7つの習慣の元トップセールスが語る7つの習慣(11)〜「私的成功は公的成功に先立つ」ってどういうこと?〜
(本日のお話 2767字/読了時間4分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のシステムコーチングの実施。
夜は瞑想の勉強会への参加でした。
なかなか面白い体験でした。
(寝てしまいましたが、、、汗)
*
さて1点お知らせです。
6月30日の夜に、
友人の人事の方主催で、
「7つの習慣勉強会オンライン」を開催します。
そのゲストスピーカーとして
私、紀藤がお話をさせていただきます。
7つの習慣の内容を
2時間で簡潔におまとめして
お伝えいたします。
ご興味がある方は、ぜひお気軽にどうぞ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【「7つの習慣オンライン勉強会(無料)」】
■イベント概要
◯日時: 6/30(火)20:00~22:00
◯場所:オンラインZOOMにて
◯費用:無料
◯お申し込みはこちらから:
https://7habits-study-group.peatix.com/view?fbclid=IwAR0_ZsKd6OnorEFu-G_UTXDM9JuX3MKpmjO_waxDFg0bE6WtzT62Y6B_Mf4
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*
さて、本日のお話です。
毎週土曜日&不定期でお届けしている
「7つの習慣の元トップセールスが語る7つの習慣」
のコーナー。
本日もこのテーマについて
皆さまにお届けして参りたいと思います。
本日のテーマは
【7つの習慣の元トップセールスが語る7つの習慣(11)〜「私的成功は公的成功に先立つ」ってどういうこと?〜】
それでは早速参りましょう。
■ここまでの10回のお話で、
・基礎原則
・第1の習慣 主体的である
・第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
・第3の習慣 最優先事項を優先する
までお伝えしてきました。
『7つの習慣』では
第1〜3の習慣を実践すると
自分を知り、自分律し、
自分をコントロールできるようになる。
他者に依存せず、
”自分自身の人生の船”のオールを
自分自身で持てるようになる。
そのような自立した状態により、
人は、
「私的成功(プライベート・ビクトリー)」
の状態に至る、と
『7つの習慣』でお伝えしています。
■ここまで真剣に考えてみたたでも、
十二分に素晴らしい!
(真剣に考える、がポイント。
読んだだけではダメです)
これは私の感覚もありますが、
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
について
80〜90%くらいの人は
真剣に考えたこともなければ、
もっと言えばそんな概念も知らない、、、
という方、結構いると思うのです。
だって、皆さまも周りに
「自分のミッション作ってます」
という人、周りにどれくらいいますか?
少なくとも私が知る限り
ミッション、ビジョン、目標、、、
言葉は何でもいいですが、
明確に言語化している人、
ものすごく少ないな、と
私は感じております。
■ちなみに『7つの習慣』は
”継続的なプロセス”です。
よって、すごろくみたいに、
「一回、私的成功になったからゴール!
人間としてのレベルが上がった!やったね」
みたいな単純な話ではありません。
人は浮き沈みを繰り返すもの。
自分の決意を守れるときもあれば
守れないときもあるでしょう。
そんな人生の紆余曲折の中で、
何度も何度も何度も、
・自分の日々の行動の選択、も
・自分のミッション、についても
・時間の使い方、についても
己に問いかけ続けるプロセスが
「7つの習慣」です。
だから、”習慣”なのです。
■それはまるで、
螺旋階段を登るようなもの。
それは一見、
上から見たら同じところを
ぐるぐる回っているように
見えるかもしれません。
変わらない、また同じことの繰り返し。
しかし、
横から見たら少しずつでも
上昇しているような、
そんな地道で、長期視点に立たねばわからない
成長のプロセスです。
■ゆえに、「7つの習慣」を学ぶものは
前提として、1回読んで終わりとするのではなく
”己に問い続けること”
が大切になる、ということ。
このことを、改めて
強調しておきたいと思います。
■、、、とここまでは
前回の復習と、振り返り。
では今日からのお話は、
いよいよ後半戦に入ります。
『7つの習慣』はまだ、3つしか来ていません。
■では、その旅の後半とは、何か?
次のステージは、
どこへ向かっていくでしょうか?
後半の旅路は、そうです。
”相互依存(協力)により、
『公的成功』を実現する”
ことがゴールです。
■ん、公的成功?
なんだそれ?
と思われたかもしれません。
平たく言えば、
「人間関係での成功」を実現する、
ということ。
そして、
『自分だけではなく、
周りの人と一緒に成功する』
と言い換えられるかと。
「公的成功」は
パブリックビクトリーと訳されます。
■そう、人は1人でできることなど
たかだか知れています。
違う才能や特徴を持った
誰かと誰かが、共通の目的に向けて
協力をし合うと、想像以上の成果が生み出せます。
そして、そこに至るために、
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
を身に着けていく。
これが、後半の旅路の全体像です。
(第7の習慣 刃を研ぐ、は
7つの習慣全体を回し続ける”自分磨き”の習慣です)
■しかし、この後半の
”人間関係の成功”を目指す上で、
必要不可欠な装備品(考え方)があります。
それが、
『私的成功は公的成功に先立つ』
という考え方。
■これ、本当に大事な考えです。
想像してみてください。
例えば、
自分をコントロールできず、
自分のビジョンもなく、
何となしの不安や不満を持っている人が、
誰かと腹を割って話したり、
相手の真意を受け止め、
より良い関係を築こうと心から思えるのでしょうか?
、、、否、できないはず。
■自制心がなく、
自分の約束を破り、自立していなければ
真の自尊心を持つことなど、出来はしない。
「そんな弱い自分も認めよう」と
言い聞かせようとしても、
心の深い部分では、
自分で自分のことを信頼できていない。
結局、どこかで不安定さが残るのです。
すると、
「自分の弱い部分を見せる」
「相手の話を受け止める」
ということも当然難しくなる。
”自分の軸”が安定していないから、
他者の意見に自分が侵食される気がして、
必死で自分を守ろうとする、
そして、結果、人間関係において
「対立」または「逃避」となってしまう。
■最近、「コーチング」が大事、
と傾聴、フィードバック、などのスキルを
いろいろな会社で研修として伝えていても、
表面的なスキルでは限界があるのです。
仮にある上司が、内面が安定しておらず
本人に軸がない状態で話を聞こうとしても、
結局、意に沿わないと相手をねじ伏せてしまう、
結局矯正させて終わる、というような現象も、
「本当の意味で自立していないから」
と言えるのでしょう。
■「人間関係の成功」ができない理由。
その前提条件は、
掘り下げていくと、
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
ができていない、
つまり
「本当の意味で自立をしていないから」
なのです。
■人間関係を良好にするためには
まず自分の軸を安定させることです。
周りから何を言われても、動じない。
自分は、自分の成すべきことを知っており
その道を歩いているという自負がある。
そのために、
自分がやるべきことを知り、
自分との約束も守れている。
人は人、自分は自分の道を
歩むことができている。
そんな時に人はようやく、
「誰かと共に、成功をしよう」
と心から思えるのです。
【私的成功は公的成功に先立つ】
のです。
と、少し長くなりましたので
本日はここまでといたします。
次回は、公的成功の後半の旅路を進む上での
もう一つの装備品
『信頼残高』
というキーワードについて、お伝えいたします。
この考え方、超大事。
お楽しみに。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<今日のまとめ>
・ここまで7つの習慣の
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
についてお伝えしてきた。
・ここまでの習慣を実践することで
「私的成功」の状態に至ることができる。
・それは自分のミッションを知り、自律し、
自分をコントロールできるため、自尊心が保てて
本当の意味で自分を好きになれる、という状態である。
・この状態でなければ、深い人間関係と、
シナジーを生み出すことはできない。
どこかで「対立」または「逃避」となってしまう。
・ゆえに、より良い人間関係と「公的成功」を目指す上で
第1〜3の習慣を意識し続けることが極めて重要である。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あ
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
=======================================================
<本日の名言>
必死に戦っている時よりも、うまくいっている時のほうが心配だった。
何もかもが順調な時は、突然何かが台無しになるのではと、
気になって仕方なかった。
ウォルト・ディズニー(1901-1966)
=======================================================