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2290号 2020年5月28日

YouTube大学の中田敦彦さんの「YouTubeの赤色は、血の赤だ」のコメントから学ぶこと

(本日のお話 3056字/読了時間4分)

■おはようございます。紀藤です

昨日は、2件のアポイント。
また、ホームページに、
新たに企業事例を追加いたしました(いえい!)

『グローバル5000人、85年の歴史を持つ総合メーカーのミドル職のリーダーシップを育てる』
(ストレングスファインダー?を使ったリーダーシップ研修(昇格者研修))
↓↓
https://www.c-courage.co.jp/work/case-strength1/

少し事例のご紹介ですが、ここ最近、日経新聞で
「メンバーシップ型からジョブ型の人事制度に移行する流れ」
について記事が連日書かれています。

そして、文脈を経て、
より「個人のスキル」にフォーカスをする時代に、
これからのより注目されることは、

”強みにフォーカスすること”

になるでしょう。

なぜならば、

・好きで得意なことをやったほうが、スキルの伸び率が高い、
・かつ、働いていて幸福感を感じる

ことがデータで証明されているため、
「個のスキル」に重きを置かれた時、
それぞれの多様性を活かすマネジメントが求められることは間違いないかと。

しかしながら、、
そもそも「自分の強み」が何かを自覚していなければ、
「強み」を活かすことなどできはしませんし、

「自分の強み」を自覚して活かせないリーダーは当然、
「部下の強み」を活かすこともできません。

ゆえに、「強み」を認識するリーダーを育てることで、
これからの時代に合わせたリーダー・管理職の育成ができる、

と考えております。

そして、「強みを活かすリーダーシップスタイル」のために、
効果的な研修をカレッジでは提供しており、今回の事例もその1つでございます。

↓↓
https://www.c-courage.co.jp/work/case-strength1/

ぜひご興味ある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
詳しい事例などお伝えさせていただきます。

<お問い合わせはこちらから↓↓>
https://www.c-courage.co.jp/contact/



さて、本日のお話です。

最近、夕食を食べながら、
中田敦彦のYouTube大学をよく見ています。
(あんまり行儀が良くないのですが、、、汗)

その番組を見ながら、
改めて「この人(中田さん)すごいなぁ」と、ただただ感嘆しております。
なぜだか、若干の悔しさすら覚えてしまうほど。

今日は、YouTube大学の中田敦彦さんが番組で言っていたお話を引用しつつ、
心に残った事を共有させていただきたいと思います。

タイトルは、

【 YouTube大学の中田敦彦さんの「YouTubeの赤色は、血の赤だ」のコメントから学ぶこと 】

それでは、どうぞ。

■最近、毎日のように
『YouTube大学』を見ています。

そして日々見るたびに
登録者が1万人、2万人とどんどん会員が増えていっている、
今をときめく番組、YouTube大学。

正直、めちゃくちゃすごいと思います。

『7つの習慣』もYouTube大学で紹介されましたが、
内輪の情報によると、それにより『完訳 7つの習慣』の書籍も、
大変売れたとのこと。

■ちなみにYouTube大学では

ビジネス書だけでなく、

歴史
哲学
音楽
科学
テクノロジー
科学
政治

という、あらゆる分野の本を
元ガリ勉という中田敦彦さんが
面白く、愛情を込めて紹介してくれると言う
1本あたり30分の番組です。

ホワイトボード前にひたすらしゃべり倒す、

という内容なのですが
そのクオリティがなんとも高いことに驚かされます。

■昨日、ロシア文学の歴史的名著

ドストエフスキーの『罪と罰』(1866)の本の紹介を見ましたが、

その文学に登場する

登場人物6〜7名の役を1人で演じ分け、
わるで演劇を見ているように引き込まれていたら、
あっという間に1時間経っていました。

これ、1人でやっているのか。。。
しかも、全然噛まずにノンストップ。

そう思うと、もはや絶句です。

人が何かをシェアするときは、
「自分の感動の閾値を超えた時」ですが、
私の感情の閾値も越えっぱなしです。

本当に面白い。実に面白い。
そして、勉強になる。
超おすすめです。

■ゆえに、もしメルマガの読者の皆さまで、

名前は聞いたことある

『7つの習慣』やら、
『罪と罰』やら、
『ランチェスター戦略』やら、
『日本の政治の話』やら
『サピエンス全史』など

気になるけど時間がない、
どこから入っていったらよいかわからない人は、

教養の全体像をつかみつつ、興味を持ち
入り口に足を踏み入れる素晴らしい機会が、

『YouTube大学』

という番組だと思っています。
(しかも無料。すごい時代です)

■おそらく、YouTubeでも、
ただただ再生回数を重ねるだけのメディアは、
いずれ見透かされ、飽きられるように思います。

人は、どこかで意義あることをしたい、
と思う生き物だと、(少なくとも私は)思っております。

そんな意味で、
ただの享楽的な時間つぶしだけでなく、

楽しいのに人生を豊かにしてくれる
勉強にもなるクオリティの作品を提供してくれるYouTube大学は
本当に素晴らしい!

と思っていますし、同じように思う人が多いからこそ
口コミでどんどん広がっていくのでしょう。

■そんな番組を作っている中田敦彦さん。

別の番組にて中田さんが、
他のYouTuberの方(たしかラファエル氏)と
対談している話がありました。

その中で、中田敦彦さんが言っていた
興味深い話がありました。

それは「今のYouTubeに対してどう思うか?」
というような質問だったと思うのですが、それに対して、

『YouTubeで戦っているトップの人は、
ライフスタイルを全てそこに捧げている。

努力ではなく、もう狂気のレベルだ。
YouTubeの赤は”血の赤”です(笑)』

というコメントでした。

そしても本人もそのレベルでやろうとしている。

いやいや、そんなことないですよ、
私ちょいちょいやってますよ、、というようなコメントを、
相手のYouTuberの方が話をしていましたが、

中田氏のそのコメントの裏に、
プロフェッショナルの魂を垣間見たように思えたのでした。

■そして、その対談の続きは、こう続きます。

「今は、あらゆる人が動画をあげている。

そして視聴者から期待されるクオリティが、
トップYouTuberによって、かなり引き上げられてしまった。
ゆえに、なんとなくとった動画はゴミのようになってしまう」

ゆえに、

・毎日洗練されたクオリティの動画をアップし続ける。
・そのためには、当然、本も読む(中田氏は週3〜4冊の本を読み続けているとの事)

事を繰り返す。

おそらく動画の脚本も、
書く必要が多少はあるでしょう。

そして、それらを踏まえて中田氏が言っていたのが、

「結局自分がやっているのは、『シンプルな努力』である」

という言葉でした。

地味に本を読み続け、より良く魅力的に伝える。
それを繰り返す、ということなのでしょう。

この言葉が、胸に残りました。

■YouTubeはじめ、
”人の目に触れるスポットを浴びる舞台”は
当然素晴らしく加工されています。

しかし中田氏の、

「YouTubeの赤は血の赤だ」
「やっているのはシンプルな努力だ」

という言葉から、

そのスポットに当たる素晴らしいものを
安定的に作り出しているものとは、

”膨大なる「シンプルな努力」の上”にこそ成り立っている、

そんな事に当たり前のようなことに、
今一度気づかされた気がしました。

■「シンプルな努力」こそが今を変える。

そして、地味でなかなか成果が出ないようでいて、
中長期的には着実に蓄積されるものである、と私は思います。



少し私(紀藤)の個人的な「シンプルな努力」の話ですが、

コロナ禍で外出が自粛になってからと言うもの
友人とともに

”「筋肉体操」なるNHKの番組を見つつ、
毎日5分腕立てをする”

ことを宣言し、
FacebookのMessengerで実施報告をし続け、実行し続け、
そして2ヶ月経ちました。

そして本日、「累計2000回」を超えました。

これが多いか少ないかはわかりませんが、
この2ヶ月間、ほぼ毎日腕立てに5分ずつ投資をしてきて2000回。
1日5分?60日=300分投資してきています。

1日わずか5分。
まさしく地味で「シンプルな努力」。

ただ、この2カ月間で、
明らかに胸板が厚くなりました。
そして、自尊心も高まりました。

特に、肉体面というのは、
英語学習などよりも即効性が出やすいので、
ただわずか5分でも「シンプルな努力」を続ければ
体は明らかに変わる事を知ったのです。

■そしてそれは、
勉強や仕事や人生についても、
基本的に同じ性格のものだと思います。

人によってスタート時期の差こそはありこそすれ
「シンプルな努力」を積み重ねれば、
昨日の自分に比べて前に進める、

これは間違いないと、中田さんの話、
そして筋肉体操5分腕立ての話の双方から思ったのでした。

■「YouTubeの赤は血の赤だ」とまで
自分を狂気に追い込む必要があるかは置いておいても、

「シンプルな努力」

はやはり重要です。

そして、仮に皆さまに、

【自分自身が求めることに関して
どれくらい「シンプルな努力」を積み重ねているだろうか】

と問うてみたとき、

皆さまは10点満点中、
何点を自分に付けることができるでしょうか?

本当はまだまだできることがあるのに、
それをおざなりにしていまいか。

ウルトラCの必殺技を狙おうとしてはいまいか。

もしかすると、大切な基礎の礎を
ないがしろにしてはいないだろうか。。。

そんなことを問われている
インタビューにも思えます。

ゆえに、

ただただ自分に対して「シンプルな努力」をできているかどうか
そんなことを自らに戒め、日々歩きたい

そんなことを私自身、思った次第です。
大いなる自戒を込めて。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>
日の光を借りて照る大いなる月たらんよりは、
自ら光を放つ小さな灯火たれ。

(森鴎外/小説家・軍医/1862-1922)

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