最近の「News Picks」は実に面白い
(本日のお話 2515字/読了時間4分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は5件のアポイント。
夜は10キロのランニング&読書。
*
また、先日ご案内しておりました、
「ミッション探求ワークショップ」
ですが、おかげさまで締切となりました。
お申し込みいただきました皆さま、
誠にありがとうございました!
■さて、本日のお話です。
最近、『News Picks』という
Webメディアを見ることが多いのですが、
大変勉強になっております。
今日はこの動画を視聴しつつ感じた
「情報収集のポイント」について
思うところを皆さまに
ご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【最近の「News Picks」は実に面白い】
それでは、どうぞ。
■私の周りの活躍している友人、知人が、
「最近、News Picks良いメディアになったよね」
と言っているのを耳にしました。
前は、見てもいない会員費を垂れ流しにするという、
なんともありがちなサブスクの罠にはまっていましたが
有料会員での登録を復活し、
最近、結構見るようにしています。
そして、実際に、
実にも面白く、ためになり、
かつ仕事でも役に立っていると思うのです。
特に、お客様との
情報交換の際などはそう。
■ちなみに
『News Picks』と連呼していますが、
それはなんぞや?
という方もいらっしゃるかと思います。
以下、News Picksの説明です。
ネットの情報を整理してみました。
(ここから)
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【News Picks(ニューズピックス)の特徴】
<厳選された経済ニュースをまとめ読み>
ハーバードビジネスレビュー、ブルームバーグ、
MITテクノロジーレビュー、ダイヤモンド・オンライン、
ウォール・ストリート・ジャーナルなど90以上のメディアからニュースを厳選してお届け。
「ビジネス」「テクノロジー」「政治・経済」
「金融・マーケット」「教育、スポーツ」など、幅広いトピックを網羅。
【ユーザー情報】
・高年収のビジネスユーザーにアプローチ可
・男女比率 7:3
・25〜44歳が70%
・年収700万円以上が約30%
【会員数】
・470万人
・月額1,500円の有料会員 約10万人
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
というメディアだそうです。
■全くの個人的な感覚としては
”きらきらビジネスパーソンが
読んでそうなメディア”
(IT、スタートアップ、コンサルのような
可能性にあふれる賢そうな方々)
というイメージで、
地味めな私としては
ちょっと引いていたところがありましたが、
最近見ると、本当に
勉強になるわけです。
■例えば、です。
昨日視聴した、
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WEEKLY OCHIAI
【落合陽一】日本企業を”大改革”せよ
===================
という番組では、
またゲストがすごい。
・富田和彦氏
(経営共創基盤CEO、パナソニック社外取締役
『コロナショックサバイバル』の著者)
・宮田裕章氏
(慶應義塾大学 医学部医療政策・管理学教授
専門がデータサイエンス。切れ味鋭い方)
・安宅和人氏
(ベストセラー『シン・ニホン』の著者。
ヤフー株式会社 チーフストラテジーオフィサー)
・及川美紀氏
(ポーラ 代表取締役社長)
などをゲストに呼び、
「今の日本の問題点を、
各業界の実務家・識者がどのように見ているのか?」
を80分わたり、語り合っています。
■そして、これがとても面白い。
そもそも、世の中の先端で、
政府の有識者会議などで語る人々が
何を語り合うのか。
何が根本的な問題で、
その中で我々は何を選べば
生き残りの可能性が高まるのか。
未来をどう見ているのか。
組織はどうなればよいのか。
そんな事を考えさせてくれて、
かつ聡明な人が、モヤッとした課題を
適切な比喩と、豊富な語彙、
秀逸な要素分解で見える化してくれます。
「普通、こういった人たちの話は
絶対に聞けないよな、、、」
とプレミア感を感じ、
非常に面白いな、と感じたのです。
※ちなみに上記の番組では、
・膨大な中間管理職という、
年収1000万、1500万の給与をもらっている人は
実際は、なかなか価値の証明が難しい。
そして経済的に厳しくなると
一番のリストラ対象になるのは、
この中間管理職の人々になるという現状。
・しかしその中間管理職の多くは、
リーダーとして以下2つ以上できていないと、
価値がない、と言える。
1、課題解決する
2、いい人を採用し、育てる
3、パートナー(お客様)と仲良くなる
+
4,外の人とつなぐ
5,変化を起こす
・しかし、上記の5つのうち
1つもできていない管理職、実は70%くらいいる
さて、自分達の企業ではどうだろうか?
など語られていました。
これも、既存の問題を、
識者が捉えた”新しい参照枠”として
得ることができるものです。
そして、そこに価値があると感じます。
■もちろんこの類の
メディアの好き嫌いがあります。
ある意味、近い話は
別のメディアでも見られるのかもしれません。
ただ、
かつ今をときめく意識が高い
ビジネスパーソンが見ているメディアとして、
かつ予算をかけ、著名なゲストを呼び、
質が高い番組を配信し、見ているのは、
有料会員の、
「たった10万人」
なわけです。
■別に、NewsPicksの回し者でもなんでもないですし、
それを見ているから偉いとか、
すごいとかないと思いますが、
ただ、上記のゲストのような話を
集めている情報源にアクセスしているか、
そうでないかは、
それだけで
・自分が持つ見識の広さ、
・思考の深さ
・世界を捉える目線の多様さ
などに影響を与え、
差別化にもなり得るのでは、、、
とも思うのです。
■自分で思いつくアイデアなど
たかだか知れています。
私もお客様と情報交換するときに
「私はこう思うのですよね」と話をして
「へえー」
「そうなんですね!」
と言われる話は、
大体渡しの場合、自分で思いついたものではなく、
先を言っている各業界の論者の話を
そのままパクって持ってきた時に、
そのリアクションになります。
(私のような)凡人は
賢い方の話をお借りして、
そこに付け足すというのが、
賢い情報収集の戦略ではないか、
とすら思っております。
■今の世の中は、大変便利。
ポイントは、
「良質な情報をまとめて
わかりやすく伝えてくれる場所」
に自分がアクセスできていることです。
■情報は開かれているとはいえ、
人は自分が好きなメディアを
同じ領域でぐるぐると周遊するもの。
ただ、良質な情報源は
自分が知らない他の場所に
ひっそりとある可能性もある。
その一つは個人的に
『News Picks』の有料会員の情報は
含まれているように思います。
その他、
Youtube大学でも
News Picksでも
Economistでも
なんでもよいですが、
「良質な情報をまとめて
わかりやすく伝えてくれる場所」
を探し続け、
”周りの情報通、あるいは深い思考をしている人が
どんなメディアを見ているのか?”
にアンテナを立てておくことは、
自分の未来を見通し、
思索を深め、リスクを避ける上でも
とても重要なことではなかろうか、
と思う次第です。
、、、という、いちユーザーの声でした。
でもNews Picksは
キラキラしていると感じるので
ちょっと苦手です(笑)
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<本日の名言>
もし、私がより遠くをみているとしたら、
それは、先人の肩の上に立っているからです。
アイザック・ニュートン(イギリスの自然学哲学者/1642-1727)
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