荒れに荒れる大海原(=世の変化)の中で、サバイブするための3つの心構え
(本日のお話 2117字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件の個別コンサルティング(受ける方)。
ならびに3件の個別コーチング(する方)。
2件のシステムコーチングの打ち合わせ(学ぶ方)。
でした。
コーチング&コンサルティング祭りの
1日でございました。
*
さて、本日のお話です。
昨日、私が起業前から長らく
師として仰がせていただいている方に
「今後の経営相談」ということで
コンサルティングを受けておりました。
その際のお話が考えさせられるもので
私だけではなく、変化の渦中にいる多くの方にとって
大切なことだなあ、と思いましたので、
本日はそのお話を
皆さまにご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【荒れに荒れる大海原(=世の変化)の中で、サバイブするための3つの心構え】
それでは、どうぞ。
■お世話になっている経営者の方に、
『経営とは変化対応業である』
という話を、
以前聞いたことがあり
その話がずっと耳に残っていました。
なぜ残っていたかと言うと、
「そうだよね」と頭では理解しつつも、
心からの共感はおそらくできておらず、
その微妙な理解しきれていない感が
噛み切れないコンニャクのように
自分の中に残っていたから。
■しかし、最近
「経営とは変化対応業である」
という感じが
ビリビリと伝わってくる、
そんな感覚がしています。
■そして、一たび、1つの
「自分なりの勝ちパターン」を見つけたとしても、
それは気づくとすぐに
世の中の変化により、
市場のルールが変わり、
「勝ちパターン」ではなくなる、
ということが起こるのです。
■例えば、私の場合も、
「メルマガ営業」
という一つの勝ちパターンを
自分で言うのもなんですが、
これまで築いてきた、
と思っております。
メインシステムの
「勝ちパターン」の骨格は、
・メルマガのための
情報収集・学びのリズム化
↓
・メルマガ執筆による
取得した情報の言語化、体系化
↓
・その内容をお客様との
アポイントの際に情報提供し
価値として感じていただく
ことで、
研修関連の営業の方より
広い視点で教育を語れるように
なってきたと感じますし
(おそらく、ですけれど)
それにより、成果も
極小のインプットで極大(とまでは言わずとも)
それなりの成果を生むことが
できてきたようにも思います。
■、、、がしかし、
ルールは変わっていくもの。
例えば、コロナ化になると、
「オンラインでの情報提供」が
あふれるわけです。
・いろんな人がメルマガを始める
・メルマガだけではなく、動画も始める
・動画だけでなく、オンライン勉強会も
わんさか始まっていく
となると、相対的に
自分の「メルマガ」を通じた情報提供も
競争にさらされるようになります。
つまり、勝ちパターンが
陳腐化していく、ということ。
■かつ、人は飽きる生き物。
私(紀藤)のメルマガも、
同じ方向から同じことを言い続けていると
「また同じ話だなあ」
「まあ、予想できるから読まなくてもいっか」
(世の中には新しい情報がどんどんやってくるし)
という気持ちは、いい悪いではなく
感覚として沸き起こってくるのが
やっぱり人の常だと言えます。
(悲観しているのではなく、
冷静な事実として、です)
■例えば、メンタリストDaigoの
『心理分析してみた』という非常に
学びになるニコニコ動画のチャンネルがあり
情報量の割に1ヶ月500円という
比較的安価な会員費のものです。
そのチャンネルについてご本人が、
「有料会員の継続期間は平均27ヶ月」
と語っていましたが、これはすなわち
良質な情報でも「飽きられる」ということ。
(まあ、有料会員が10万人以上なので、
それでも5000万円/月収となるので
すごいことですが)
■そんなことを考える、
「メルマガ営業」
という勝ちパターンを
一たび見つけた、としても
その後も継続的な
マイナーチューニングを
重ね続けていくことが必要になるのは当然で、
かつ、
世の中の変化のスピードが早まっている今では、
3〜5年(もしかしたらもっと早いかも)で、
自分の「勝ちパターン」を
リセットするくらいの気持ちで、
メイン仕様も変える覚悟と勇気と行動力を持たねば、
”気づくと自らが
陳腐化しきってしまっていた”
となることもあるのであろう、、、
などと思ったのでした。
■多分それは、
自分が独立をしたことにより
搭乗している船が、
中型船(コヴィー社)→小舟(カレッジ)
に乗り換えたから、
ダイレクトに
”波の揺れ”
を感じているからなのだろうと思います。
特に、まさに今の世の中は、
波がざっぱんざっぱんしているので、
揺れに揺られ、激しい揺れを体感しています。
ゆえに、冒頭にお伝えした
『経営とは変化対応業である』
という言葉がなんとも
身に沁みるなあ、、、
と感じたのでした。
■そして、これは
小舟(私)だから、ではなく、
あらゆる人に影響がある話です。
波(今の急激な変化)の下で
影響を受けるのはそうですが、
それより着目すべきは
波のもっと下の部分で、
大型船、中型船も
影響を受けざるを得ない地殻変動が
起こっていることでしょう。
(例えば、働き方の抜本的な変化、
ホワイトカラーの人余り問題
業界全体が淘汰される可能性など等)
■そんな中だからこそ、
どんな状況にいる人も
「健全な危機意識」を持ち続けること、
具体的には、
変化に対応するために、
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1,学び、情報を集め続け、
変化を観察し続ける
2,その中で筋の良い仮説を立て続ける
3,膨大に新たな手数を打ち続ける
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という3つのサイクルを回すことが、
変わりゆく世界の中で、
ダーヴィンの進化論
「強いものが生き残るのではなく
変化するものが生き残るのである」
の言葉のごとく、
【 荒れに荒れる大海原(=世の変化)の中で、サバイブするための3つの心構え 】
なのではなかろうか
そんなことを思った次第です。
なんだかビクついているようですが、
「健全な危機意識」
って大事だよね、というお話でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
必死に戦っている時よりも、うまくいっている時のほうが心配だった。
何もかもが順調な時は、突然何かが台無しになるのではと、
気になって仕方なかった。
ウォルト・ディズニー(1901-1966)
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