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2271号 2020年5月9日

「アフターコロナに必要とされる人材とは?」オンライン座談会を開催して思ったこと

(本日のお話 2658字/読了時間4分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日は、2件のアポイント。
ならびにお昼から、

【オンライン座談会】アフターコロナに必要とされる人材とは? 
~人材開発・組織開発の未来を考える~

を開催いたしました。

人事の方だけでなく、
経営者・企業役員・会計士・フリーランス、
管理職、一般職の方など幅広い方にご参加いただき、
私自身学びになる時間でした。




さて、本日のお話です。

上記イベントの開催にあたって

「どんな話が繰り広げられたのか、
 ぜひご共有いただきたいです」

というお声を頂いておりました。

、、ということで本日は、
お伝えできる範囲内ではありますが、

昨日の「オンライン座談会」の内容と感じたことについて、
皆さまにご共有させていただければと思います。



タイトルは、



【「アフターコロナに必要とされる人材とは?」オンライン座談会を開催して思ったこと 】



それでは、どうぞ。




■今、多くの人にとって、

『アフターコロナに必要とされる人材とは?
  ~人材開発・組織開発の未来~』

というテーマは、
多かれ少なかれ
気になる内容ではなかろうかと思います。



■まあ、とはいっても、
これらのことは、

#アフターコロナ 働き方
#アフターコロナ 仕事

とうで検索頂き、
ネットやSNS、YouTubeなど見てみれば、

News Picksはじめネット上の聡明な方達が、
様々な視点から談義をしている動画が
実に手軽に見ることができます。

ゆえに、そのあたりの主たる論説は、
そのあたりの方にお任せするとして、

今日は一般の、
「リアルな意見」について
注目したいと思います。



■思うに大切なのは、

「アフターコロナで求められる人材とは?」

を、どこかの誰かの引用でなく
自分の頭で、”私事“として捉えて、
自分なりの納得解を見つけることかと思います。


なんというのでしょう、、、
知的な事を言っても、我が事でない、
多分大丈夫、という人ほど、
実は危ないと思うのですよね。。。

考えている人は
コロナだろうがなんだろうが、
いつも危機感を持って動き続けています。



■そして昨日集まられた皆様は
業種・業界・立場が違いこそすれ

上記のような危機意識をお持ちの方が、
お集まりいただいておりました。

そして、そんな方と共に考えた、
以下の問い。


『アフターコロナに必要とされる人材とは、どのような人材か?』

果たして、どんな対話になったのか。



■内容は、ごくごく一部ですが、
以下のようなお話でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<問:アフターコロナで、求められる人材とは?>


・個性・能力発揮が大事。指示待ち人間はアウト。

・「何やったらいいですか?」という人は淘汰される

・自分に枠を設けて、「自分の守備範囲をココ!」という人はアウト。

・「緊急なこと」ばっかりやっている人はアウト。
 (=しかし、仕組みづくり、学びなどに投資しない人は)

・自分が提供できる価値を明確にできないと、生き残れない。

・日経新聞の知識、TOEICの点数など以上に
 「実践力」が備わっていないと厳しくなる。
 
・「お客様のリアルな課題」を自ら提案し、
 主体的に解決出来る人が求められる。

・人間で言うと、贅肉が削ぎ落とされて、筋肉質な社会がやってきた
 ムリ・ムダ・ムラが徹底的に排除される、
 効率的でスピーディーな社会が来る。合理的に価値を提供できる人も求められる。 

・メンバーシップ型でなく、
 ジョブ型になる流れが加速する。
 ジョブ型で価値を証明できる人が生き残る。

・会社員は集まるのが前提だった。
 集まった結果、予期しない価値を生んできた。
 それができなくなるのが、アフターコロナであろう。
 
・これまでは「サービス」→「人」の流れで注目されてきた。
 これから「人と会う価値」が高まるため、「どんなサービス」以上に
 「どんな人」が提供してくれるのかが求められるであろう。
 すなわち、「自分自身の個人の価値」が試される。


、、、他多数

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と、ごく一部ではありますが、
上記のような話がでていました。

(全部お伝えできなくて当然ですが、
 かなり深い話が繰り広げられておりました)



■そんな話を元に、敢えて
「アフタ―コロナで求められる人材」をまとめると、
以下のようなことが一つ、言えると思います。
(これは紀藤が思っていることです)


『1,「自分が提供できる価値(強み)」を明確に発信できる人』

『2, 主体的に価値提供ができる人』


つまり、自分で“渦”を巻ける人、
ということになるでしょう。

どんな形でも構いません。



■そして実はこれは、
アフターコロナであろうがなかろうが、
前から久しく言われていた「求められる人材要件」かと。

結局、コロナ禍で、
ネジが早回しで巻かれただけです。


ゆえに、こんなときであっても
(否、こんなときだからこそ)
対症療法的な◯◯なスキル、などではなく、

「自分に何者か?」
「何を世に提供できるのか?したいのか?」

というBeing(あり方)を自分自身に問い、


『自ら価値を生み出すべく、切磋琢磨しまくること』


ここしかないのであろう、
そのように座談会を経て思ったのでした。



■ちなみに、もう一つ、
個人的な考えをお伝えすると。

上記の「自分の軸」は当然ながら、
見える部分では、以下の3つの能力が
特に大切になると思っています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<アフターコロナで大事になると、私(紀藤)が思う能力>


1)「要素分解」の能力

・言語化力・・・
 曖昧な思考や感情を、言葉にして伝える力。
 ノンバーバル(雰囲気・空気)が使えない環境で差がつく

・デジタルコミュニケーション力(論理的資料作成力)・・・
 人と人が会えない中で、誰もがパッとみて、
 解釈の幅がない形で資料を作成できることの付加価値が高まる。


2)「人間関係の統合力」の能力

・コーチング・・・
 限られた時間で信頼を築き、効果的なコミュニケーションをする体系なスキル
 特に管理職には必要と感じる

・システム思考・・・
 会議やチームの雰囲気を察知し意思決定をしてきた一部のリーダーが鍛えてきた能力を、
 「システム思考」により、早回しで学ぶことが必要。 
 理由は、”会う機会が減る”ため、読み解くスキルも体系化して学べるなら学びたい。


3)「専門性」

・強みに基づいた、
 自分が提供できる価値を明確に伝えられること


以上
(※あくまで紀藤の個人的見解です)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■多分、聡明な方は、
もっと深く考えているでしょう。


ただ私(紀藤)は少なくとも、
上記の要素を身につけることは、
自分がこれから戦っていく上で、
重要であると思っております。


そして

「オンライン」→「オフライン」が
当たり前になっていく世の中では、

”オンライン上に自分の存在”を明確に打ち立てることも、
確実に必要になってくることだろうな、
とも思っております。


つらつらと書いてしまいましたが、
「未来を考え、今できることをやる」。

言うまでもなく、大切です。

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<本日の名言>

昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう。

アルベルト・アインシュタイン(ドイツの物理学者/1879-1955)

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