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2275号 2020年5月13日

「ゴキゲンで気分良く、集中できた素敵な1日」を言語化することで、寄せて上げられるもの

(本日のお話 2301字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のミーティング。
また夜はZOOM懇親会でした。

バタバタと週末から続いていましたが、
少し落ち着きました。

今週は、やりたかった
「第2領域」(=緊急ではない、重要なこと)
に、しっかりアクセルを踏みたいと思います。



さて、本日のお話です。

在宅勤務で仕事が増えている中、
たまに新聞で見かけるテーマが「生産性」です。

今日はこの「生産性」について、
思うところを、皆さまにご共有させていただきたいと思います。


タイトルは



【「ゴキゲンで気分良く、集中できた素敵な1日」を言語化することで、寄せて上げられるもの】



それでは、どうぞ。






■コロナ禍の影響において
ストレス、メンタルヘルスについて、
注目度が高まっているようです。

同時に、1人で働く上での
「生産性」(マネジメントやコミュニケーションを含め)も
1つのテーマになっているようです。



■ちょっと余談ですが、
メルマガを書いていて思うのが

「いつも読者の皆さまは、
 何に関心があるのだろう?」

という疑問を持ちつつしたためていますが
今の時期くらい(コロナ禍の環境において)
皆さまの興味が一つのことに集中する、
あるいは、関心を共通して持つという状況は
なかなかないように思います。



■とはいえ、その中で
“皆さまの共通の関心事”かどうかはわかりませんが、

「在宅で働いている」という環境下において、


『ゴキゲンで気分がよく、集中して、
 充実した1日を過ごすことができるのか』



は大切なテーマではないかな、と思っております。


そして「ゴキゲンな1日」をできるかぎり追求し、実現すること
そのために、望ましい状況を明確に言語化できることは
こんな状況下だからこそ、

大事なことではないかな、と考えています。



■例えば、私が以前読んだ本で、
感銘を受けた


『神・時間術』(著:樺沢紫苑)

では、

著者の樺沢紫苑さんという精神科医の方が、

本を何冊も書いたり
毎週映画を見たり
本を毎週何冊も読んだり
YouTube毎日投稿をしたり
メルマガ毎日書いたり、

尋常じゃなく色々やりつつ、
かつ余力も持って活動するための秘訣を書かれていました。



■そして樺沢氏は、
1日を濃厚に過ごしたいと思う時に、
以下のようなルーチンを過ごす、

と著書において、書いていました。

~~~~~~~~~~~
<樺沢氏の時間の使い方>

<午前>
7~9時 自己投資
9~12時 集中時間

<午後>
12~13時 ランチ
13~14時 仕事(非集中仕事)
仮眠
14~15時 仕事(非集中仕事)
場所替え
15~16時 仕事(非集中仕事)
16~18時 ラストスパートで仕事
18~19時 運動
19~21時 自己投資
21~23時 リラックス

~~~~~~~~~~~

とのこと。

著者の樺沢氏にとっては、
これがとてもいいリズム(らしい)です。



■ちなみに私(紀藤)の場合だと、
以下のような形がいい感じのリズムです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
<午前>
・筋トレ
・メルマガ(朝書く時はタイピング、昼は音声入力が調子が良い)
・手帳で計画
・仕事

<午後>
・昼食/コーヒーのむ
・仮眠

・仕事
・仕事

<夕方>
・ランニング
・ZOOM勉強会参加
・勉強
~~~~~~~~~~~~~~~~~

このリズムで働くと
とても快適であるな、と感じています。

毎日出来ているわけではないですし、
気分によってランニングの時間を変えたい、
という日もあります。

ただ、基本上記のリズムに近づいている時は、

「ゴキゲンで気分も良く、
 集中して1日を過ごすことができている」

と私は感じます。



■では、皆さまはいかがでしょうか。

どのような1日だと、
「ゴキゲンで気分良く、集中出来た1日」だと
感じられますでしょうか?


人は、何かしらを「達成する」ことが、
“幸福度(生きがい)”を感じる上で、
一つの要素となっていると言われます。

ゆえに、

「気分良く、集中できた」

というのは、
結構大切な定義ではないかと思っています。



■もちろん、

誰もが可処分時間を自由に持っているわけでもなく、
周りの環境(=家庭の状況、職場のルール含め)
それを許さない方もたくさんいらっしゃるでしょう。


ただ、それはそれとして、
いずれにせよ、自分なりの、


「ゴキゲンで気分良く、集中できる素敵な1日がいかなるものか?」


を、考えてみると、
誰しもが何かしら条件や要素があると思うのですが、
いかがでしょう。



■例えばある人は、

・朝◯時に起きると調子がいい、とか
・朝起きたら白湯を飲むと元気、とか、
・柔軟をすると気分が晴れる、とか、
・疲れたら散歩にいくといい感じ、とか、
・オンラインヨガをやると自尊心が高まる、とか、
・お昼食べすぎないのが大事、とか
・お昼の後に15分お昼寝がベスト、とか
・日記を書いて1日を締めると調子がいい、とか

、、、何かは人によるでしょうが、
きっと、大なり小なり、何かしらあるかと。

もしなくても、

1,運動
2,食事
3,睡眠
4,日記(ポジティブな振り返り)

のいずれかを改善していくと
脳科学的にも、心理学的にも
“より良い気分”になっていくことがわかっています。

(そのあたりは沢山書籍がでていますね)



■そして、
ゴキゲンな小さなアクションの組み合わせで
ベストな1日がもしできるとするならば、



【「ゴキゲンで気分良く、集中できる素敵な1日」を、
  明確に言語化してみる】

ことで、


【そちらに意図的に”寄せる”こともできる】


ものだし、そのことによって、


【気分も”上げる”こともできる】


と思っています。



■毎日、閉塞感がある中、

少しずつ気持ちが重くなって
ずぶずぶと沈んでいってしまい、
なかなか抜けられない、

というのは、怖いことだと思います。


ムリに元気ぶる必要もないですが、
予防の一つとして、参考になるかな、と思いましたので、
ご共有させていただいた次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>
毎日毎日をきっぱりと終了せよ。
あなたは全力を尽くした。
確かにへまもやったし、馬鹿なこともしでかした。
そんなことはできるだけ早く忘れよう。
明日は新しい日だ。明日をつづがなく、静かに始めるのだ。

ラルフ・ワルド・エマーソン(米国の思想家/1803-1882)
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