしていても、
結局は大きな波に流されていくのが
市場であり世の中なのです。
すると、自分一人取り残され、
手元に残しておいたはずのものも、
目減りしていく一方になるのでしょう。
■ゆえに、こういったときだからこそ、
基本的なスタンスとして、
【今持っているものに固執せず
「何もない」という前提でスタートする】
という攻めの姿勢のほうが、結果的に、
「変化に適応し生き残る確率も増える」
ということも、きっとあろうかとおもいます。
■もちろん、本当に厳しい、
誰も悪くないのに、どうしようもない状況になっている
各業界の皆さまの状況は、想像に難くありません。
ただ、今の現状は避けられないので、
大変痛みをともない、
骨が折れるチャレンジますが、
どうせ変わらないといけないのであれば
さっさと新たな航海に乗り出したほうが得策であろう、
と思う次第。
自戒を込めて。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
自らを助けようとしない者を救おうとしても無駄だ。
自分ではしごを登る意思のない者を
他人が押し上げることはできない。
アンドリュー・カーネギー(米国の事務家/1835-1919)
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