一緒にいる時間に、金はかからない
(本日のお話 1443字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、午後から半日のオンライン研修。
想定内のトラブルと、想定外のこと、諸々あり
課題と反省が残る研修でございました…
次回はより良いものにできるよう、改善を重
ねたいと思います。(お忙しい中、ご参加いた
だいたA社の皆様、ありがとうございました)
また研修後、夕方からはシステムコーチング
の実施でした。
*
さて、早速ですが本日お話です。
4連休の中、久しぶりに丸一日なにもない!
ということで、ひたすらマイワールドに没頭し
て映画を見まくっていました。
その中で、クリント・イーストウッド監督の
『運び屋』という映画を見たのですが、
その内容が非常によいなあ、と思うものであり、
皆様に共有させていただきたくなりました。
今日はこの話について(ネタバレもしない程度に)
皆さんに魅力をご共有できればと思います。
タイトルは
【一緒にいる時間に、金はかからない】
それではどうぞ。
■語れるほど映画好きでも無いのですが、
個人的にクリント・イーストウッド監督の作品は
本質的で忘れたくないメッセージをいつも
伝えてくれているなあと、観る度に感じます。
全部見ているわけではないですが、
最近の作品でも、
『ミリオンダラー・ベイビー』
『グラン・トリノ』そして今回の
『運び屋』。
、、、人生で本当に大切なことは何なのか、と
問いかけてくれているように思います。
まるで『7つの習慣』みたい。
(と勝手に思ってます)
■そして、そんな『運び屋』の映画の中で、
こんな台詞がありました。
2つありますが、まず1つ目。
【一緒にいる時間に、金はかからない】。
主人公に諸々事件があり、
お金が入ってくるシーン。
ふと奥さんがつぶやく一言です。
結局、大切なことって、
「大切な誰かと一緒にいる時間ではないか?」、
と問いかけてくれるようです。
■そして、もうひとつ。
【全てのものは金で買えたが、
時間だけは金で買うことができなかった】
という言葉。
齢80歳を超えるクリント・イーストウッドが
語ると、これまた非常に説得力を感じます。
これから生きていて何に後悔して、
何に後悔はしないのだろうか?
考えた時、その時にならないと
わからないこともままあるでしょうが、
その中でも先人の言葉から「後悔をしない基準の一つ」とは、
【自分が大切な人と、大切だと思える時間を
どれくらい過ごせていたか】
は一つ、外せない項目であろう、
と思われます。
まさしく、一緒に過ごした時間は買えない、
のですよね。。。
■“大切な人”というのは
大切だからこそ身近にいて、
いつでも会えるという感覚があるからこそ、
つい共に向き合うことを先延ばしにしてしまったり、
当たり前に一緒にいる時間を大切に
思えなかったりすることもある。
でも、実はそういった何気ないワンシーンが
一番かけがえのない時間だったと、振り返っ
た時に思うのだろう、、、
とこの映画を観て、思ったのでした。
■同じような“日常”でも、
20代のそれと、30代のそれと、
40代のそれと、50代のそれと、
60代のそれと、70代のそれでは、
想像しただけでも、自分も自分の周り環境も、
仕事の責任も、親との関係も、友人の関係も、
あらゆるものに関して、同じ状況は一瞬しか
ないのだと気付きます。
ゆえに、“当たり前”だけど、“当たり前じゃな
い”ということで、変わり続けている日々を慈
しみつつ、大切に過ごしたいな、、、
そんなことをしみじみと考えてしまいました。
当たり前だからこそ、忘れやすい。
ということで、そんな事を思い出したい方は、
『運び屋』、今アマゾンプライムビデオで100
円みたいです。4連休、よろしければ、ぜひ。
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<本日の名言>
感謝しているのにそれを伝えないのは、
プレゼントを包んだのにそれを渡さないことと
同じである。
ウィリアム・アーサー・ウォード(イギリスの哲学者/1921-11994)
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