「先延ばし」が、自分を気持ちを痛めつける理由
(本日のお話 1388字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、
1件のシステムコーチング。
並びに、近所を散歩しつつ、
ひたすら読書でした。
*
さて、本日のお話です。
7つの習慣のメルマガシリーズが終わり、
通常運行モードのメルマガになり、
ちょっと楽しみです。
やっぱり思いついた時に
思ったことを書くことは
頭も整理されて、楽しいなと感じます。
今日は、週末に参加した
毎月定例の勉強会にて聞いた話より、
とても共感したことがありましたので
皆さまにその内容をご共有させてくださいませ。
タイトルは、
【「先延ばし」が、自分を気持ちを痛めつける理由】
それでは、どうぞ。
■『ツァイガルニク効果』、
という心理学用語があります。
これは
「やりかけのことが気になって仕方なくなる現象」
のことを言います。
ドラマもアニメも、
途中だと続きが気になる、
あの感覚ですね。
■ちなみに、これは
仕事のタスクなんかもそうです。
やりかけていて、
それを先延ばしにしているタスクがあった場合。
ツァイガルニク効果により、
脳内に残り続け、
常に気になり続けます。
「ああ、あの仕事まだ終わらせてないな…」
「あの、メール返してないな…」
「来週期日のレポート、まだ書いてないな…」
「作ると言っていた提案書、
まだ手をつけていないな…」
そうやって、終わらせていないタスクがあると、
脳内が休まらず、緊張感が消えることがありません。
■それが効果的に働いていればよいのですが、
「先送りグセ」が習慣のようになっており、
先送りにしたものを、
更に先送りにして、
常にダムのように
膨大にタスクが溜まっていると、
”ただ、脳内にタスクが存在しているだけで
認知が奪われ続けていく”
ことになります。
■ドラクエ、のようなロールプレイングゲームで、
歩くだけで体力が奪われていく
「毒の沼地」のような場所がありますが、
タスクは脳内に置いておき続けるだけで
あたかも毒の沼地を歩くかのごとく、
自分の精神を疲弊させ、痛めつけるのです。
(この感覚、きっと分かる方にはわかるはず)
■先送りや溜めるのが癖になっていると、
”無意識の精神的な疲弊”
”知らず奪われている認知”
に気づかずに、
段々と重くなったPCを、
なんか効率的じゃない、、、と
ストレスを感じながら使い続ける状況になります。
■ゆえに、今日できることは今日やる。
次から次に
タスクは増えていくのですから、
それは溜めずに処理をする。
それが、精神衛生上、
健やかに仕事をする上で
とても大事なことだろう、
と改めて思う次第。
同時に、アイデアの熟成が必要な
足が長いプロジェクトなどは、
「あえてやりかけにして記憶に留め、
考え続けるように仕向ける」
というのもありかな、と思います。
脳内を上手く使うこと、
とても大事ですね!
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
愚か者が一番後回しにすることを、
賢人はただちに実行する。
どちらもやることは同じ。違うのはタイミングだけだ。
バルタサル・グラシアン(17世紀スペインの哲学者、神学者)
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