メールマガジン バックナンバー

2345号 2020年7月22日

「2種類の疲れ」を自在にコントロールする

(本日のお話 2060字/読了時間4分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件の個別コーチング、
並びに2件のミーティングでした。

最近たくさんコーチングや
システムコーチングを重ねておりますが、
一つのことにフォーカスをすることで、
自分の中で新しく感性が磨かれていく感覚が
しています。

楽しくなってきたので、一般の方向けに
特別価格コーチングキャンペーン(6ヶ月)など
やろうかな...と思い始めている今日この頃
(完全なる思い付き)。ご興味がある方は、
ぜひご連絡くださいませ!
↓↓
https://goo.gl/forms/n7AoHT0xVK3ICcdz2
-



さて本日の話です。

昨日コーチングをさせて頂いた際に、
「疲れには2種類あるよな」と思うことが
ありました。というか、よく思います。

そしてこれは、多くの方がよくハマりがちな
あるあるケースだと思いましたので、今日は
そのお話について、皆様にご共有させて頂き
たいと思います。

タイトルは

【「2種類の疲れ」を自在にコントロールする】

それでは、どうぞ。

■前回の週末(金土日)の3日間、久しぶりに
対面のワークショップに参加しました。
(もちろん環境には配慮した上で、です)

オンラインが中心の今、人と向き合い、
ガッツリ集中すると、ものすごーーく疲れる
のですよね。

しかし同時に、不思議と
充電される感覚もしました。

■その感覚を、参加者の別の方にしたら
「わかる!」と盛り上がりました。

共通の意見としては、

・人と会うと楽しい。

・でも、やっぱり疲れる。
家に変えるとぐったりする。

・疲れるのは気を張るから。

・しかし、エネルギーを発散して、
かつ相手からもエネルギーをもらう
循環する疲れのイメージなので、
充実感が残る疲れである。

という話でした。

(抽象的なイメージですが、
なんとなくわかりますでしょうか)

■コーチングをやっていて、話をしていると

”不満はないんだけども、かといって
満たされているわけでもない”

という何とも言えないモヤっとした心境に
立っている方は、少なくないことに気づき
ます。

何が原因なのかと掘り下げていくと、
よくあるケースとして、

・何かしたいんだけどエネルギーの
ぶつける先がない

・日々、予測できる範囲内でぐるぐる
回っている感じ(一応新しいことはある
けどその割合が少ない)

・平たく言えば、刺激が少ない

という話に行き着きます。

■エンゲージメートサーベイで有名な米ギャラップ社の
元コンサルタントのマーカス・バッキンガム氏は、

「人は絶えず達成感を味わうことを求めてい
る。毎日最高の自分が要求され、最高の自分
がそれに応えているといった感覚」

がエンゲージメント(=仕事の熱意度)にも
影響をしていると語っています。
(『まず、ルールを破れ』より)

その感覚は、エネルギーのぶつけ先がない、
予測の範囲内で終わっている、という
上述の感覚と非常に違いものがあり、

結局、自らのポテンシャルを開放できていない
モヤッと感、と言い変えられるのではない
かと思います。

■では、どうずればよいか?

これは一言、「動くこと」です。

ものすごく当たり前のことを行っていますが
でも大切なことだと思います。

厳密に言えば、

「動くことの疲れ」をいい具合に
生活に取り込むこと

かもしれません。

例えば、「新たな人」との出会い。

自分が普段会っている職場・家族・友人以外
の新しい人、自分がアハ体験をしてしまうよ
うな異業種・異職種・年代も違う、全く違う
生き方をしている人との出会いを求めにい
く。疲れますが、刺激になります。

あるいは、

「新しい学び」との出会いもそうで
興味の赴くままに、そんな領域があったのだ、
まだまだ自分が知らないことがたくさんあるのだ、
という感覚を、意図して求めるのも、刺激になります。

■こういった「動くことによる疲れ」
という名の刺激が、生活に組み込まれて
いることで、

「動かないことの疲れ」
「停滞による疲れ」

は少なくなるかと。

■流れる水は、文字のごとく、
清流のように清らかです。

流れがなく、その場に水が溜まっていると
だんだんと水が澱んでいき、藻が生え、
最後には、腐敗してきます。

人も同じようなもので、
「そのままでいることによる停滞の疲れ」
というものもやはりあるものだな、と思います。

■「動くことによる疲れ」。

それは自分がエネルギーを発散し
循環させることの疲れです。

「動かないことによる疲れ」。

それは自分のエネルギーが停滞し、発散
できず、停滞していく重たい疲れです。

■ポイントは、

「どちらか一方に偏るだけではなく、
バランスを取ること」

です。

ずっと動き続けていて疲れて、
休息もなければ、それはそれで燃え尽き
症候群のごとくなってしまうでしょうし、

かといって動かず休息をとりすぎても、
達成感・成長感もなく、それはそれで物足り
なさが自分を無意識に疲れさせたりします。

動く、止まるの
自分なりのベストバランスを
見つけることかな、と思います。

■今の時代、良質な学びが
どこそこでオンラインで学べたりします。

ある意味チャンスです。
気になるテーマがあったら、取り敢えず
飛び込んで、覗いて見る、というのも
新たな刺激を得る上でも、おすすめだな、
と思っております。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

時を短くするものは何かー活動。
時を耐えがたくするものは何かー怠惰。

ゲーテ(ドイツの詩人・劇作家/1749-1832)

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